東京ホテイソン、自主ライブで観客11人…それでも「M―1グランプリ決勝に行きたい」

スポーツ報知
文化放送で生番組を担当する東京ホテイソンのたける(左)とショーゴ、井口裕香

 お笑いコンビ「東京ホテイソン」が21日、都内で行われた文化放送の社長定例会見にゲストとして出席。令和の目標について、「M―1グランプリの決勝に行きたい」と声をそろえた。

 東京ホテイソンは、ツッコミ担当のたける(24)、ボケ担当のショーゴ(25)が2014年に結成。サンドウィッチマン、カミナリが所属するグレープカンパニーの若手有望株だ。

 2017年、たけるが歌舞伎の見得のように両手を広げながら例えツッコミをするスタイルが話題を呼んだ。この独特な漫才について、ショーゴは「2年前の新ネタ発表会の5分前に出来た。たけるが舞台裏で備中神楽調で突っ込んでいたので、それが面白くて『ぶっつけ本番で舞台でやろう』と言った。やってみたらウケたので採用した」とネタ作りの秘話を明かした。

 17年から2年連続でM―1グランプリ準決勝進出するなど着実に力を伸ばしている。令和の目標を聞かれると、たけるは「M―1決勝に出ることが一番の目標」と明言。ショーゴは「昨年は準決勝11位であと2組で決勝に行けたので、今年こそは」と力を込めた。ライバルに、同じ「お笑い第七世代」と称される四千頭身、宮下草薙を挙げた。

 その一方でショーゴは「この間、自主ライブをやったら11人しか来なくて、つらかった。ファンを増やしたい」と嘆いた。

 2人は、4月から声優の井口裕香(30)と文化放送の生番組「RADIO UnoZero」(金曜・後10時10分)で初のレギュラー番組を担当している。

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