坂口征二氏が盟友・アントニオ猪木さんの自宅を弔問「やっと休めたかな」

アントニオ猪木さんの自宅を弔問した長州力(左)と坂口征二氏
アントニオ猪木さんの自宅を弔問した長州力(左)と坂口征二氏

 元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木(本名・猪木寛至)さんが1日朝に79歳で亡くなったことを受け、新日本プロレス相談役で盟友・坂口征二氏が2日、都内のアントニオ猪木さんの自宅を弔問した。報道陣の取材に応じ、「やすらかでしたよ。本当におつかれさまでした。肩をたたいてね。やっと休めたかな」と神妙な面持ちで語った。

 最後に話したのは「2か月前」だといい、「『元気ですか?』と聞いたら、『元気そうだな』と言ってくれました」と回顧。「猪木さんに対してはありがとうございますの一言です。俺はまたまだ頑張りますよ」と話した。

 ◇坂口征二(さかぐち・せいじ)1942年2月17日、福岡・久留米市生まれ。65年、明大法学部卒、柔道部出身。同年4月、旭化成工業に入社。「柔道王」の鳴りもの入りで67年2月、日本プロレスに入団する。73年4月、新日本プロレスに入団し、「世界の荒鷲」の異名を取る。89年6月、当時社長だった猪木の参院議員当選に伴い現役引退し社長に。99年6月の会長職を経て、03年にCEO就任(~05年)。二男は俳優の憲二。

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