日本テレビの河村亮（かわむら・りょう）アナウンサーが１４日に脳出血のため都内の病院で亡くなっていたことが１６日、明らかになった。５４歳だった。河村アナは１９９１年に同局に入社し、主にスポーツ実況アナとして活躍。巨人戦を中心としてプロ野球中継、箱根駅伝などを担当し、Ｇ戦士からも絶大な信頼を集めた名物アナを、原辰徳監督はじめ、スポーツ報知評論家の高橋由伸氏、村田真一氏らが悼んだ。通夜・告別式は関係者のみで営まれる。
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巨人・原辰徳監督「日本テレビを代表するすばらしい実況アナウンサーでした。各競技に対する知識も非常に豊富で、エネルギッシュな取材の前では、私も圧倒されるような思いをしたことを昨日のことのように思い出します。信頼が置ける存在として、私がプライベートで大学で講演などをする際にもお付き合いしてもらうこともありました。突然の訃報に、ただただ驚くばかりです。４月に入った頃でしょうか。球場で後ろ姿、横顔をお見かけしたことがありました。ですが、どうしたんだろう？というくらい別人のような顔つきをされていて、思わず声をかけることもはばかられました。思えば、その頃から少し体調を悪くされていたのではないでしょうか。ご冥福を心よりお祈りいたします」
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