コストルナヤ、世界最高得点で首位…日本ファンから「美」と呼ばれる16歳

スポーツ報知
女子SPで演技するアリョーナ・コストルナヤ

◆フィギュアスケート グランプリシリーズ 第6戦 NHK杯 第1日(22日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)で、シニア1年目のアリョーナ・コストルナヤ(16)=ロシア=がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を含む全てのジャンプを成功し、紀平が4月の世界国別対抗戦でマークした世界最高83・97点を上回る85・04点で首位。

 GPシリーズデビュー戦のフランス杯を制したコストルナヤが世界最高得点の85・04点をマークし、首位に立った。演技後は「もちろん常に新しい記録を目指している」と笑顔で話した。

 冒頭の難しい入りからの3回転半で出来栄え点(GOE)2・40点を獲得すると、3回転ルッツ、フリップ―トウループの連続3回転も決めた。ステップ、スピンはすべて最高評価のレベル4を獲得と隙がない。

 トルソワ、シェルバコワとの「ロシアのシニア1年目トリオ」。3人によるGPシリーズ6戦全勝に王手をかけた。日本のファンから「美」と呼ばれる16歳は、フリーへ「自分のことを考えて、自分のジャンプを跳ぶだけ」と集中した。

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