女子は東海大が3連覇…全日本学生柔道優勝大会

スポーツ報知
女子で3連覇を飾った東海大(カメラ・林 直史)

◆柔道 ▽全日本学生優勝大会 第1日(25日、日本武道館)

 体重別の女子5人制が行われ、東海大が3大会連続7度目の優勝を飾った。

 東海大は4月の全日本女子選手権3位のエース・児玉ひかる(4年)が意地の勝利を挙げた。龍谷大との決勝は0―0で大将戦を迎えたが、本来の階級では3階級下の檀野芽紅(4年)に「小さい相手だと持つのがなかなか難しくて、やりづらさがあった」と苦戦。引き分けで代表戦にもつれ込んだ。抽選で再戦が決まると「本当に悔しくて、絶対に投げてやるって気持ちで臨んだ」と雪辱を誓い、相手の指導3つによる反則勝ちで試合を決めた。

 これで連覇を3に伸ばした。主将の立川桃(4年)は「自分たちの代でも絶対に連覇するという気持ちだった。勝負に貪欲な選手が多くて、練習でも気持ちが伝わってくるので、それが勝因だと思います」と胸を張った。東海大は男子が5連覇中で歴代最多の25度の優勝を誇る。塚田真希監督は「男子が意識の高い練習を積んでいるのを目の当たりにしていて、見ていて感じる部分、参考になる部分がある」と常勝軍団からの刺激も強みに挙げた。

スポーツ

×