センバツから継続試合導入…中断場面から後日再開 甲子園でコールド、ノーゲームなくなる

スポーツ報知
甲子園

 日本高野連は18日、大阪市内で理事会を開き、今春センバツ大会(3月18~30日・甲子園)から春夏の甲子園大会で継続試合を導入すると発表した。継続試合は天候不良などで試合が中断された場合、翌日以降に中断された場面から再開し、9回完了あるいは勝敗が決するまで行う。甲子園ではコールドゲーム、ノーゲームがなくなる。地方大会については各地方の高野連が判断する。

 昨夏の甲子園では雨天順延が史上最多7日。降雨コールドゲームが1試合、降雨ノーゲームが2試合あった。1回戦の大阪桐蔭―東海大菅生(西東京)は8回途中で降雨コールドに。打ち切り宣告時には一面が水浸しとなっていた。高野連の宝会長は「もう『幻のホームランは甲子園大会ではない』」と話した。

 また、投手の安全確保のため、金属製バットの反発力を抑え、木製に近づけるための新基準を承認。2年の移行期間を経て24年春に完全移行する。さらに、22年度から顎ガードつきヘルメットの使用を認める。

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