久保葵「す・またん!」毎週レギュラーに…シャワーヘッドCM“すっぴん美女”28日は「歩」イベント出演

スポーツ報知
読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」の水曜スポーツコーナーを6月から毎週務めることになった久保葵の大目標は映画女優。「大きなスクリーンに憧れます」

 タレントの久保葵(24)が、今春から大阪・読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」(月~金曜・前5時10分、関西ローカル)の水曜のスポーツコーナーの進行役を務めている。

 現在は隔週だが、6月からの毎週の出演が決定した。「うれしいです。スタジオの生放送は緊張感がありますが、毎週だとリズムもつかめそう。スポーツが大好き。さらに、しっかりやりたい」と意気込みも増している。

 昨春から同番組のロケ企画でリポーターを担当していたが、さらなる飛躍のチャンスを獲得した。「ただ原稿を読むだけになってしまわないように」と、別日でスポーツを担当する立田恭三アナウンサー、諸國沙代子アナウンサーの映像を参考に学んでいる。

 172センチの長身が目を引く。「今は多分173センチ。もっと身長が欲しくて、毎日伸びろ! と思って生きています」。中学・高校はバレーボールに打ち込んだ。小学校卒業時にすでに170センチ近くあり、バレー部の顧問を務めていた中学校の校長が直々「ぜひ!」。大阪選抜に名を連ねるまでに成長した。高校は名門・大阪国際滝井へ。木村沙織さんに憧れ、「木村さんと同じコートに立ちたい。絶対、プロになる」と厳しい環境で鍛えたが、ケガに泣かされた。

 進路を迷う中で思い出したのが小学生時代の「女優になりたい」。父にも強く背中を押され、高校の後輩の姉も所属する「舞夢プロ」の門をたたいた。「高校の3年間は寮生活で携帯電話もなく、親とは文通していたんです。精神力、忍耐力…全部が力になっている。心が折れることはないですね。だから、オーディションなどに参加しても、緊張せず、楽しいと感じるほど。でも、生放送のスタジオは全然違う(苦笑)」。プロ野球のオフはバレーのシーズンでもあり、「番組でバレーの取材もやってみたい。Vリーグの認知度も広めたいし、私の目線で中学生、高校生の活躍をリポートできれば」と期待する。

 全国放送のテレビCMで顔を知っている人も多いはずだ。2018年から「サイエンス」のシャワーヘッド「ミラブル」のCMに出演している。ほおに塗った黒い油性インクをシャワーで洗って消す、あの“すっぴん美女”だ。「コロナの前の、マスクをしてない頃は、東京でも結構、女性に声をかけてもらうことがありました。知っていただけて、すごくありがたい」。バレーに青春を捧げた頃から今も、普段はほぼノーメイクだとか。美肌を保つ秘けつには「お水をたくさん飲む。日焼けをしないようにする。あとはやっぱり保湿。寝る前はベタベタにしています」と笑顔で語った。

 今月28日には読売テレビ「ytv SDGs ウィーク」の最終日イベント「健活!チャリティ・ウォーク2022」(大阪城公園駅広場など、報知新聞社後援)にゲスト出演する。「私も歩くのが大好きで、1日1万歩以上は必ず。前向きな気持ちになるのがいいですね。ファンの方に会えるイベントは初めてなので、すごく楽しみ」と胸を躍らせている。

 「す・またん!」ファミリーとしての躍進とともに、見つめる夢は「映画の主役」。芝居のワークショップにも参加している。長身とあって演出家から「使いにくいところがある」と言われた経験もあるそうだが、憧れの女優に長澤まさみを挙げ、「長澤さんは華やかで目立つけど、例えばその辺で歩いていても周りにうまく溶け込まれる方。そんな役者になりたい」と力を込めた。「大阪で生まれ育って、大阪がめっちゃ好き。『関西の女優と言えば久保葵』ってなるぐらいに」。大目標へ、歩みを進めていく。(筒井 政也)

 ◆久保 葵(くぼ・あおい)1997年、大阪府生まれ。24歳。17年「ミス・アース大阪大会」準ミス。18年の「ウルトラファインバブルシャワー」を端緒に「サイエンス」のテレビCMに起用され、注目を集める。20年にはテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女 season20」にも出演。172センチ、55キロ。3サイズはB85・W62・H89センチ。趣味はスポーツ観戦、ウォーキング、お月様を見ること。プロ野球は阪神ファン。

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