1953年の米ボストン・マラソンで優勝した山田敬蔵さんが2日に死去していたことが23日、分かった。92歳だった。秋田県出身。
山田さんは52年ヘルシンキ五輪に日本代表選手として出場(25位)。翌年のボストンで、当時世界最高の2時間18分51秒で優勝(のちに距離不足が判明)。その後も競技を続け、09年にはボストン体育協会から同大会優勝などの功績をたたえる記念杯を贈られた。