宝塚オールスター「タカスぺ」で花組新トップ・柚香光お披露目!柴田侑宏氏追悼企画も

スポーツ報知

 宝塚歌劇の年に一度のオールスター公演「タカラヅカスペシャル2019―Beautiful Harmony―」が21日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで開幕した。

 東京宝塚劇場で公演中の月組を除く、花組、雪組、星組、宙組と専科から選抜47人が夢の共演。花組新トップスター・柚香光(ゆずか・れい)は、11月25日付の就任後初のステージで、トップお披露目の場となった。

 副題の「Beautiful―」は令和の英訳。柚香と星組新トップスター・礼真琴は「私たちもレイですが」とそろって切り出し、会場を沸かせた。

 恒例の各組のコーナーで、花組は柚香とトップ娘役・華優希(はな・ゆうき)が名作「ME AND MY GIRL」のビルとサリーに扮し、ファンの熱視線を浴びた。宙組は「風と共に去りぬ」のレット・バトラー(真風涼帆)とスカーレット・オハラ(芹香斗亜)らが、ハッピを着て「ソーラン宙組」で激しく踊るなどコミカルさを前面に押し出した。

 今年7月に亡くなった名演出家・柴田侑宏氏(享年87)の追悼コーナーも用意され、名曲を歌いつないだ。柚香は「男役、女役の在り方を教えていただきました」。今年の星組全国ツアーで「アルジェの男」の再演で主役を務めた礼は「研1の時の『激情』で、『邪魔だ、どけ!』というセリフが上級生に言えず、廊下で柴田先生に練習を見てもらった。おかげでこんなに大きな声が出るようになりました」と思い出を語った。

 22日も同ホールで上演。

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