【Vリーグ】ヴォレアス、入れ替え戦中止撤回へ要望書提出も覆らず

スポーツ報知
ホーム練習場の鷹栖町総合体育館で練習を続けるヴォレアス北海道の選手

 Vリーグ機構が新型コロナウイルス感染拡大により、14、15日に大阪・堺市で無観客で行う予定だったV1・VC長野とV2・ヴォレアスの男子入れ替え戦中止を9日に発表。これを受けてヴォレアスと包括連携協定を結ぶ4市町長が連名で提出した入れ替え戦延期などの「緊急要望書」に対し、11日夜に機構から回答書が寄せられ、改めて入れ替え戦中止が通知された。

 要望書を提出した鷹栖町の谷寿男町長が12日に回答書を開示。機構側は感染収束が不透明であることや、緊急時対策規定の「不可抗力で公式戦中止の場合は、原則として開催要項に定められる開催期間内に再試合を行う」などの理由を示した。V1自動昇格など救済要望に関しては「理事会で議論を行うに足る合理的な理由の提示」を求めた。

 鷹栖町総合体育館を練習場として提供し、試合にボランティアスタッフを派遣するなど支援してきた谷町長は「バレー教室、交流イベントなど地域活性化に貢献してくれているチームのV1昇格は、私たちの悲願でもある。要望がかなう可能性が1%でもある限り、我々も声を上げ続けたい」と話した。

スポーツ

×