【阪神】甲子園スタンド大改修 座席幅1・5倍サイズに

 甲子園を運営する阪神電鉄は12日、スタンドの座席改修を行うと発表した。目玉は一、三塁アルプス席で、従来の座席幅41センチが1・5倍の61センチに拡大となる。同座席数は現在の約1万2000席から約8000席になる。ただし、今回のアルプス席の座席改修は、あくまでプロ仕様の着脱式で、高校野球開催時はもとの座席幅で使用される。

 内野前方のSMBCシートと、バックネット裏エリアのグリーンシートは、クッション性の高いものにグレードアップする。また、今季まで甲子園の最大収容人数は4万7508人だったが、改修後は4万3508人となる見込み。球場担当者は「以前より、お客様から快適性を求めた意見もありました。そのニーズに応えた形です」と説明した。新しい座席は、20年のオープン戦から使用となる。

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