あくびの生起因子に着目した3Dモデルによる情動感染の研究

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抄録

日本人の睡眠時間はここ数年で短くなっており,それに伴い生産性も低下しているという報告がある.本研究では,あくびには低覚醒水準状態からの覚醒効果があるという知見に基づき,非写実的な3Dモデルを用いたあくびの感染を促すVRシステムを提案する.その際,あくびの感染には目領域が深く関与していることに着目し,感染に効果的なモーションを実装した.また,身近な人であればあるほどあくびが感染しやすいという社会的機能説に基づき,使用する3Dモデルへの好感度と感染の度合いの相関についても分析した.

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