満島真之介、連ドラ初主演でカレー好き風来坊「カレーは人間関係のお手本」

スポーツ報知
連ドラ初主演となる満島真之介。カレー好きの風来坊を演じる

 俳優の満島真之介(31)が10月からトゥエルビ(BS12)で放送される連続ドラマ「カレーの唄。」(全12話)で、主演することが5日、分かった。満島は今作が連続ドラマ初主演で、世界中を放浪するカレー好きの風来坊役を務める。

 両親に捨てられ、毎日カレーを食べ歩きながら1人で生きてきた男・天沢陽一郎(満島)。優秀な弟にコンプレックスを抱く、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰(鈴鹿央士)との出会いをきっかけに、2人の男がおすすめのカレーを一緒に食べながら、悩みを解決し、絆を深めていく。各話ごとに出てくるカレーも見どころの1つで、有名店、隠れた名店、ハウス食品と共同開発したレシピのカレー、「カレーハウスCoCo壱番屋」も登場し、カレーでも視聴者を満たしていく。

 オリジナル脚本を担当する山崎佐保子さんの「カレーは寛大なんだよ。国境も越える」という言葉に刺激を受けた満島。風来坊とカレーの異色な組み合わせとなるが、「人生にはカレーがある。それは我々日本人の持つ不思議な共通点なのかもしれない」と納得の様子。

 「僕にとってカレーは、人間関係のお手本であります。それぞれの具材が絡み合い高め合う。奥が深くて終わりがない。このドラマもカレーのように、素敵な仲間との出会いと縁が絡み合い、心温まる味わい深い作品が出来上がりました。皆さんの心と胃袋を刺激し、愛で満たしてくれるはずです」と“コク”のあるコメントをよせた。

 満島と初共演の鈴鹿央士(20)は「『カレーの唄。』を観ていると、無性にカレーが食べたくなります。僕は観ながらもう食べていました。このドラマは、カレーのようにキャストやスタッフの方々が素晴らしく融合して、温かくて美味しいものになりました。このドラマはまさしくカレーです。観ていて自然と笑顔になるような、幸せを感じることができるドラマです」とコメントした。

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