ベルリン・ブランデンブルク国際空港、2020年10月に供用開始

ベルリン・ブランデンブルク国際空港、2020年10月に供用開始

ベルリン・ブランデンブルク国際空港は2017年12月15日(金)、開業時期について2020年10月に供用開始すると発表しました。日にちについては未定ですが、同日に開催された役員会議で開業予定を決定しました。開業までの計画、防火、ドア、スプリンクラーなどの個別のトピックに加え、リスク評価の厳格さなど過去数年間の予測の信頼性に焦点をあて、議論されました。

ブランデンブルグ国際空港は、当初計画では2011年10月末の開港を計画していましたが、工事の遅れから2012年6月開港に時期が延期されたものの、3レター「BER」も決定し、供用開始に向けて準備が進んでいましたが、直前の2012年5月に開港を延期し、再び2013年3月17日の開港に延期、さらに2013年10月27日と延期し、その後は開港時期を明らかにしていませんでした。

延期は、防火システムや空調設備の不備とされており、新たに12億ユーロの追加資金の注入により、工事のやり直しが進められていました。ベルリンの空港を巡っては、ブランデンブルク国際空港の開港を見越し、2008年10月にはテンペルホーフ国際空港が閉鎖、シェーネフェルトとテーゲルの2空港が運用されています。また、テーゲル空港はブランデンブルク国際空港の開港で閉鎖し、シェーネフェルトが新たにブランデンブルク国際空港としてベルリンの玄関として生まれ変わる計画でした。

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