コストルナヤが電撃移籍 トルソワに続きトゥトベリゼ氏離れてプルシェンコ氏の元へ

スポーツ報知
アリョーナ・コストルナヤ

 フィギュアスケート女子で昨年12月のGPファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤ(16)がコーチを変更することが31日、分かった。エテリ・トゥトベリゼ氏の元を去り、06年トリノ五輪王者のエフゲニー・プルシェンコ氏の指導を受ける。トゥトベリゼ氏が自身のインスタグラムで発表した。

 トゥトベリゼ氏は2018年平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ(18)らを育てた名コーチ。世界のトップが集い、チーム内での競争は激しさを増していた。インスタグラムで「ユリア(リプニツカヤ)はかつてジーニャ(エフゲニア・メドベージェワ)と同じ氷の上に上がることを拒み、ジーニャはアリーナ(ザギトワ)と一緒に練習することを拒否した。そして今、アリョーナからリストを受け取った。だから私たちは彼女と別れた」とコメントした。

 5月には女子でフリー世界最高得点を保持するアレクサンドラ・トルソワ(16)もトゥトベリゼ氏の元を離れ、プルシェンコ氏に師事することになったと発表。平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェエワ(20)は18年にカナダのブライアン・オーサー氏の元に移った。

 昨季女子の主要タイトルを総なめにしたトゥトベリゼ氏の門下生の「ロシア三人娘」のうち、同氏のもとにとどまるのは昨年12月にロシア選手権2連覇を果たしたアンナ・シェルバコワ(16)のみとなった。

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