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検索結果 160,456 件

  • 深部発酵米酢細群集における<i>Komagataeibacter</i>属酢酸の重要性

    大野 智生, 蒲野 悟史, 古田 真優, 三島 周平, 岩橋 均 日本食品科学工学会誌 71 (4), 115-126, 2024-04-15

    ...<p>深部発酵法米酢における細群集構造の変化を, 発酵開始から終了まで調査した. 細組成の調査により, 酸度の異なる2種類の深部発酵米酢の両方において, エタノール濃度が減少し始めるタイミングにおける<i>Komagataeibacter</i>属酢酸割合の急激な増加, 増加後の高割合での優占の維持が確認された....

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  • 成人における今日の敗血症治療について

    関根 秀介, 鈴木 直樹, 崔 英姫, 岡田 寿郎, 長倉 知輝, 河内 文, 沖田 綾乃 蘇生 43 (1), 1-7, 2024-04-02

    ...<p>敗血症治療は,バンドルを用いた標準化による患者の生命予後を改善する取り組みに加え,質の向上(早期覚知,antimicrobial stewardshipや薬物動態/薬力学を考慮し薬剤の特徴に基づいた抗薬治療,輸液反応性をモニタリングしながら行う輸液蘇生等)についても診療ガイドライン1) 2)にて扱われるようになった。...

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  • Geographic distribution of needle litter microfungi in British Columbia

    Matsuoka Shunsuke, Ito Koichi, 大園 享司 同志社大学ハリス理化学研究報告 65 (1), 8-16, 2024-04

    ...カナダ南西部のブリティッシュコロンビア州において針葉リターに見出される微小類の多様性の地理的分布を調べた。気候条件と地理的な位置が異なる針葉樹林25地点において、トガサワラ属、ツガ属、トウヒ属、モミ属の9樹種の針葉リターを採取し、77種の微小類を分離した。...

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  • ブロッコリー根こぶ病対策の意思決定支援ツールの開発・実装―島原雲仙地域における根こぶ病発生の実態と対策の検証―

    大林 憲吾, 小池 聡, 田中 慶輔, 西崎 昌宏, 石津 直彦, 栗澤 傑, 楠本 亮也, 柳井 瑞帆, 渡邊 亘, 向島 信洋, 大川 英敏, 林 和昭 農業情報研究 33 (1), 44-58, 2024-04-01

    ...<p>LAMP法を用いた遺伝子診断により測定したブロッコリー根こぶ病密度を,圃場ごとに見える化し対策の処方箋を提示できる,ブロッコリー根こぶ病対策の意思決定ツールを開発した.見える化ツールは,生産者圃場ごとの根こぶ病密度・診断結果類型(密度レベル)・土壌pH・診断結果・対処方法,等の項目を営農支援プラットフォーム「あい作」上のマップで確認できる.見える化ツールは,生産者である部会員とJAの営農指導員...

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  • 運動のうつ病予防効果と腸内細叢の関与

    渡邉 知央, 小栁 えり, 青木 孝文, 濱田 大幹, 川島 将人, 山形 高司, マイケル J. クレメニック, 矢野 博己 岡山体育学研究 31 (0), 1-11, 2024-03-31

    ...<p> ヒトの腸内は,生体内最大の微生物生態系であり,推定100兆個の腸内細で構成された腸内細叢は,宿主の健康に大きな影響を及ぼす.本稿では,これまでに蓄積された文献を検討して,腸内細叢の関与という観点から,運動がうつ病予防に有効かどうかを解説する.特に,自発的な運動習慣がうつ病予防に有効であるという事実は,運動が腸内細叢の変化を介して,宿主に有益な効果をもたらし,うつ症状に応じて脳内の遺伝子発現...

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  • 歯内療法の精度向上を試みた症例

    梶川 聖太 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 43 (3), 245-, 2024-03-31

    ...<p><b>“歯内療法の三種の神器”と呼ばれる「歯科用CBCT」,「マイクロスコープ」,そして「Ni-Ti ファイル」を駆使することで,歯内療法の成功率が格段に向上するようになったのは大きな福音といえるだろう.それに加えて,術前の診査診断の精度向上,無的環境下における基本的なプロトコルの遵守により,歯内療法の精度は格段に向上する.今回は,AAE(American Association of Endodonntists...

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  • 室入院中の血液腫瘍患者における予防的リハビリテーション対象者のスクリーニング

    瓜尾 柊, 大隈 統, 森本 貴之, 大林 茂 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 100-100, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>無室入院中の血液腫瘍患者は、強力な治療や活動範囲の制約により身体機能の低下が生じるため、予防的な関わりが必要である。本研究は、無室入院中の血液腫瘍患者の静的安定性に焦点を当て、入院時の簡易的な評価指標から、予防的リハビリテーション対象者を明らかにすることを目的とした。...

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  • 急性期呼吸器疾患患者における骨格筋量指数の変化に影響する因子の検討

    馬場 健太, 岡﨑 秦, 田村 俊太郎 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 340-340, 2024-03-31

    ...呼吸器疾患で入院後、理学療法を実施した19名 (年齢70.7±10.7歳、在院日数26.1± 24.6日、間質性肺炎13名、細性肺炎2名、COPD急性増悪2名、気管支喘息1名、肺膿瘍1名)を対象とした。入院時の情報として年齢・性別・Body Mass Index (BMI)・血液所見 (Albumin、C-reactive protein)の情報を収集した。...

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  • 当院における小児呼吸理学療法介入状況を振り返って

    碓井 孝治, 畠山 冴子, 中波 暁, 小西 道雄, 山田 恵子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 344-344, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p>のべ42例 (男性27例,女性15例)が対象となり,平均 年齢は1歳7カ月±1歳5カ月だった.診断名は気管支炎/細気管支炎22例,肺炎13例,気管支喘息発作7例であった.なお,細以外の起因ウイルスとしてはRSウイルスが26例と最多で,ほかライノ/エンテロウイルス5例,ヒトメタニューモウイルス 4例などであった.酸素療法実施は32例 (酸素マスク31例,ネブライザ...

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  • HACCPシステムに用いる微生物管理手法の実証実験に関する研究

    菊池 裕, 池田 有沙, 千葉 友梨香, 緑川 七彩, 工藤 美奈子, 生魚 薫, 一條 知昭 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_57-1_57, 2024-03-31

    ...</p><p>(結果)</p><p> エアサンプラーを用いて測定した真数及び好気性微生物数は,作業中と比較して作業後で有意差は無かったが,残存率は減少していた.</p><p> フードスタンプを用いて測定した真数,一般生数及び黄色ブドウ球数は,有意差は無かったが残存率は減少していた.各施設の比較では,食品施設1及び2よりA107が少なかった....

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  • 容器内初期酸素量がイチゴジャムの品質に及ぼす影響-外観および官能評価について-

    後藤隆子 7 20-26, 2024-03-31

    ...酸素制御による容器詰食品の品質保持を効果的に実施するため,イチゴジャムの品質と酸素の関係について研究を行った.容器内初期酸素濃度を0,2,5,10および21%に調整し,殺後30℃または5℃で保存した.調査は容器内酸素量と品質(外観,色調,官能評価)について行った.30℃保存の容器内酸素量は保存に伴い減少し,初期酸素濃度が高いほど顕著であった.5℃保存は30℃と同じ傾向を示したが,減少は緩やかであった...

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  • 胆道疾患と腸内細

    中本 伸宏, 金井 隆典 胆道 38 (1), 76-84, 2024-03-31

    ...<p>近年の腸内細の解析技術の進歩により,様々な肝胆道疾患において増加,または減少する腸内細が報告されている.腸管と肝臓は門脈を介して交通があり,腸内細の構成異常,腸管バリアの脆弱化,腸内細およびその代謝産物の腸管外へのbacterial translocation,宿主免疫の活性化などが腸肝軸を介した胆道疾患の発症,進展機序の一つとして報告されているが,未解明な点も多い.本稿において,臨床...

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  • P-mSHELLモデルを用いた分娩期ヒヤリ・ハット事例の発生要因と防止策の現状

    川村 紀子, 髙橋 眞理 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_13-1_21, 2024-03-31

    ...<p> 本研究の目的は,助産ケアにおける分娩期ヒヤリ・ハット事例の発生要因と防止策の現状をP-mSHELLモデルを用いて明らかにすることである.方法は,著者らの先行研究<sup>1)</sup>で得られた助産師が最も印象に残る分娩期ヒヤリ・ハット事例『速い分娩経過の判断遅れ』45事例と『抗薬点滴の間違い』32事例を対象に,助産師の捉える発生要因と防止策についてP-mSHELLモデルの7つの構成要素別...

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  • 肝硬変を伴わずに肝性脳症を来した2型糖尿病の1例

    玉井 杏奈, 薬師寺 洋介, 細井 雅之 糖尿病 67 (3), 164-171, 2024-03-30

    ...<p>69歳男性の2型糖尿病患者,併存疾患に遺伝性毛細血管拡張症があり.炭水化物の制限を意識して4ヶ月後,血糖コントロール悪化と意識障害で入院した.入院後,高アンモニア血症及び門脈大循環シャントの診断に至った.筋肉量の低下が生じないようBCAA製剤投与を行い,緩下剤投与・メトホルミン投与などに加えて難吸収性抗薬であるカナマイシンを開始し高アンモニア血症と意識障害の改善を認めた.蛋白質摂取の量や質,...

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  • 非外傷性膀胱破裂の1例

    鐘ヶ江 紘典, 早川 達也, 植地 貴弘, 首藤 瑠里, 柴崎 貴俊, 宮城 隆志, 竹下 諒, 中村 俊介, 中森 知毅 日本救急医学会関東地方会雑誌 45 (2), 127-131, 2024-03-29

    ...腹部CT検査で膀胱周囲に腹水の貯留があり, 膀胱造影検査で, 膀胱頂部からの膀胱外への造影剤の流出がみられたため非外傷性膀胱破裂の診断で抗薬投与を行い, 待機的に腹腔鏡下膀胱修復術を行った。術後に再度膀胱造影を行い, 造影剤の膀胱外への流出がないことを確認し退院した。今回, われわれは膀胱自然破裂の1例を経験したので, 文献的考察を含めて報告する。</p>...

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  • 喉頭,気管気管支に病変を伴った肺クリプトコックス症の1例

    堤 将也, 山入 和志, 向井 文香, 山口 実賀, 藤井 裕子, 三木 雄三, 柳生 恭子, 眞本 卓司, 少路 誠一 気管支学 46 (2), 96-101, 2024-03-25

    ...</i></b>クリプトコックス症は,莢膜を有する酵母であるクリプトコックス属に感染し発症する深在性真症である.肺と中枢神経系の感染が多いが喉頭・気管病変は稀である.<b><i>症例....

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  • 栃木県の河川敷におけるセスジガムシの季節消長と生息環境

    岩田 泰幸, 栗原 隆, 加藤 敦史, 渡辺 黎也, 山﨑 駿, 内山 龍人, 板倉 拓人, 冨樫 和孝, 平澤 桂 昆蟲.ニューシリーズ 27 (1), 13-20, 2024-03-25

    <p>A new locality of <i>Helophorus auriculatus</i> Sharp, 1884 was recorded in Tochigi Prefecture, which is the northern limit of this species in Japan. In this study area, this species was …

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  • 心臓植込み型電気デバイス感染に人工弁感染性心内膜炎を合併した1例

    岡田 修一, 内藤 滋人, 江連 雅彦, 長谷川 豊, 山田 靖之, 星野 丈二, 中村 絋規, 佐々木 健人, 森下 寛之, 関 雅浩, 田村 重樹 心電図 44 (1), 13-18, 2024-03-22

    ...<p>症例は54歳女性.26年前に他院で大動脈弁閉鎖不全症に対して機械弁による大動脈弁置換術を施行され,完全房室ブロックを合併してペースメーカ植込み(VVI)術を併施された.前医で7ヵ月前にペースメーカ本体の交換を施行された際にポケット感染を合併した.創部を切開し排膿しDebridementを行い,抗生剤投与で保存的加療を行っていたが,血液培養でメチシリン感受性黄色ブドウ球を認める敗血症性ショック...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 鼻副鼻腔炎との鑑別

    増田 佐和子 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 104-108, 2024-03-20

    ...である.局所所見では,鼻腔の膿性鼻汁や咽頭後壁に付着する粘膿性後鼻漏を観察する.ファイバースコープを用いれば中鼻道から後鼻孔に流れる粘膿性分泌物を観察することができる.鼻汁細胞診による好中球や好酸球の観察も有用であり,症状や所見と併せて総合的に診断を行う.現在「小児アレルギー性鼻炎診療の手引き」の作成が進んでおり,今後アレルギー性鼻炎の診断,治療への活用が期待される.一般的に小児の鼻副鼻腔炎は,抗薬...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 藍からはじまる蛍光性トリプタンスリン研究

    川上 淳 色材協会誌 97 (3), 86-90, 2024-03-20

    ...<p>本州最北端の青森県にある国立大学の弘前大学では,2000年から植物の藍から抽出されるトリプタンスリンに関する研究がスタートし,アトピー性皮膚炎の原因であるマラセチア・フルフルに対して高い抗性を示すことや,接触性皮膚炎に対して抑止効果があることなどを報告してきた。...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 3.自己炎症性角化症の病態と多彩な臨床像

    武市 拓也 日本皮膚科学会雑誌 134 (3), 597-601, 2024-03-20

    ...<p>私たちは,炎症性角化症の中で自然免疫に関与した遺伝学的発症因子を有し自己炎症性の発症メカニズムを持つ疾患群を,自己炎症性角化症という概念でとらえることを提唱した.本稿では,無性炎症として多彩な臨床像を呈する自己炎症性角化症の中から,近年報告された遺伝型を有する汎発性膿疱性乾癬の臨床的特徴を概説する.また,最近私たちが報告した<i>JAK1</i>遺伝子の機能獲得型バリアントによる自己炎症性角化症...

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  • 前頭洞炎の頭蓋内・頭蓋骨外進展:Pott’s puffy tumorと硬膜下膿瘍を発症した2症例の報告

    漆畑, 伶, 平出, 拓哉, 大石, 知也, 山田, 智史, 林, 泰壽, 加納, 康太郎, 石垣, 英俊, 黒住, 和彦, 宮入, 烈, 福田, 冬季子 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 28-36, 2024-03-15

    ...や日和見のことがあり,複数種が関与することもある.治療は内科的・外科的治療を併用することが多く,治療経過や予後の観点から適切な選択が重要である.ここに報告する症例では各々,Fusobacterium sp.とPseudomonas alcaligenesが検出され,複数種を想定した抗薬加療を行い,2症例とも外科的治療を要した.副鼻腔炎の頭蓋内合併症は速やかに診断し,細学的検索,適切な抗薬...

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  • 小児の一般的な感染症に対する抗薬投与期間

    宮入, 烈 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 3-9, 2024-03-15

    ...抗薬の標準的な投与期間は経験則に基づいて設定されてきた.多くの場合は治療失敗を回避するために長めに設定されており,薬剤の長期投与によるデメリットは過少評価されてきた.近年,薬剤耐性対策の一環として,抗薬投与期間を短縮する試みが科学的に検証され,ランダム化比較試験や系統レビューの対象となっている.小児の一般的な感染症である,溶連咽頭炎,急性鼻副鼻腔炎,肺炎,尿路感染症については,有効性を損なうことなく...

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  • 平成時代における新生児診療に関する医療訴訟の分析

    飯嶋, 重雄 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 10-20, 2024-03-15

    ...平成時代の事例分析:ビリルビン脳症は,全ての事例で医療側の過失が認定されていた.新生児メチシリン耐性ブドウ球(MRSA)感染症では,原因同定前でも抗MRSA薬の投与義務ありと判示した事例があった.脳室周囲白質軟化症では,出生後の呼吸管理との因果関係や家族への報告・説明の遅れと後遺障害との因果関係を認めた事例があった.新生児急変では,うつぶせ寝関連は全て患者側勝訴,母子早期接触および母子同室関連は...

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  • 熱源の特定に難渋し,向精神薬中断による悪性症候群を疑った1例

    南里 健太, 藤原 修, 仲本 寛, 櫻井 裕之 熱傷 50 (1), 12-17, 2024-03-15

    ...数日間の抗薬治療を行ったが軽快せず, 第7病日に手術を施行したが, 術後も解熱しなかった. 第17病日から誘引なく解熱し, その後発熱なく経過した. 熱源については不明であったが, 後ろ向きに考察したところ, 常用していた向精神薬が入院後中止されていたことから向精神薬中断による悪性症候群が疑われた....

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  • 0.1 kGy以下のガンマ線照射によりDNA中に生成する5,6-dihydrothymidineの高感度定量法の開発

    藤原 拓也, 福井 直樹, 古田 雅一, 高取 聡 RADIOISOTOPES 73 (1), 35-46, 2024-03-15

    ...この方法を用いて、殺を目的とした比較的高線量(≥0.5 kGy)の照射履歴を動物性食品および植物性食品の双方において検出することが可能である。一方、検疫処理や発芽抑制を目的として照射された比較的低線量(<0.5 kGy)の食品を検出するには、線量の低下に伴いDHdThdの生成量が少なくなるためより高い感度を要する。...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • Re-epitypification of <i>Neofusicoccum laricinum</i>

    Hattori Yukako, Nakashima Chiharu, Masuya Hayato Mycoscience 65 (2), 47-48, 2024-03-06

    <p>The lectotype and epitype of <i>Neofusicoccum laricinum</i> proposed in previous studies failed to meet the requirements of the International Code of Nomenclature for Algae, Fungi, and Plants. …

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  • 経上皮電気抵抗測定のための簡便に作製できるマイクロ腸管モデルの開発

    児玉 玲, 佐藤 記一 分析化学 73 (3), 117-121, 2024-03-05

    ...<p>腸管吸収や腸内細叢に関する研究のためにマイクロ腸管モデルが注目されている.この腸管モデルを構築するためには,単層培養した腸上皮モデル細胞が細胞間にしっかりとしたタイトジャンクションを形成していることが必要であり,それを確かめるために経上皮電気抵抗(Trans-epithelial electrical resistance, TEER)を測定することが必要である.そこで,一般的な生化学系の実験室...

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  • 施工後27年が経過したアクロス福岡の屋上緑化植栽基盤中の真

    大澤 啓志, 吉岡 威, 能勢 彩美, 肥後 昌男 日本緑化工学会誌 49 (3), 320-325, 2024-02-29

    ...<p>施工後27年が経過したアクロス福岡の植栽基盤中の真相についての実態把握を試みた。DNA検出数は,担子門Basidiomycota及び子嚢門Ascomycotaがそれぞれ4割程度を占め,次いでケカビ門Mucoromycotaもしくはクサレケカビ亜門Mortierellomycotaの割合が多くなっていた。...

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  • ネコとの接触で生じた<i>Pasteurella multocida</i>による急性喉頭蓋炎の気道緊急の1例

    沼田 儒志, 佐野 秀史, 守屋 まりこ, 大竹 成明, 金村 剛宗, 奈倉 武郎, 弦切 純也 日本臨床救急医学会雑誌 27 (1), 63-67, 2024-02-29

    ...急性喉頭蓋炎による気道緊急と判断し,経口気管挿管後に抗薬,ステロイド療法を開始した。初療時血液培養で<i>Pasteurella multocida</i>が検出された。第5病日の画像検査で咽頭・喉頭膿瘍は改善し,第7病日に抜管した。再度病歴聴取を行ったところ,飼育ネコとキスをするなどの濃厚接触が日常的に行われていたことが判明した。...

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  • 歯周治療による咀嚼機能回復は血糖コントロール改善に寄与するか?

    三辺 正人, 山本 裕子, 河野 寛二, 中澤 正絵, 山本 龍生 日本歯科保存学雑誌 67 (1), 10-19, 2024-02-29

    ...<p> 歯周病が全身の健康に影響を及ぼす経路については,局所歯周病巣由来の細,炎症性サイトカインやメディエーターが全身循環や消化管を経由して遠隔組織に影響を与える経路とともに,歯周病由来の歯の動揺や喪失,咬合痛による咀嚼能の低下を伴う不良な食習慣・食栄養状態の2つの経路が考えられる.本総説では,歯周治療による咀嚼機能回復が血糖コントロールをはじめ全身の健康に寄与するかという観点から,特に食習慣・食栄養改善...

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  • LED光源を用いたUV-B照射によるイチゴうどんこ病およびイチゴ炭疽病の抑制

    内橋 嘉一, 高野 仁, 田中 雅也, 田坂 勝次, 神頭 武嗣 日本植物病理学会報 90 (1), 5-13, 2024-02-25

    ...とするLED光源(UVL308)と,311 nmをピークとするLED光源(UVL311)によるイチゴうどんこ病および炭疽病の発病抑制を検討した.中発生条件の冬期,秋冬期の試験では,UVL308区のうどんこ病防除価はそれぞれ91.9,86.9と高く,UVL311区の74.8,61.0を大きく上回った.一方,多発生条件の春期の試験では防除価はUVL308区で62.4,UVL311区で64.5となり,殺剤...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 腸球V型ATPアーゼ反応過程の構造解析

    Burton-Smith Raymond N., 村田 和義 生化学 96 (1), 28-35, 2024-02-25

    ...腸球(エンテロコッカス)V型ATPアーゼは,腸球の原形質膜にあるATP駆動型のナトリウムポンプである.その構造の複雑さから,複合体全体の構造は不明であったが,我々は位相差クライオ電子顕微鏡法を用いることにより世界で初めてその全体構造を明らかにした.本酵素では,メインの三つの構造変化に加えてその途中に反応中間体が観測され,合計六つの構造変化を繰り返す.しかし,その実態は不明であった.また,ATP活性部位...

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  • タンパク質の電荷を実感する学生実験の一工夫:リゾチームのイオン交換クロマトグラフィーと中村効果

    今村 比呂志, 神村 麻友, 川瀬 雅也 生物工学会誌 102 (2), 67-75, 2024-02-25

    ...を同定する学生実験を組んでいる.この実験では,リゾチームの吸光度のクロマトグラムと活性値を指標としたクロマトグラムは一致せず,リゾチーム濃度が最大の画分の溶活性値が前後と比べて低下する現象が確認される.この現象は溶された体とリゾチームの複合体沈殿物により,見かけ上の溶活性を低下させるために起こる.そこで筆者らは,溶後にアルカリ溶液を加えて共沈殿を分散させることで,反応液が透明化すること(中村効果...

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  • 小児の臍部における術野消毒の有効性

    大畠 雅之, 藤枝 悠希 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (1), 38-43, 2024-02-20

    ...</p><p>【結果】対照群,クロルヘキシジン群,オラネキシジン群の細培養ではオラネキシジン群の1例を除く29例で種が検出された.検出された種は<i>Staphylococcus epidermidis</i>が30例中29例から,次に<i>Corynebacterium sp....

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  • 1.痤瘡治療における抗薬の使用状況

    佐々木 優, 林 伸和 日本皮膚科学会雑誌 134 (2), 289-295, 2024-02-20

    ...<p>尋常性痤瘡治療ガイドラインでは抗薬の適正使用を推奨しているが,近年薬剤耐性アクネの検出率が増加している.痤瘡患者を対象としたレセプトを用いた調査では,依然として外用・内服抗薬が治療の主体であり,再診率や維持療法移行率が低い結果であった.薬剤耐性回避のためには,抗薬の単独使用の回避と確実な維持療法へ移行が望まれる.また,集簇性痤瘡などの難治性の痤瘡への抗薬長期投与を防ぐために,有効性...

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  • 多発皮膚潰瘍を呈し難治性壊疽性膿皮症として治療されていた播種性皮膚リーシュマニア症の1例

    小林 由季, 伏間江 貴之, 和田 麻依, 新川 紗由香, 三條場 千寿, 後藤 康之, 大内 健嗣, 舩越 建 日本皮膚科学会雑誌 134 (2), 321-328, 2024-02-20

    ...<p>54歳男.海外渡航歴多数あり.初診3年前に左肘潰瘍を生じ,他の部位にも拡大.他院にて非結核性抗酸症,その後壊疽性膿皮症と診断され治療を受けたが難治であった.顔面・体幹に多発皮膚潰瘍あり,病理組織学的に稠密な炎症細胞浸潤と壊死像,キネトプラストを有する虫体をみとめた.PCRで原虫種を同定し,播種性皮膚リーシュマニア症と診断.ステロイド中止,リポゾーム化アムホテリシンB,イトラコナゾール投与後,...

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  • 慢性仮性腸閉塞に合併した<i>Rhodococcus erythropolis</i>による敗血症性肺塞栓症の1例

    高山 慶太, 田附 裕子, 宇賀 菜緒子, 出口 幸一, 正畠 和典, 野村 元成, 渡邊 美穂, 神山 雅史, 上野 豪久, 奥山 宏臣 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (1), 68-72, 2024-02-20

    ...に対し,精査されていたが原因不明であった.咳嗽あり,胸部CTにて両肺野の多発結節影が出現し,末梢血液培養にて<i>Rhodococcus erythropolis</i>が検出された.CRBSIおよびSPEと診断し,抗剤治療を8週間施行し血液培養は陰性となったが,抗剤終了後に再度発熱と血液培養陽性となったためカテーテルの入れ替えを施行した.カテーテル入れ替え後,発熱は認めず胸部CTにて肺野結節の...

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  • 小児における術後腸内細の変化とその対策

    金森 豊 外科と代謝・栄養 58 (1), 16-20, 2024-02-15

    ...生後早期の腸内細叢獲得には多くの因子が関与しているが, 小児外科疾患患児では抗生物質の使用, 経口摂取制限, 腸管機能異常など, 多くの正常腸内細叢獲得を妨げる因子が存在し, 腸内細叢異常をきたしやすいことが想像される....

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 加飾銀薄膜の抗ウイルス性の評価

    中村 知亜梨, 佐々木 波流, 船津 小麦, 田原 歩那, 前田 秀一 日本画像学会誌 63 (1), 57-60, 2024-02-10

    ...有することを,数種類の細を用いた実験で確認している.本研究では,新型コロナウイルスに類似のウイルスであるバクテリオファージ<i>ϕ</i>6に対する抗活性を評価したところ,加飾銀薄膜はこのウイルスに対しても銀薄膜同等の抗ウイルス性を発現することを確認した....

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  • 深頸部膿瘍,気管切開術を契機にExcessive dynamic airway collapseを発症した1症例

    宮本 大輔, 意元 義政, 菅野 真史, 藤枝 重治 日本気管食道科学会会報 75 (1), 36-43, 2024-02-10

    ...深頸部膿瘍に対して抗薬全身投与による保存的加療を行い改善傾向にあったが,治療開始4日目に呼吸状態の急激な悪化を認めた。内視鏡および頸胸部CT検査で,呼気時の気管膜様部の気管内腔への突出を認めたことからEDACと診断した。非侵襲的陽圧換気によるCPAP療法を行い呼吸状態は安定化したため,治療開始9日目に呼吸器を離脱し,14日目に気管カニューレを抜去した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • 公衆浴場における入浴行為と入浴者数による浴槽水の汚染予測

    岡田 誠之, 前田 信治, 福井 啓太 空気調和・衛生工学会 論文集 49 (323), 1-9, 2024-02-05

    ...<p>公衆浴場の衛生管理の指標としてレジオネラ属が注目されているが,これ以外にも非結核性抗酸,化膿連鎖球,緑膿などのが多く存在し,感染症へ罹患することが考えられるので,浴槽水の水質管理基準が規定されている。...

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  • 左室に腫瘤を形成した肺癌心筋転移の1例

    松田 浩明, 山田 貴之, 廣井 綾子, 荻野 千尋, 門田 有紗, 松井 愛良, 田中 浩美, 松田 綾香, 羽原 利幸, 楢崎 弘務, 八杉 昌幸, 中野 学, 吉田 裕輝, 戸田 博子, 瀬﨑 伸夫 超音波検査技術 49 (1), 28-35, 2024-02-01

    ...高血圧症などにより近医通院中の202X年7月に胸部X線検査で右下肺に陰影を認めたが,高齢のため精査加療を行わず経過観察されていた.翌年11月に血痰や全身倦怠感を認め,CT検査で肺腫瘍が疑われ,当院内科へ紹介となった.経胸壁心エコー図検査では左室壁運動は良好で,左室後壁側の中部~心尖部に心腔へ突出する3×2 cmの腫瘤を認めた.腫瘤は表面不整,輝度は等輝度で一部低輝度部分が混在していた.入院後,補液や抗薬投与...

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  • ブックス

    森林科学 100 (0), 48-51, 2024-02-01

    ...McGill 著、門脇浩明・山道真人・内海俊介 訳「ミッテルバッハ・マギル 群集生態学」/辰巳晋一(森林総研北海道)</p><p>鈴木久美子 著、本橋成一 写真「山に生きる 福島・阿武隈 シイタケと原木と芽吹きと」/小松雅史(森林総合研究所)</p><p>齋藤雅典 編著「もっと根の世界 知られざる根圏のパートナーシップ」/松田陽介(三重大学)</p><p>日本土壌肥料学会・日本ペドロジー学会 監修...

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  • 鼻部に集簇性に生じた肉芽腫性酒皶

    竹内 聡, 石倉 侑, 米田 玲子, 中園 亜矢子, 中原 剛士 西日本皮膚科 86 (1), 5-6, 2024-02-01

    ...いずれの丘疹にも標本中に毛包虫はみられず,Grocott 染色,Ziehl-Neelsen 染色では真,抗酸様構造はみられなかった(図示なし)。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 腹腔鏡下卵巣囊腫摘出術を契機に診断した性交歴がないFitz-Hugh-Curtis症候群の1例

    嬌 沈, 梅田 杏奈, 大谷 梓沙, 西沢 美奈子, 安井 悠里, 堀江  稔, 西﨑 孝道, 大西 洋子 産婦人科の進歩 76 (1), 8-15, 2024-02-01

    ...Fitz-Hugh-Cuitis症候群(Fitz-Hugh-Curtis syndrome;FHCS)は骨盤内腹膜炎(pelvic inflammatory disease;PID)に伴う肝周囲炎で,PIDの12.0―13.8%にみられる.主な病原体は性的接触を介し感染するクラミジアおよび淋である.今回,性交歴がないFHCSの1例を経験した.症例は37歳女性,0妊0産.良性卵巣囊腫に対し腹腔鏡下卵巣囊腫摘出術...

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  • 国内の<i>Trichophyton indotineae</i>感染について

    加納 塁 日本医真菌学会雑誌 65 (1), 7-10, 2024-01-31

    ...<i>Trichiohyton indotineae</i>による白癬は国内においても2020年から散見され,今後拡大する懸念がある.そのため皮膚科診療の参考となるように,分離同定および薬剤耐性機構,国内外の分離状況について解説したい.患部の落屑・痂皮などの鏡検後,体成分を確認し,定法に従ってマイコセル寒天培地などの皮膚糸状分離培地上に試料を接種する.マイコセル寒天培地およびサブローブドウ糖寒天培地上...

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  • かび毒の細胞に対する毒性評価と産生検出に関する研究

    鈴木 忠宏 マイコトキシン 74 (1), 7-12, 2024-01-31

    ...影響も考慮し,AsA添加による細胞増殖の回復と遺伝子発現の正常化を明らかにした.酵母細胞試験に加えて,緑藻類を用いた毒性評価では,特定の光照射条件下で15AcDONとFusXの毒性が異なることが明らかになった.光照射試験によりAF合成の制御を探索した結果,500-525 nmの青緑色光はAF産生を最大化するが,400-720 nmの可視光域ではAF合成を完全に阻害する波長は同定されなかった.AF産生の...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 近赤外線選別法によるアフラトキシン汚染アーモンドロットにおけるアフラトキシンの減衰

    島田 宏一, 松井 良和, 田畑 周, 小林 直樹, 髙橋 治男 マイコトキシン 74 (1), 1-6, 2024-01-31

    ...<p> アーモンドは栄養価が高く菓子原料として需要が高まっている.アーモンド業界においては<i>Aspergillus flavus</i>を含めたアフラトキシン(AF)産生の汚染による製品の損失が大きな問題となっている.アーモンドにおけるAF汚染は業界においてヒトへの大きな健康障害の問題となっており,また,世界的な経済損失をともなっている.われわれは近赤外線を用いた分光選別が高度に汚染された落花生...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • アパルタミド投与後に発症した薬剤性間質性肺疾患および好中球減少症

    小関 昭仁, 鈴木 洋司, 望月 康弘, 杉山 和隆, 酒井 直樹 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (1), 22-27, 2024-01-31

    ...間質性肺疾患と好中球減少症が認められ, いずれも薬剤による影響と考え, 被疑薬の中止とステロイド治療, および, 抗薬とフィルグラスチムの投与により改善した。アパルタミド投与による薬剤性間質性肺疾患は本邦から3 例の報告があり, 好中球減少症の報告は現在までにない。いずれも頻度は低いものの, アパルタミドの重篤な有害反応として現れる可能性を認識する必要性があると考え, 報告する。...

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  • 診療所での白癬原因検索における粘着テープサンプリングの有用性

    西本 勝太郎, 一ノ瀬 弥久, 竹中 基, 室田 浩之 日本医真菌学会雑誌 65 (1), 1-5, 2024-01-31

    ...<i>T. tonsurans</i>はほとんどが高校の接触競技者とその関連であり,男性が79.5%であった.この両種は一時の全国的な流行の後,相の一員として定着しているものと考えられた.<br> <i>T. rubrum</i>はわが国における最も重要な種であり,今回の調査でも性別,年齢をこえて分離され,特に男性高齢者に多い傾向があった.足白癬,爪白癬との関連で注意を要するである....

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  • Dynamic action of an intrinsically disordered protein in DNA compaction that induces mycobacterial dormancy

    西山, 晃史, 清水, 将裕, 成田, 知恕, 古寺, 哲幸, 尾関, 百合子, 横山, 晃, 眞栁, 浩太, 山口, 雄大, 袴田, 真理子, Shaban, AminaKaboso, 立石, 善隆, 伊東, 孝祐, 松本, 壮吉 Nucleic Acids Research 52 (2), 816-830, 2024-01-25

    Mycobacteria are the major human pathogens with the capacity to become dormant persisters. Mycobacterial DNA-binding protein 1 (MDP1), an abundant histone-like protein in dormant mycobacteria, …

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  • 院内微生物検査室稼働開始前後の比較検討(単施設研究)

    寺山 陽史, 三池 寿明, 古賀 万観子, 齋藤 美恵子, 三苫 朝, 灘吉 幸子, 山中 麻衣, 八板 謙一郎 医学検査 73 (1), 106-114, 2024-01-25

    ...喀痰培養検出数はmethicillin-resistant <i>Staphylococcus aureus</i>(MRSA)が147件から293件に増加した。尿培養検出数は<i>Aerococcus</i>属が1件から33件に増加した。薬剤耐性検出数ではMRSAが230件から405件に増加した。薬剤感受性検査実施数では1種実施が1,674件から1,387件に減少した。...

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  • 寝たきり状態の高齢者に認めた消化器ハエ症の1例

    小野 拓哉, 住吉 立, 高橋 彩, 小原 啓子, 藤木 和彦, 小川 薫, 三木 徹, 岡崎 恭次 日本老年医学会雑誌 61 (1), 80-83, 2024-01-25

    ...<p>症例は75歳男性.既往歴は2型糖尿病,膿胸術後など.慢性肺疾患による活動性低下で体動困難となり当院救急搬送され脱水症で入院となった.入院後2日間においてオムツ内に数匹の虫体が確認された.検査結果はハエの幼虫であり,消化器ハエ症と診断した.ハエの幼虫が確認できなくなった後で発熱あり,二次感染と考え抗薬投与を行い改善した.後日家族が自宅の掃除を行ったが,ハエやハエの幼虫は発見できず感染経路やハエ...

    DOI PubMed

  • 全自動尿中有形成分分析装置UF-5000を利用した薬剤感受性推測の可能性

    三輪 佑果, 竹澤 理子, 福田 弥生, 長谷野 優作, 井上 真理奈, 鵜原 日登美, 小野 由可, 石崎 一穂 医学検査 73 (1), 78-84, 2024-01-25

    ...<p>尿路感染症における薬剤耐性への取り組みとして,全自動尿中有形成分分析装置UF-5000で細数が測定できることを利用し,原尿に直接感受性ディスクを入れ反応させることによる細数の変化から,薬剤感受性結果の推測が可能かを検討した。...

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  • 尿沈渣分析装置AUTION EYE AI-4510における未分類値の検討

    菱木 光太郎, 児島 世梨, 軽部 紀代美, 宮後 とも子, 池田 勇一, 小笠原 洋治, 海渡 健, 越智 小枝 医学検査 73 (1), 85-90, 2024-01-25

    ...AI-4510の未分類値によりA群:0.0~9.9個/μL(1,676件),B群:10.0~19.9個/μL(1,294件),C群:20.0~49.9個/μL(1,308件),D群:50.0個/μL以上(1,338件)の4群に分類し,赤血球,白血球,扁平上皮細胞,硝子円柱,細の5項目についてAI-4510と鏡検法との一致率を多群間検定により比較した。...

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  • 血液培養から<i>Anaerobiospirillum succiniciproducens</i>が分離された1症例

    竹村 さおり, 永田 肇, 蟹谷 智勝, 金森 李佳, 大楠 清文 医学検査 73 (1), 123-129, 2024-01-25

    ...翌日,血液培養から嫌気性らせん状グラム陰性が発育した。市販のキットでは種の同定は不能であったが,後日の質量分析で<i>A. succiniciproducens</i>と同定し,16S rRNA遺伝子解析でも100%一致した。その後,患者は全身状態が改善したため退院した。...

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  • <i>Vibrio mimicus</i>血症の一症例

    田口 舜, 山口 健太, 矢野 智彦, 香月 万葉, 佐野 由佳理, 平野 敬之, 安波 道郎, 福岡 麻美 医学検査 73 (1), 168-173, 2024-01-25

    ...<i>Vibrio</i>属はグラム染色で湾曲したグラム陰性桿様形態として観察される。血液や便などの臨床検体から本形態が観察された場合は,早期感染症診断や抗薬適正使用支援の観点からも臨床へ<i>Vibrio</i>属を疑う旨を報告することが望ましい。</p>...

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  • 組織培養で増殖したノビルの香気成分の解析

    中山 秀幸, 松田 美紀, 大窪 かおり, 大島 一里, 福田 伸二, 石丸 幹二 におい・かおり環境学会誌 55 (1), 20-22, 2024-01-25

    ...<p>ノビルの珠芽を殺し,1/2 MS固型培地上に置床し,発芽した植物体を継代培養することで茎葉培養体を得た.ノビル茎葉培養体の香気成分は,野生ノビルと同様ネギ類に特徴的な含硫成分を含んでいたが,野生ノビルに比較して低含量であった.今回ノビルの大量増殖と長期保存に有用な茎葉培養体を獲得するとともに,組織培養系におけるノビルの香気成分を初めて解析した.</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 生体肝移植後20年以上無再発で良好な経過である原発性硬化性胆管炎の1例

    古味 昌紘, 川中 美和, 木村 美名子, 小田 進太郎, 島田 佳祐, 河田 真由子, 石井 克憲, 谷川 朋弘, 浦田 矩代, 西野 謙, 末廣 満彦, 春間 賢, 長井 和之, 波多野 悦朗, 河本 博文 肝臓 65 (2), 66-73, 2024-01-23

    <p>原発性硬化性胆管炎(PSC:Primary sclerosing cholangitis)の発症や急速な進行を肝生検とMRCP(Magnetic Resonance Cholangio Pancreatgraphy)にて確認し,治療として施行した肝移植後も20年以上無再発で長期観察できた1症例を経験した.初診時の肝生検やMRCPではPSCを疑わせる所見は認めず,3年後にPSCと診断,その後…

    DOI Web Site 参考文献14件

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