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検索結果 90,912 件

  • 腫瘍摘出術前にGnRH依存性思春期早発症への移行が確定診断された小児精巣Leydig細胞腫の1例

    久田 正昭, 渋井 勇一, 武本 淳吉, 宗崎 良太, 孝橋 賢一, 木下 義晶, 田口 智章, 田尻 達郎, 家入 里志, 高槻 光寿 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 172-180, 2024-04-20

    ...<p>症例は10歳1か月の男児.軽度の精神発達遅滞と成長ホルモン分泌不全性低身長症のため前医小児科にて経過観察されていた.9歳10か月時に急激な二次性徴進行と成長率増加,骨年齢促進を認めたため,前医に精査入院したところ,GnRH依存性思春期早発症の診断に加えて,精巣腫瘍が疑われ当施設へ紹介された.左精巣内に超音波検査で10 mm大の低エコー域およびPET-CTでの集積を認め,悪性を否定できず左高位精巣摘出術...

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  • 小児血液・悪性固形腫瘍患者に対する鎖骨上アプローチを用いた腕頭静脈穿刺による中心静脈カテーテル挿入術の検討

    中目 和彦, 桝屋 隆太, 永澤 俊, 中川 緑, 山田 愛, 木下 真理子, 上村 幸代, 盛武 浩, 家入 里志, 七島 篤志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 158-165, 2024-04-20

    <p>【目的】中心静脈カテーテル(CVC)は小児血液・悪性固形腫瘍患者の治療において使用される.近年,安全なCVC挿入法としてin-plane法を用いた超音波(US)ガイド下鎖骨上アプローチによる腕頭静脈穿刺CVC挿入術が報告されている.</p><p>【方法】小児血液・悪性固形腫瘍患者を対象にout-of-plane法を用いて内頸静脈にトンネル型CVCを挿入した群(IJV群)とin-plane法…

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  • 小児麻酔の実際

    名和 由布子 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 136-140, 2024-04-15

    ...<p> <b>【要旨】</b> 日常診療の対象は成人が圧倒的に多く,小児医療に関わる医療者も成人に比べると少なく,さらに周術期管理となると職種にかかわらず苦手意識をもたれがちである.小児は成長や発達の過程にあり,麻酔に際して成人とは異なる配慮が必要である.歯科麻酔と小児麻酔はその対象となる患者背景や麻酔管理に関していくつもの共通点がある.小児症例の多い施設であっても,その周術期管理や麻酔方法は施設により...

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  • 幼児期前期の母子間の相互的なふれあい遊びがアタッチメントに及ぼす影響の探索的研究

    畠山 久司, 助川 文子, 山西 葉子, 高島 紀美子, 伊藤 祐子 作業療法 43 (2), 185-193, 2024-04-15

    <p>本研究は,幼児期前期の母子間の相互的なふれあい遊びがアタッチメントに及ぼす影響を探索的に調査した.対象は2歳代の子どもと母親の36組とし,母子間の5分間のふれあい遊びを分析した.アタッチメント評価は質問紙を用い,ふれあい遊びの評価は子どもの身体接触の合計時間等の量的項目と母子間の相互作用の項目とし,二項ロジスティック回帰分析で関連性を検討した.結果,アタッチメント安定性は,ふれあい遊び前に…

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  • 発達障害のある女子グループ活動の実践報告─居心地のよいこと探しプログラム─

    佐田久 真貴 小児の精神と神経 64 (1), 57-63, 2024-04-01

    ...自閉スペクトラム症や注意欠如多動症など発達特性のある女子グループを対象に,“居心地のよいこと探しプログラム”を立案・実践した.居心地のよい場所・感覚・環境・会話をテーマにし,日常生活や学校生活がより円滑に居心地よくなるよう,仲間とともに考える場面になるよう設定した.参加者が直面する困難さは個々に異なるが,仲間が定期的に集い,それらを共有して対策の示唆を得ることを促すグループ支援の有用性をQOLやwell-being...

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  • 看護教員による肝炎医療コーディネーター研修を活かした「慢性肝疾患患者への看護」に関する講義の教育効果

    川久保 愛, 古賀 明美, 江口 有一郎 肝臓 65 (4), 172-178, 2024-04-01

    <p>肝炎医療コーディネーター(以下,肝Co)である看護教員が看護学生に行った「慢性肝疾患患者に対する看護」の講義の教育効果について,質的記述的分析を行った結果6カテゴリーを見出した.本講義により【肝疾患の特徴を踏まえた看護の必要性】【多職種連携で病期や患者に合ったセルフケア支援の重要性】【肝疾患の早期発見・治療のための周囲への受検勧奨が重要】【患者および家族への心理的支援の重要性】といった認知…

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  • 臨床神経生理研修カリキュラムが定める到達目標グレードの妥当性の検討

    神 一敬, 植松 明和, 内山 真, 川合 謙介, 川端 茂徳, 小林 勝弘, 酒田 あゆみ, 高橋 修, 内藤 寛, 花島 律子, 藤原 俊之, 矢部 博興, 園生 雅弘 臨床神経生理学 52 (2), 95-111, 2024-04-01

    <p>日本臨床神経生理学会は, 脳波部門, 筋電図・神経伝導部門の2分野の専門医・専門技術師制度を運用している。専門制度委員会が「臨床神経生理専門医・専門技術師研修カリキュラム (案) 」としてまとめた, 身につけるべき知識・技能の到達目標としてのグレードの妥当性を検証するためのアンケート調査を行った。委員会設定グレードが妥当であるという回答が80%未満に留まったものを, …

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  • 脳科学的観点からいじめ当事者のナラティブを考える

    虫明 元 小児の精神と神経 64 (1), 36-41, 2024-04-01

    ...いじめは複数の当事者が関わる心身の痛みを伴う問題である.学童期はまだ成熟途上で心身のアンバランスになりやすい時期ともいえる.脳科学の観点からは人の前頭葉は発達が遅く青年期まで成熟に時間を要し,アタッチメントやメンタライゼーションも経験を通じて成熟するが,学童期は発達途上であり適切な経験がいじめ防止につながると考えられる.学校で行われるプレイバックシアターでは語りと演技によりいじめの現場でのさまざまな...

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  • 新型コロナウィルス感染症パンデミックが教育に与える社会心理学的影響

    ナイト, ジェームズ 文化学園大学紀要 55 77-86, 2024-03-31

    ...対面での社会との関わりの欠如は、深い孤独感と孤立感をもたらし、生徒の総合的な幸福感と心理的発達に影響した。本研究は、教育における社会的交流の恒久的な重要性を探り、心理的支援、回復力の構築、そして学習の社会的かつ心理的側面に対処する対策の必要性を強調するものである。このような要素の重要性を認識することは、高い自己評価と自負心を得る貴重な意識を持った多才な生徒を育成するためには最も重要なことである。...

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  • 年中児を対象とした名前書字の評価方法の検討 : パイロットスタディ

    中村, 哲也, 小林, マヤ 東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科紀要 : リハビリテーション科学 20 (1), 3-11, 2024-03-31

    ...拒否する,自分の名前にある文字が数文字書ける,自分の名前の文字数が理解できる(文字形態は不正確),名前が正確に書ける,の順に発達していくことが明らかとなった.また,名前書字の発達段階と言語検査の間で有意な相関を示したのは音読のみであった(ρ=0.46,p<0.05).これは,対象年齢が限られていたためと考えられ,今後は年齢層を拡大して調査していく必要があると思われた....

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  • 摘果の有無が一季成り性イチゴ系統‘信大SUS-1’の生育・収量に及ぼす影響

    勝山, 優花, 小林, 篤央, 竹田, 愛美, 中野, 日陽, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 22 23-29, 2024-03-31

    ...指標として肥培管理を行い,着果制限が生育・収量に及ぼす影響について検討した.生育調査では,草丈および草高の試験期間全体の平均値において,摘果区は無摘果区に比べ有意に高い値を示した.その要因として,‘信大SUS-1’は草勢が強く,着果制限により栄養成長が促進されたためと推察された.しかし他の調査項目で試験期間全体の平均値において摘果区が高い傾向がみられたが有意差が認められなかったことから,花房や花器の発達...

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  • 特別活動がもつ発達支持的生徒指導の機能を意識した学級経営

    渡部 裕司 日本特別活動学会紀要 32 (0), 75-84, 2024-03-31

    ...そうした課題を、特別活動がもつ発達支持的生徒指導の機能を意識しながら、生徒たち自身に気づかせ、解決させたい。そこで、生徒が作成した学級目標を達するためのチェックリストを毎月末に行い、その結果から学級の現状について考えさせる実践を行った。...

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  • オンラインビデオ通話での運動介入により自閉症スペクトラム症児の前転運動の目標が達成された事例

    宇田 紗彩, 堂面 勝哉, 後藤 颯人, 橋本 咲子, 楠本 泰士 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 112-112, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p>自閉スペクトラム症 (以下ASD)はコミュニケーションの困難やこだわり、常同行動が行動の特性として見られる神経発達症の1つである。ASDには運動の障害である発達性協調運動障害が頻繁に併存し、粗大、微細運動、姿勢制御の問題があると言われている。運動の障害は日常生活や学校での活動への参加に支障をきたすことが示唆され、支援の必要性があると考えられる。...

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  • 眼球運動トレーニングによってバランス能力が向上し転倒が減った協調運動障害の一症例

    多賀 咲帆, 遠藤 壮馬, 佐々木 弘之 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 116-116, 2024-03-31

    ...運動発達歴は定頸2か月、寝返り6か月、座位 8か月、四つ這い11か月、つかまり立ち1歳1か月、伝い歩き1歳2か月、独歩1歳4か月であった。理学療法開始時点での片脚立位保持時間は最大10秒であった。全体像として、PTで運動課題を行っている間でも他児やおもちゃに気を取られやすいことや、セラピストが母と話している間にじっと座っていることが困難な様子が見受けられた。...

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  • 脳性麻痺を呈する子どもの抑うつ傾向の調査―多施設共同研究

    浅野 大喜, 武田 真樹, 阿部 広和, 儀間 裕貴, 信迫 悟志 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 125-125, 2024-03-31

    ...., 2023)では,スポーツへの参加や身体活動の頻度がCP児の抑うつを減少させる可能性が報告されている.本研究の目的は,脳性麻痺を呈する子どもの抑うつ傾向について定型発達児と比較し,問題行動との関連について調査することである....

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  • 幼児の行動特性と運動能力との関係

    成田 亜希 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 144-144, 2024-03-31

    ...また、5歳児は、 自己中心的な世界から他者との関係を理解しはじめる時期であり、運動の特性と仲間関係の問題から発達的課題が窺える。特に、両足連続跳び越しのような「両足を揃えてつけて、10個の積木を1つ1つ正確にそして迅速に連続して跳び越す」「始め!...

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  • 定型発達児における追視や注視を行うゲーム施行中の眼球運動

    高橋 恵里, 楠本 泰士, 仲村 佳奈子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 146-146, 2024-03-31

    ...定型発達児における眼球運動の発達や年齢ごとの特徴を明らかにできると、発達障害児等への介入における目標設定やプログラム内容に活かすことができる。 そこで本研究では、ゲーム施行中の定型発達児の眼球運動を観察することで、定型発達児の眼球運動の特徴を明らかにすることを目的とした。 </p> <p>【方法】</p> <p>5歳以上の定型発達幼児・児童を対象とした。...

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  • 肢体不自由者における物品の掴み方を通した上肢の動作遂行能力と上肢骨格筋構造の関係

    石倉 英樹, 奥田 智沙, 白石 航史郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 149-149, 2024-03-31

    ...これは、把握可能群で上肢の動作遂行能力が高いことにより、手指の動きを日常的に使用することが増え、前腕の筋群の発達に影響したと考えられる。筋輝度について調査を行った先行研究では、筋輝度の上昇が筋力低下や病変の早期から生じることや、筋内脂肪・結合組織の増加などを反映していることが報告されている。本研究の筋輝度結果では、把握不可群で上腕・前腕の輝度が高値となっていた。...

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  • 独歩可能児のSDR術後経過 -粗大運動能力改善に関わる術前要因の検討-

    小野 泰輔, 上原 久人, 山田 知 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 152-152, 2024-03-31

    ...エリクソンの発達段階では、5歳前後は言語能力や認識力が高まる時期で、様々な課題に取り組む、物事を達成す ることにより次の課題への「勤勉性」も見られるとされており、改善が図れた1つの要因になったとも考えられる。 今回の結果から独歩可能児でSDR術後1年の改善に関わる術前因子に年齢が示唆されたが、GMFCSⅠとⅡの改善度に違いが出た要因について十分な調査・検討が行えていない。...

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  • 痙性対麻痺児に対する髄腔内バクロフェン療法とロボットスーツHAL®での歩行練習を併用した集中的介入の報告

    西川 良太, 佐藤 紗弥香, 小松 昌久, 増田 智幸, 夏目 岳典, 大多尾 早紀, 那須野 翔, 竹内 史穂子, 白井 真規, 本林 光雄, 三澤 由佳, 宮入 洋祐, 稲葉 雄二 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 154-154, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法および症例報告】</p> <p> 対象は14歳男性.幼児期からの精神運動発達遅滞を認め,5歳時にペリツェウス・メルツバッハ病 (PLP1遺伝子変異)による痙性対麻痺と診断.6歳時に腸腰筋・内転筋の腱切り術,7歳時にアキレス腱延長術を施行.ITB施行前は,歩行器歩行可能で GMFCSレベルIII,GMFM-88は56.4%,WISC-IV FSIQ47,弱 視 を...

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  • 当院PICUにおける早期離床・リハビリテーション加算前後の身体機能評価の比較

    北村 憲一, 鈴木 暁, 稲員 惠美, 市川 沙希, 佐藤 奎至, 真野 浩志 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 163-163, 2024-03-31

    ...成人と異なり,小児は先天性疾患等が含まれ個別性の高い疾患が多く,発育や発達段階が様々で,ゴール設定が難しいため十分なエビデンスは確立していない.当院では加算の算定が可能になる前より,医師,看護師 (以下Ns),理学療法士 (以下PT)で共同して早期離床プロトコルを作成し, 2021年9月から重症例はリハビリテーション処方により PT,その他はNsが離床を進めた. 2022年5月以降は,基本的には 全例...

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  • Goal Attainment Scalingを用いた脳室内出血後水頭症児への座位活動と移動支援の取り組み

    菊次 幸平 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 169-169, 2024-03-31

    ...P-AFOの用途を、座位や歩行などの運動に合わせてアウトソールの有無で使い分けながら当施設での理学療法と自宅、児童発達支援事業所等の生活場面で継続的に使用した。 </p> <p>【結果および経過】</p> <p>3歳6か月には座位保持装置上で介助下での食事が可能となり、1時間持続的に座位を保持することができるようになった。...

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  • 修正36週で慢性肺疾患と診断される極低出生体重児のDubowitz神経学的評価スコアの特徴

    峯 耕太郎, 儀間 裕貴, 笹尾 丞子, 矢島 侑実, 丸山 秀彦, 諫山 哲哉, 上出 杏里 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 41-41, 2024-03-31

    ...また,慢性肺疾患 (CLD)はVLBWの合併症として多い疾患であり,従来の定義では日齢28での酸素投与の有無で診断されるが,修正36週での呼吸補助の方法による診断は,在胎期間の個体差 も考慮されており,より合理的であると考えられている (Jensen EA, 2019).CLDの罹患は中・長期的な発達予後に悪影響を及ぼすとする報告も多い (Cheong JLY, 2018)が,より早期の新生児の神経学的発達...

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  • 訪問看護ステーションにおける医療的ケアのない極低出生体重児の発達支援の取り組み

    川島 瞳, 辻 悦子, 荒川 依子, 伊藤 百合香, 梶原 厚子, 岡崎 薫 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 45-45, 2024-03-31

    ...また発達面の問題の発生頻度も高いことから療育上の問題が生じやすいと報告されている。今回、近隣の総合周産期母子医療センターである東京都立小児総合医療センターと連携の元、訪問看護ステーションにおけるハイリスク児への育児支援・発達支援の機会を得たのでここに報告する。...

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  • 独歩を獲得した健常幼児の発達状況と靴の形状の関係

    高木 健志, 新田 收, 高橋 恵里, 楠本 泰士 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 57-57, 2024-03-31

    ...除外基準は、発達障害、知的障害、神経系疾患、整形外科疾患を有する者とした。 </p><p>2. 測定項目</p><p> 乳幼児の発達状況を遠城寺式乳幼児分析的発達検査法を用いることで評価した。本研究では、日常的に参加者の保育を担当している保育士が評価を行なった。その後、実際の月齢と遠城寺式乳幼児分析的発達検査法における各領域での発達月齢の差 (以下:月齢差)を算出した。...

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  • Ponseti法による先天性内反足治療の中でマニピュレーションを理学療法士が担当した1症例

    堀川 廉, 宮原 侑希, 都丸 洋平, 西須 孝 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 69-69, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 先天性内反足に対するPonseti法による治療は90%近くの症例で良好な成績が報告されており、足部の変形が強く残らない限り運動発達にも大きな支障をきたさないことが明らかとなっている。当院では、2年前より新生児に対するPonseti法治療の中で理学療法士 (PT)がマニピュレーションを行うとともにギプス固定の補助を担当する取り組みを行っている。...

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  • 薬剤治療を受けた脊髄性筋萎縮症患児の運動機能の変化 ―薬剤治療は理学療法目標を変化させるー

    長谷川 三希子, 塚本 栞, 齋藤 潤孝, 北島 翼, 井上 建, 大谷 良子, 荒川 玲子, 作田 亮一, 齋藤 加代子, 上條 義一郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 76-76, 2024-03-31

    ...そのマイルストーンは定型発達とは異なる SMAの特殊性を示すこと、獲得順序が <i>SMN2</i> のコピー数により異なること、CHOP INTENDが50点以上でマイルストーンが獲得される可能性あることが示唆された。一方、CHOP INTENDが40点未満ではマイルストーンの獲得には至らず、先行研究と一致している。...

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  • メロシン欠損型先天性筋ジストロフィー児に対して,関節拘縮と脊柱側弯の予防が重要と感じた2症例

    齋藤 嘉彰 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 81-81, 2024-03-31

    ...腹臥位保持や立 位訓練が困難となったため筋腱解離術を施行.自宅で装具等の使用ができず6歳で下肢屈曲拘縮が悪化し再手術.進学に伴い電動車椅子を作成.7歳で脊柱側弯の進行に伴い座位保持が不安定となりコルセットを作成,同時期に頸部の不安定感が出現.現在のROMは両下肢に屈曲拘縮が軽度,四 肢近位筋のMMTは2 レベル.胡座は不安定であり介助.脊柱側弯はcobb28.3°左凸.呼吸機能検査は正常範囲.知的発達...

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  • 小児訪問リハ初学者のための講習会の考案 ~オンデマンド講義の効果と今後の課題~

    長島 史明, 小林 明弘, 後藤 晴美, 寺原 由佳里 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 91-91, 2024-03-31

    ...オンデマンド講義動画:テーマは、「発達と評価」、「疾患と 特徴」、「リスク管理」、「身体の扱い方とポジショニング」、 「呼吸と循環」、「摂食嚥下」、「補装具」、「コミュニケーションと遊び」、「連携」の9項目。小児リハ経験者が講師となり、1項目60分程度の動画を作成。動画はクラウド上で共有し、いつでもどこでも視聴可能とする。視聴期間は2ヶ月。...

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  • 運動量の確保と食事療法にて小児肥満の改善に至らなかった症例

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 99-99, 2024-03-31

    ...小児では過度な食事制限はせず,必要量の栄養素を摂取し,身長の伸びに合わせた体重維持が重要視される.特に発達障害児・発達遅滞児では,食事や活動に偏りがあることが多く,将来的な肥満リスクが高くなっている.運動量の確保も重要だが,動作の質的な改善も必要となると考える....

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  • 幼児期肥満と粗大運動発達の関連性

    安中 聡一, 十文字 雄一, 長沼 誠, 杉原 敏道, 対馬 栄輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 347-347, 2024-03-31

    ...全国の幼稚園と幼保 連携認定こども園における幼児 (5歳児)の肥満傾向児の割合は, 3.51%と報告されている.肥満は,虚血性心疾患をはじめとする非感染性疾患 (non-communicable disease: NCD)の原因になるといわれており,WHOの指針によると,幼児期はNCDのリスク要因に対し予防効果が期待できる重要な介入時期とされている.幼児期の肥満に影響を及ぼす要因は様々考えられるが,発達過程...

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  • 機能解剖学的視点から見た腱障害の予防理学療法

    江玉 睦明 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 46-46, 2024-03-31

    ...ヤング率,腱のバネとしての性質を表すヒステリシスを計測した.その結果,ATの捻れの程度が「軽度」では力学的特性が低下していた.胎児遺体を対象に捻れ構造を検証した結果,胎児において既に高齢遺体と同様の捻れ構造を呈していた(Edama M, Surg Radiol Anat, 2021).したがって,AT障害は様々な年代で発症する疾患であるため,可塑的変化が期待できる力学的特性にアプローチすることで発育・発達過程...

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  • ブリーフセラピーのアウトカムに対するダイナミック・アセスメントの予測可能性

    田澤 安弘 ブリーフサイコセラピー研究 32 (2), 42-52, 2024-03-31

    <p>本論の目的は,初回面接で実施される状態不安のダイナミック・アセスメント結果から,心理療法のアウトカムを予測可能であるのか検討することである。57人の高特性不安者を対象として初回面接の冒頭と末尾で状態不安の変化量を測定し,その後4回のセッションからなるブリーフセラピーに導入した。セラピーが終結してからおよそ1か月後に効果を検討したところ,特性不安の低減と不安静穏化機能の改善が認められただけで…

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  • 中小規模の周産期医療機関に転職した中堅助産師のキャリアニーズの現状とキャリア支援プログラムの考案

    北川 良子, 川城 由紀子, 川村 紀子, 増田 恵美, 石井 邦子 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_55-1_55, 2024-03-31

    ...,キャリアを発達させるために計画している今後の予定),希望するキャリア支援(現在の施設で提供を希望するキャリア支援,外部の機関に希望するキャリア支援)についてである.分析は逐語録から上記に関する語りを抽出し意味内容を損なわずにコード化を行い,類似性や異質性に基づき抽象度を上げカテゴリーを生成した....

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  • 発達性協調運動障害を呈し短縄跳び技能低下した症例の経験

    石野 愛実, 羽鳥 航平, 横山 浩康 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 115-115, 2024-03-31

    ...今回は、発達性協調運動障害を呈し、短縄跳びの技能低下を示した症例の経験を報告する。 </p> <p>【症例報告】</p> <p>初診時、普通級へ就学中の7歳男児、自閉症・発達性協調運動障害。既往歴に川崎病・冠動脈瘤があり、4歳頃には運動制限があった。現在、理学療法・作業療法介入し、頻度は1回/週。...

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  • 乳児期初期におけるMovement toward midlineと姿勢推定の関連

    Sermpon Nisasri, 根本 清香, 儀間 裕貴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 143-143, 2024-03-31

    ...MTMの定量化は、乳児の運動発達を評価する一助となり得る。本研究で用いた手法は、家庭において特殊な計測環境を必要とせず、また、遠隔で実施することができるため感染予防の観点からも有用であると考えられた。...

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  • 健常若年成人の位置的頭蓋変形と運動パフォーマンスにおける左右差との関連

    内尾 優, 黒米 寛樹, 河野 龍哉, 笹野 真央, 白水 杏奈, 高岡 翼 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 148-148, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 乳幼児期に生じうる位置的頭蓋変形と発達との関連における報告はあるものの、その後のより高次な運動パフォーマンスに及ぼす影響については明らかにされていない。位置的頭蓋変形がその後の成長した運動に影響することが明らかになれば、位置的頭蓋変形は単なる乳幼児期の一過性の問題として捉えることはできない。...

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  • 当法人における小児がん患者のリハビリテーションの現状と課題 ~利用者の特徴からの検討~

    小林 明弘, 長島 史明, 後藤 晴美, 山岸 康幸, 前田 浩利 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 162-162, 2024-03-31

    ...それぞれの発達状況や生活課題に対応する必要がある。疾患分類は脳腫瘍が多く、局所症状に注意しながらリハを進めていくことがもとめられる。リハ初回時の運動機能はさまざまであったが、コミュニケーションは比較的とりやすかった。対象者のニーズ、意思を尊重しながらリハを実施することが重要である。 初診からリハ開始までは約2週間程度であり、症状への対応に加えて自宅環境の調整も検討していく。...

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  • 小児の理学療法介入におけるCOPMの有用性の検討

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 167-167, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに,目的】</p> <p> 発達障害児や診断名のついていない発達遅滞児では,Pediatric Evaluation of Disability Inventory(PEDI)やこどものための機能的自立度評価法(Functional Independence Measure for Children:Wee FIM)などの従来の評価方法で把握することが 難しい問題点が多く存在する...

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  • 極・超低出生体重児の入院期間と理学療法評価の関連

    成瀬 健次郎, 和田 崇, 三浦 真澄, 尾﨑 まり 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 44-44, 2024-03-31

    ...新生児自発運動評価 (General Movements:GMs)はWrithing MovementsまたはFidgety Movementsを定型発達、それ以外を非定型発達に分けた。Modified Ashworth Scale (MAS)は頸部 (屈曲・伸 展・回旋)、上下肢 (屈曲・伸展)を評価した。スピアマンの順位相関係数を用いて入院日数と各変数との関連を解析した。...

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  • Hammersmith乳幼児神経学的検査と新版K式発達検査を行った品胎早産超低出生体重児に関する報告

    西川 良太, 佐藤 紗弥香, 川尻 美和, 田中 明里, 三澤 由佳 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 46-46, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 第1子は第2・3子より修正3ヵ月のHINEは低く,Romeoらの早産児のカットオフ値である53点より低いが,修正6ヵ月ではカットオフ値の62点より高くなり,新版K式も3症例の中で最も高い数値であった.修正3ヵ月で発達が遅れていても,成長とともに児の発達は大きく伸びる可能性が示唆されるため,フォローアップが重要だと考えられる.今後はこれらの症例...

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  • 未独歩に対して、改良成人歩行器が有効であったプラダ―ウィリー症候群小学2年生の一例

    楠 拓也, 井上 あゆみ, 野村 穂乃香 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 58-58, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 15番染色体異常が原因とされるプラダ―ウィリー症候群 (以下、 PWS)の特徴は運動及び知的発達の遅れ、筋緊張低下、摂食障 害など多岐にわたる。運動発達の遅れは乳児期に顕著で、歩行開始後は目立たなくなることが一般的であるが、今回我々は歩行開始が遅く、改良成人歩行器を使用し、独歩を獲得したPWSの一例を経験したため報告する。...

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  • 居宅訪問型児童発達支援から通所の療育へ移行することができた13トリソミー児の報告

    松本 慎平, 毛利 雅英 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 71-71, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p> <p>今回、13トリソミー児に対して居宅訪問型児童発達支援を利用し関わる機会を得た。本疾患は10,000~20,000出生に対して1人程度の割合で発生し、1年生存率が約10%である。合併症も多く、本症例は啼泣時に憤怒痙攣がみられ、数 10秒間呼吸停止を繰り返すため外出することが難しく、居宅訪問型児童発達支援で関わることとなる。...

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  • 遺伝子治療を行った脊髄性筋萎縮症I型の症例の呼吸障害への対応

    味岡 祐美, 藪本 保, 藤井 浩史 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 74-74, 2024-03-31

    ...</p> <p>【結果および経過】</p> <p> 発達について,CHOP INTENDは生後10ヶ月41点,1歳4か月 46点,1歳7ヶ月54点,1歳5か月で実施した新版K式発達検査 (DQ)はP-M:算定不可,C-A:68,L-S:91,Total:57であった.1歳6ヶ月で寝返り可能,1歳8ヶ月で手支持座位可能,腹臥位で頭部挙上不可,定頸は不完全だが正中位でコントロール可能となった...

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  • 先天性筋強直性ジストロフィーに対する理学療法経験―コロナ禍におけるFamily-Centered Careの実践―

    加藤 くるみ, 飛田 良, 和田 直美, 山中 峻吾, 井出 康介, 尾木 祐子, 西澤 侑香, 傍島 宏貴, 吉田 大輔, 西倉 紀子, 柳 貴英 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 82-82, 2024-03-31

    ...その中で、本症例のようにFCCを意識したPTを医療者間で連携しながら行うことで、療育者が主体性を持って、児の成長や発達を感じてもらえる貴重な機会となったと考える。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p> 発表にあたり、患者の個人情報とプライバシーの保護に配慮し、家族から口頭にて同意を得た。</p>...

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  • 在宅における医療的ケア児の位置的頭蓋変形の発症状況と運動発達との関連

    内尾 優, 木庭 小百合, 齊藤 ゆう, 石沢 由香, 平原 真紀 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 87-87, 2024-03-31

    ...評価は、頭部変形評価、運動発達評価とした。頭部変形評価にはArgenta分類を用い、これは位置的頭蓋変形の重症度を 評価する観察的評価であり、1(軽症)~5(重症)に分類される。なお、本研究では分類1にも満たない場合0と定義した。運動発達評価にはアルバータ乳幼児運動発達検査法を用いた。また、母体、周産期の情報について診療録より調査した。...

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  • 居宅訪問型児童発達支援事業開始後4年間の経過と課題報告 難病や脳腫瘍の子どもの地域移行と理学療法実践

    田中 あゆみ, 荒田 幸子, 野村 公子, 馬場 郁子, 小山 栄子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 92-92, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 2018年に新設された医療的支援にとどまらず総合的な社会的支援への移行も視野に入れ、著しく外出困難な子どもに対して居宅を訪問し、児童発達を提供する居宅訪問型児童発達支援事業 (以下事業と略す)が5年目を迎える。京都府で初めて認可された当センターの個別支援計画にとり入れた理学療法実施例について述べこの制度の課題も提示する。...

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  • 他者との運動実践が高齢者の運動継続に及ぼす影響とその心理的メカニズムの検証

    太田 幸志, 原田 和弘 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 200-200, 2024-03-31

    ...</p><p>【倫理的配慮】</p><p> 本研究は、神戸大学大学院人間発達環境学研究科内に設置された研究倫理審査委員会 (承認番号:483-2)の承認を得た上で、ヘルシンキ宣言および「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に従い実施した。参加者には、web調査画面の冒頭で、本調査の説明文を提示し、熟読の上協力の同意が得られる場合は、次ページへ進むボタンを選択するよう教示した。...

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  • 運動器障害を有する者における座位行動研究

    小野 玲 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 85-85, 2024-03-31

    ...車やインターネットの発達に伴う移動や働き方の変化は、生活における人の身体活動を減らし、座位行動時間を大幅に増やしてきている。理学療法士は、疾患を抱えて病院に訪れる人の治療のみならず、疾患に罹患しないまたは重症化させないように予防活動が重要である。そのためには、ライフコースに特有の生活行動と運動器障害の関係を理解する必要があると考える。...

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  • メンタルヘルス不調による病休を生きる体験

    野田 実希, 辻本 浩, 阪上 優 キャリア・カウンセリング研究 25 (2), 66-77, 2024-03-31

    ...本稿では,職業人の再適応やキャリア発達を促す支援にお いても,病休を職業人によって生きられた経験として捉えるという,実存的な水準から支える関わりの重要 性を示した。...

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  • 小学校児童に対する発音の指導の可能性

    阿部 聡生 実践英語音声学 5 (0), 39-57, 2024-03-31

    ...しかし,実践においては年齢に適した指導や,同学年でも個々の発達の違いを認識することの重要性,および教師の英語発音に対する習熟度と認識の重要な役割についての検討事項があり,小学校教員に効果的な発音指導を提供するためのトレーニングも重要であると考えられた。...

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  • 社会問題の教育学を求めて

    辻 浩 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要. 教育科学 70 (2), 1-9, 2024-03-31

    There are various fields in pedagogy that can be broadly divided into two types: one which relates education to real-life problems, and which offers potential remedies, and one more distanced from …

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  • ホモ・エコノミクスの人間学

    張 林倩 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要. 教育科学 70 (2), 131-141, 2024-03-31

    The purpose of this paper is to examine Michel Foucault’s (1926–1984) theme of critique of anthropology and its subsequent connection to theories of power and governmentality via a focus on Homo …

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  • 思春期児童の発達障害の有無における姿勢制御の比較 -動的,静的条件を用いて-

    前重 壮寿, 植田 健稔, 下地 千織, 白井 若奈, 伊藤 詩奈, 伊藤 香織, 室下 明子, 森川 敦子, 飯田 忠行 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 108-108, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法】</p> <p> 対象は,児童発達支援事業所に通う発達障害 (以下,DD)児10名 (平均12.5±0.5歳)および 地域サッカークラブに所属する定型発達 (以下,TD)児37名 (平均13.5±0.5歳)とした。身体的特徴として,身長,体重,BMI,関節弛緩性,四肢周径,握力,膝伸展筋力を測定した。...

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  • 両手動作と体幹強化プログラムを通して,非利き手の不器用さの改善を目指した一症例

    佐藤 奏枝 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 114-114, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法】</p> <p> 対象は週1回放課後等デイサービスを利用する,発達障害の診 断を持つ小学3年生の男児1名とそのご家族.方法は①介入前評価としてビーズ通しと片脚立位時間の測定を実施.介入プログラムとして週1回の個別療育の時間にトランポリンキャッチボールと両手連続円運動を実施.トランポリンキャッチボールは対象児に1分間トランポリンを跳んでもらいながら,キャッチボール...

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  • 発達の遅れに対し自発性を重視した介入を実施し独歩獲得に至った一症例

    東 周平 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 117-117, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法および症例報告】</p> <p> 症例は運動発達の遅れと強いかんしゃくを主訴に1歳時に当センターを紹介され理学療法外来 (外来)が開始された.運動発達歴は頚定4ヵ月,座位6ヵ月,寝返り7ヵ月,腹這い11ヵ月であった.1歳時の遠城寺式乳幼児分析的発達検査 (遠城寺)は移動運動7ヵ月,手の運動8ヵ月,社会性10ヵ月,Alberta Infant Motor Scale...

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  • 本邦における脳性麻痺児に対するリハビリテーションの介入に関するアンケート調査

    堀本 佳誉, 杉本 路斗, 大須田 祐亮, 佐藤 一成 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 124-124, 2024-03-31

    ...調査内容は、先行研究と 同様に、小学生の脳性麻痺児に対して運動発達を促すリハビリテーションを実施するに際に最も重要視している発達理論、介入に対する考え方、代償性運動戦略に対する考え方、介入方法、介入方法と期待される結果の関係性であった。アンケートの調査結果は単純集計およびクロス集計により分析を行った。抄録には、文字数の関係上、単純集計の結果のみ記載した。...

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  • 7~12歳の定型発達児における運動学的分析による縄跳び動作の特性

    黒木 尭稀, 愛甲 拓海, 鞭馬 貴史, 萬井 太規 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 147-147, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法】</p> <p> 10名の7~12歳の定型発達児 (7歳3名,9歳2名,10歳3名,11 歳1名,12歳1名)と17名の健常成人 (21.2±1.4歳)を対象とした.縄の長さは剣状突起の高さを基準に決定した.体表と縄に計30 個の反射マーカーを貼付し,床反力計と三次元動作解析装置 VICONを用いて縄跳び動作を測定した.対象者は足を並行にした立位をとり,任意の...

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  • 10か月児の乳幼児健康診査調査票を用いたひとり歩き獲得の予測

    重島 晃史, 岩崎 史明, 片山 訓博, 山﨑 裕司, 大倉 三洋, 嶋田 進, 篠田 かおり, 吉村 知佐子, 岡林 輝 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 150-150, 2024-03-31

    ...調査票にある発達検査項目を運動発達の予測に活用できれば、多職種で連携して発達を支援することが可能になると考える。また、10か月児は運動発達の個人差が大きくなる時期でもあり、発達遅延が疑われれば育児不安に陥る可能性が高くなる。そのため、発達の見通しを与えることができれば育児不安を軽減できると考える。...

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  • 感覚運動発達に遅れと偏りを有する拡張型心筋症児への発達支援の一症例

    古俣 春香, 西部 寿人, 金田 直樹, 井上 和広 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 159-159, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p> <p> 感覚運動発達に遅れを有する拡張型心筋症(Dilated Cardiomyopathy:DCM)児の発達介入を経験した。感覚発達の偏りによる不快啼泣が心負荷増大に繋がりやすく、心負荷に配慮した感覚運動介入と環境設定を行い、心不全治療と並行して発達向上に繋げる機会を得たため報告する。...

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  • 公立の児童発達支援事業所における初診時主訴の特徴と専門職に求められる知識 ―10年間の後方視的全例調査―

    楠本 泰士, 髙橋 恵里, 高木 健志, 松田 雅弘, 新田 收 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 28-28, 2024-03-31

    ...児童発達支援に関わる専門職は、運動発達の知識だけでなく、言語や発達全般に関する幅広い知識や地域の保育、就学体制に関する総合的な知識が必要と考えられる。 診断名の有無には、性別、月齢、「発達全般」が関連していた。オッズ比より、専門職は、診断名の無い児には「発達全般」に 関する内容を考慮しながら、情報提供を意識していく必要性が示唆された。...

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  • 当センターにおける小児肝移植術後患者の退院後の粗大運動発達経過と周術期因子の検討

    笹尾 丞子, 峯 耕太郎, 阪本 靖介, 上出 杏里 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 32-32, 2024-03-31

    ...当センターにて、2019年 10月から2022年6月に肝移植術を施行し、手術前/退院時/退院後3ヶ月に理学療法士が粗大運動発達評価を行った児を対象とした。粗大運動発達評価には、アルバータ乳幼児運動発達検査を用い、先行研究より、退院後3ヶ月の運動発達が10%ランク 未満を遅滞群、以上を正常群とした。...

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  • 定型発達児におけるbimanual coupling効果と微細運動技能との関係

    信迫 悟志, 大住 倫弘, 中井 昭夫, 森岡 周 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 34-34, 2024-03-31

    ...., 2014),子どもにお けるBC効果と微細運動技能との関係を調べた研究は皆無である.そこで本研究では,定型発達児を対象にBC効果がどのような微 細運動技能と関連しているかについて調査した....

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  • 自宅退院が可能となった重症型骨形成不全児の姿勢保持

    伊藤 智絵, 西坂 智佳, 藤原 清香, 衣斐 恭介, 緒方 徹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 68-68, 2024-03-31

    ...また発達に伴い本患児の体動が増加していた時期でもあり、イーコレ・ベーシックを使用することで寝返りも無理なく制限することができ、転落などの恐れが減少したことで母のケアや経口摂取時のリスクが減少した。また、自宅退院後に使用予定のベッドやバギー内にも、必要とされる安静度としての傾斜をつけ、院内外泊で試用しながら、両親から意見を伺い自宅で実際に使用しやすいよう調整した。...

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  • 遺伝子治療を行った脊髄性筋萎縮症Ⅰ型の一症例報告 -運動機能獲得の経過に着目して-

    塚本 栞, 長谷川 三希子, 齋藤 潤孝, 北島 翼, 井上 建, 大谷 良子, 村上 信行, 作田 亮一, 上條 義一郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 75-75, 2024-03-31

    ...しかし発達における座位・立位・歩行の獲得可否が中心であり、その機能獲得の過程および理学療法について詳細な報告はない。 今回、遺伝子治療薬オナセムノゲンアベパルボベクにて治療後 3年が経過した児の運動機能獲得の経過と理学療法についてまとめ、報告する。 </p> <p>【方法および症例報告】</p> <p> 症例は4歳女児。周産期および生後1-4か月健診で異常は指摘されなかった。...

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  • 小児地域リハビリテーションの実現に向けた子ども食堂の取り組み

    鳴海 勝太, 井坂 友哉, 江藤 ひかり, 中川 由佳, 中川 将吾 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 88-88, 2024-03-31

    ...参加している養育者は食事やその発達、自身の子の心配な部分 の発達についてアセスメントを求めている傾向がある。発達変化に合わせた遊び方や課題設定の情報を欲している者が多い。 </p> <p>【まとめ】</p> <p> 育児の諸問題に対して相談しやすい場を作るために専門職の子ども食堂を開始した。...

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  • パラスポーツ体験を目的とした親子入院の活動報告

    堤崎 宏美, 齋藤 由希, 鳥井 智太郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 90-90, 2024-03-31

    ...低出生体重児や脳性麻痺、運動発達遅滞、知的障害を持つ子ど もたちで、運動レベルは、GMFCSLevel Ⅱ~Ⅲ。プログラム は、個別リハを実施後、集団活動として、徒競走、スラローム、玉入れ、フロアカーリング、トランポリン、ボッチャを親子合 同で行った。...

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  • 急性横断性脊髄炎に対し早期リハビリ介入し歩行獲得に至った1例

    稲森 遥, 中野 有子, 日高 雅大, 小森 華穂, 平野 哲, 大高 洋平 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 93-93, 2024-03-31

    ...発症前の発達は正常発達であり、入院前のADLは自立していた。腰痛を訴えてから歩行障害を呈し、MRIにて胸髄に横断性脊髄炎所見があり、両下肢弛緩性麻痺、膀胱直腸障害を認め、急性横断性脊髄炎の診断で入院となった。 </p> <p>【経過・結果】</p> <p> 第4病日から理学療法と作業療法を開始した。...

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  • 日本人児童の音韻認識能力向上におけるシンセティック・フォニックス指導の効果

    佐々木 里萌 初等教育カリキュラム研究 12 41-49, 2024-03-31

    ...本研究は,小学校2年生を対象に英語の読み書き能力を養うための1つの指導法であるシンセティック・フォニックス指導を行い,音韻認識能力の発達が促進されるかどうかを検討することを目的としたものである。17名の児童を対象に,英語の読み書きのための6つの活動で構成されている約10分間のシンセティック・フォニックス指導を計12回行った。...

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  • 自閉スペクトラム症児における縄跳び動作の運動学的特性

    栗田 梨渚, 藤田 和樹, 菅野 智也, 川端 香, 小林 康孝, 平谷 美智夫 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 109-109, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:ASD)は、社会性・対人関係の障害や反復的な行動を主症状とする発達障害であるが、その多くに運動の苦手さが併存する。ASD児の基本的な運動技能については、姿勢制御の低下や両側協調性の障害が報告されており、上下肢の協調的な活動が要求される縄跳びの苦手さも指摘されている。縄跳びは学校体育...

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  • 生体電気インピーダンス法を用いた脳性麻痺児の筋量計測の検証

    仲村 真哉, 木元 稔, 川野辺 有紀, 三澤 晶子, 坂本 仁 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 118-118, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 脳性麻痺 (cerebral palsy ; CP) 児は同年齢の典型発達 (typically developing;TD)児よりも筋量が減少しているとされ る。筋量の減少は筋力に加え、粗大運動能力とも関連するため、重要な評価指標の一つである。 筋量の計測には、得られた値に体格が影響することを考慮する必要がある。...

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  • General Movements可聴化の試み

    儀間 裕貴, 藤井 進也, 新屋 裕太, 渡辺 はま, 多賀 厳太郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 142-142, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 新生児や乳児が示す多様な自発運動のなかで最も頻繁に出現す るGeneral Movements (GMs)は,脳の自発活動が生み出す運 動であり,ヒトの初期発達過程に重要な役割を担っている.特に GMsの一種であるFidgety Movements (FMs)の質的特性は,後の神経学的発達を予測するマーカーとして注目されている.近年,身体運動学や運動制御研究...

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  • ヒト胎児の胎動計測方法に関する文献レビュー

    根本 清香, 川野 晃裕, 儀間 裕貴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 145-145, 2024-03-31

    ...母体の概日リズムに関連せず夜間に胎児の活動 量が増加することは、発達において何らかの利益をもたらしている可能性がある。そのため、胎動の日内変動を縦断的に計測することは、胎児の発達を評価する上で重要な指標になると考えられる。今回、日中や夜間の胎動を経時的に計測する手法を検討するにあたり、胎動の客観的な測定方法について文献レビューを行った。...

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  • 股・膝関節の整形外科的選択的痙性コントロール手術後における足関節への影響について

    前田 伸也, 栗原 まり, 田中 有子, 重信 聖貴, 高杉 紳一郎, 武田 真幸 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 151-151, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p> <p> 当センターは脳性まひを持つ方に、整形外科的選択的痙性コントロール手術 (OSSCS)を実施しており、術後理学療法は重要な役割を担っている。股・膝関節OSSCSを実施した例では、対象筋の筋緊張低下、関節可動域拡大とともに、手術対象ではない下腿三頭筋の緊張が減弱し、足関節背屈可動域や歩容の改善を散見する。そこで股・膝関節OSSCSのみを実施した歩行可…

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  • 療育現場で未就学児の粗大運動機能を評価する簡易な「サーキットチェックリスト」の開発

    Zeidan Hala, Bandara Anuradhi, 入江 啓輔, 中田 咲来, 青山 朋樹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 164-164, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p>未就学児の運動機能の発達にはばらつきがあり、運動機能の遅れや障害を評価することは容易ではない。幼稚園や保育園の先生や療育現場の先生は乳幼児期に子供たちと最も接触し、最も早い段階から介入に関与できると考えられている。幼児の運動機能の評価法は色々あり、国際的に運動機能の評価にはMABC-2が用いられているが、日本では標準化されていない。...

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  • 痙攣重積型急性脳症を呈した児に対しGMFM及びCOPMを用いた症例

    仲山 玖未, 川瀬 麻理, 浅井 朋美, 田辺 仁彦 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 168-168, 2024-03-31

    ...</p> <p>【症例報告】</p> <p> 本症例は痙攣重積型急性脳症を呈した2歳4か月の男児である.発症前の運動発達に問題はなかった.発症後3か月で当院に母子入院し3か月間の介入を行った....

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  • 極低出生体重児における退院前のAPIBと修正1歳6か月の発達指数の関係

    藤本 智久, 皮居 達彦, 田中 正道, 久呉 真章 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 36-36, 2024-03-31

    ...APIBとは,NBAS (ブラゼルトン新生児行動評価)とSynactive Theoryを基にしてAlsにより開発された新生児の神経行動能力 と発達状況を検査する評価法の一つである.今回,極低出生体重児の退院前のAPIBのシステムスコアと修正1歳6ヶ月時の新版 K式発達検査の発達指数 (DQ)を調査し,その関係について検討したので報告する....

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  • 重症心身障害児・者に対する超音波画像評価による気管横径の特徴と影響する要因について

    渡會 雄基, 横井 裕一郎, 松岡 審爾 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 49-49, 2024-03-31

    ...くことで気管横径に影響を与えている可能性が考えられる.このように,障がいが重度であるほど,気管横径が狭小化する可能性が考えられる.そのため,栄養摂取状態,生活場面に応じた姿勢・呼 吸管理,運動機能向上を目指した介入が重要であると考えられる.今後は,重症児・者の重症度による要因や発達過程において縦断 的に捉える必要がある....

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  • 当院外来リハビリにおける神経発達症児に対する足底装具療法の現状

    戸村 菜々美, 石田 悠, 藤本 潤, 星山 伸夫, 鈴木 文晴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 55-55, 2024-03-31

    ...(以下,PT)が窓口になって行 われている.必要性に応じて装具診察に繋げているが,PT間でばらつきがあることや判断に迷うことも多いのが現状である.自閉スペクトラム症 (以下,ASD)や注意欠如・多動症 (以下, ADHD),発達性協調運動症 (以下,DCD)などの神経発達症児の足底装具療法の報告は少なく,その実態は明らかになっていない.そこで今回の研究では,当院PT部門の神経発達症児に対する足底装具作製...

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  • 生後6ヶ月で上肢リーチング動作が出現した13トリソミー児の一症例

    阿部 純平, 小野 洋子, 楠本 泰士, 飯沼 香織, 宍戸 啓太, 大内 一夫, 佐藤 真理 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 70-70, 2024-03-31

    ...13トリソミー児は、精神運動発達遅滞を呈する一方、精神発達 は生涯成熟し続けるとの報告もある。しかし、運動発達に関しての報告は少ない。今回、発達過程において生後6ヶ月で上肢 リーチング動作が出現した児を経験したので報告する。 </p> <p>【方法および症例報告】</p> <p> 在胎37週5日、体重3150g、自然分娩で出生の男児。...

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  • コロナ禍における保育の変化と保育士の困りごと

    杉村 篤士, 小泉 織絵, 籠谷 恵, 井上 玲子 東海大学看護研究 1 (1), 26-33, 2024-03-31

    ...<b>結果:</b>遊びの保育ではおもちゃや遊具をこまめに消毒したり,少人数での遊びを工夫したりするなど保育を変化させていた.日常生活や行事,保護者との関わりにおいては,対面での食事をしない,保護者の参加人数を制限する,園児の送迎を室外に変えるといった対応をしていた.困りごとでは,発達途上のため感染予防行動が十分に行えないなどがあった.また,園児の体力が低下しているといった発達に関する困りごとも語られた...

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  • 子どもが自然と関わる場面において保育者はどのように見守っているのか?

    山田 千愛, 大道 香織 自然保育学研究 6 (1), 27-37, 2024-03-31

    ...周囲を自然環境に恵まれたZ園保育者は時期や子どもの発達過程を考慮し、子どもの状態を把握しながら待つことにより、子ども理解を深め、ありのままに受け入れている。保育者は子どもが必要とする場面において、子どもに寄り添い共感的に関わっている。一方、周囲に自然環境が少ないY園保育者は子どもに発見する喜びを促したり、子どもの感情を言語化して子ども理解を深めたりしている。...

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  • 発達の気になる子どもをもつ親の育児ストレスへの支援

    橋本 かほる, 竹内 惠子, 弓削 明子, 名村 晶代, 石塚 佳代, 堀田 佳代子, 武田 眞由美, 津田 明美 京都先端科学大学健康医療学部紀要 9 25-34, 2024-03-31

    ...保護者支援に関しては,対象者の全員が親の育児ストレス調査は保護者理解および支援に有効であると回答した.母への直接的な対応については経験年数にかかわらず記述があった一方で,子どもの発達理解を含めた対応について記述しているものは経験年数が17 年目以上の保育士であった. 発達の気になる子どもをもつ保護者支援を行う際の保育士自身への支援として,育児ストレスの情報は有用であると考える....

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  • 研究の継続による看護職者の発達

    金谷 悦子 看護教育学研究 33 (1), 15-21, 2024-03-31

    ...本稿では、研究成果を用いて自己の研究活動を振り返るとともに、研究に携わる看護職者が看護専門職者として発達するためには、自分の意思に基づいた責任ある行動および常に真理を追究する姿勢が不可欠であることを述べる。<br></p>...

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  • 後悔の経験・予期・利用能力の発達

    小宮 あすか, 溝川 藍, 後藤 崇志 感情心理学研究 31 (1), 1-11, 2024-03-30

    <p>The present study investigated how ability to experience, anticipate, and use regret developmentally change through life. Although two lines of research, child developmental research and aging …

    DOI Web Site 参考文献28件

  • 幼児の発達障害への理解を援助する絵本教材

    山口(西岡) 由稀, 浅野 泰昌, 瀬戸山 悠, 馬場 訓子 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 341-355, 2024-03-29

    ...発達障害である自閉スペクトラム症・注意欠如多動症・学習障害は,幼児にとって難解であるが,これを取り上げる絵本は近年増加傾向にあり,幼児期からの障害理解に資する教材として考えられる。障害とその特徴的な行動について,物語を通して分かりやすく示すことができる視覚教材である絵本は,選択の幅も広く,保育現場の実態に適合した幼児の障害理解を支援する。...

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  • [Research Note] Personal and Purposeful Perspectives Shared Through Presentations

    エイデン アニータ 神戸英語教育学会紀要 39 (1), 18-26, 2024-03-27

    ...プレゼンテーションを通して、様々なトピックに関する内容や考え方を共有することで、大学生が目標とする成果として、異文化間コンピテンスの変化や自信の発達を評価することができる。教育者は、大学生の異文化間能 力開発に対応することができ、また、教育者は、大学生が目的を持った視点の持ち方を学ぶという点で、自己への気づきを培うことを支援することができる。...

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  • 保育所における外国籍の特別ニーズ児への 対応の課題と工夫

    藤後 悦子, 石田 祥代, 野澤 純子 日本社会福祉マネジメント学会誌 4 (0), 4-16, 2024-03-25

    ...保育現場が直面する課題には, 発達課題, 情緒的問題, 家庭の問題に対して複合的な支援が必要であった. 子どもに対しては遊びを中心とした支援が有効であったが, 保護者に対しては通訳や多言語資料,地域の専門機関との連携などが課題として挙がった....

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  • 知覚と運動を繋ぐ自由エネルギー原理

    乾 敏郎 神経心理学 40 (1), 64-72, 2024-03-25

    <p>2006年に発表され,その後急速に発展してきた脳の統一理論である自由エネルギー原理の概要を説明した.次に自由エネルギー原理に基づき,いくつかの神経心理学的疾患の新しいモデルを紹介した.自由エネルギー原理の理論の中で最も重要なのが精度制御である.これは神経修飾物質によって,信号の精度をトップダウン的に最適化するものである.本稿ではこの点を強調し,いくつかの神経心理学的モデルを紹介した.</p>

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  • 自閉スペクトラム症の感覚認知障害

    高橋 秀俊 神経心理学 40 (1), 73-80, 2024-03-25

    ...spectrum disorder:ASD)の感覚認知障害に対する注目が近年高まっている.ASDの感覚認知障害は,ASDで問題となる様々な併存症状や行動にも影響することが知られている.本稿では,ASDの感覚認知障害,特にコミュニケーションに大きく影響する聴覚認知の特徴を中心に,どのように理解し支援につなげるかについて,これまでの国内外の研究成果を踏まえて私見も交えながら概説する.今後,ASDの感覚認知障害の発達的...

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