【あらすじ】

主人公のアンは働きアリのくせに、いっこうに働かないアリ。
みんなが働いている中、堂々と働かない。
キリギリスのシェールに育てられたせいである。

ある日、女王であるアリー・アント・ワネットが娘のキャシーに帝王学をまなばせていた。
キャシーは一人だけ働かないアンを見て驚いた。働きアリにとって働かないことが許されているのは女王アリのみ。

しかも女王アリも種族繁栄のために日夜、卵を生み続けていたからだ。
働かないアリのアンは、アリたちの裁判でアリの王国から追放されてしまう。
しかし、楽天家のアンは王国から出て旅をするうちに、いろいろな虫と友達になって行く。

その頃、王国では外部から来たハチの侵略にあい、女王はハチたちに殺されてしまう。
旅先でその噂を聞きつけたアンは旅で仲間になった虫たちとともに王国へ帰還する。

何故アンは追放されたアリの王国を助けにむかったのか・・・？
果たしてアンたちは王国を奪還できるのか・・・！？


これはイソップ童話『アリとキリギリス』の続きのお話。