検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 13,103 件

  • 水道水中農薬のGC/MSスクリーニング分析データベースの構築と定性・定量精度の検証

    木下 輝昭, 小田 智子, 栗田 翔, 山崎 貴子, 猪又 明子, 佐久井 徳広, 野原 健太, 中村 李, 土屋 裕子, 小林 憲弘 環境科学会誌 37 (2), 53-63, 2024-03-31

    ...<p>ガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)による水道水中農薬168種のスクリーニング分析データベースをアジレント・テクノロジー社製の装置で作成し,標準液および河川水試料を用いて定性・定量精度の検証を行った。...

    DOI

  • 水道からの地域資源循環の構築

    神田 崚 沙漠研究 33 (4), 141-145, 2024-03-30

    ...<p>食糧安全保障の向上に貢献する取組として,下水道からのリン回収が国策として掲げられている.神戸市では,消化汚泥中のリンをMAP(りん酸マグネシウムアンモニウム)として回収しており,市内でのリン資源循環を構築している.リンを回収することによる下水道事業および農業への貢献と,その連携事例を概説する.</p>...

    DOI

  • 機械学習を用いた空中写真からの道路浸水被害箇所の特定

    山口, 裕基 千葉科学大学紀要 (17) 58-65, 2024-03-28

    ...を迅速かつ自動的に特定することを目的とし,AI技術の導入を試みた.ResNet34を使用してセマンティックセグメンテーションを行い,画像中の浸水道路を判別した.その結果,浸水道路と併せて浸水していない道路も同時に学習させることによって,浸水道路の判別精度が向上することが明らかとなった....

    機関リポジトリ

  • 竹資材混合下水汚泥コンポスト肥料の土壌改良効果に関する研究

    川島 聖也, 高橋 岩仁, 南山 瑞彦, 佐藤 克己, 高橋 京悠, 森田 弘昭 環境技術 53 (2), 90-96, 2024-03-20

    ...下水道分野では,高い潜在能力を有している下水汚泥のバイオマス利用が注目を集めている.中でも昨今の国際情勢に伴う肥料価格高騰などから,肥料への利用が国を挙げて検討されている.下水汚泥由来コンポスト肥料の農地還元については多岐にわたる実用例,報告などがある一方,適切な混合量および使用方法の検討はまだ十分ではない.そこで本研究では,コマツナを供試作物として用い,コンポスト肥料の適切な混合量および土壌改良材...

    DOI

  • 高吸水性樹脂製玩具による腸閉塞の非手術的治療をめざした実験に関する検討

    川見 明央, 望月 響子, 大関 圭祐, 奥村 一慶, 八木 勇磨, 都築 行広, 臼井 秀仁, 北河 徳彦, 新開 真人 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (1), 32-37, 2024-02-20

    ...</p><p>【方法】実験1:pH 4~pH 13の溶液10種類と,生理食塩水,コーラ,牛乳,原液ガストログラフィン(Gastrografin; GGF),3倍希釈GGF,イオン飲料水の6種類,計16種類の溶液内にSAPBを浸漬し,経時的な膨張の様子を観察した.実験2:水道水に浸漬し十分膨張させたSAPBを原液GGF,2倍希釈GGF,3倍希釈GGF,生理食塩水,牛乳,イオン飲料水の計6種類の溶液に浸漬...

    DOI

  • マイクロ水力発電

    須原 淳 電気学会誌 144 (2), 88-91, 2024-02-01

    <p>1.はじめに</p><p>東日本大震災,福島原発事故によって,原子力発電に依存したCO<sub>2</sub>削減とエネルギー確保の両立が困難になった我が国において新たな電力源の確保は喫緊の課題であり,運転時にCO<sub>2</sub>を排出しない再生可能エネルギーへの期待が高まっている。なかでも水力発電は,太陽光発電,風力</p>

    DOI Web Site

  • 状態空間モデルによる漏水量変化の統合推定手法

    足立 進吾, 小泉 賢司, 高橋 信補, 小熊 基朗 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 144 (2), 30-36, 2024-02-01

    <p>With aging pipe infrastructure, leakage management has become a critical issue for the sustainable operation of water supply. Several surrogate indicators and analysis methods are independently …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ビッグデータでインフラ補修時期を予測 マネジメント政策の形成を国内外で支援

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2023 (2024.1), 8-11, 2024-01-04

    ...<p>橋梁、トンネル、道路舗装、上下水道などのインフラの老朽化が社会問題化する中で、インフラの補修や更新を行うマネジメント政策の重要性が高まっている。大阪大学大学院工学研究科の貝戸清之准教授は、長年の点検を通じて蓄積したビッグデータを用いたデータサイエンス技術によってインフラの補修・更新時期を予測する手法を開発した。...

    DOI

  • 下水処理場からの雨天時放流負荷を低減する運転手法の実機検証

    西田 佳記, 圓佛 伊智朗, 井原 賢, 西村 文武, 田中 宏明 水道協会誌 61 (735), 128-136, 2024-01-01

    <p> 水環境保全のため,雨天時下水処理では,簡易処理放流に伴う放流負荷を可能な限り低減することが求められる。一方,高級処理水量の過度な増大は,生物処理能力の低下や最終沈殿池からの活性汚泥の流出に繋がり,窒素やSSなどの処理水質を悪化させる恐れがある。そこで本研究では,高度処理系列を対象に,活性汚泥モデルを実装した下水シミュレータと汚泥流出を推定するモデルを用いて,処理水質を管理基準以下とする最…

    DOI

  • 定常環境事業体を対象とした水道管路のインフラメンテナンス体制の経年変化についての考察

    酒井 宏治 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 145-153, 2024

    ...<p> 水道管路のインフラメンテナンスを推進していくためには,統計データに基づき,その効率的な体制を提案できることが望ましい.本研究では,平成13年度から令和2年度の過去20年間の間に,一度も事業体の合併を行わず,かつ給水区域面積に変化がない事業体を定常環境事業体として抽出して分析し,指標値の推移と変数間の相関関係を分析した.さらに,その中から無効率及び超過管率が改善した事業体群の傾向を分析した.その...

    DOI

  • 浮草駆除対策のためのボタンウキクサ増殖モデルの構築とその検証

    小橋 乃子, 肥後 拓馬, 安達 貴浩 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 熱帯域や亜熱帯域に広く繁茂するボタンウキクサ(<i>Pistia stratiotes</i>)は,強い繁殖力により湖沼や河川の水表面を覆い尽くし,その異常増殖が問題となっている.我が国でも西日本を中心に異常繁茂が報告されており,地球温暖化の進行に伴って外来浮草の問題は今後も深刻化することが懸念されている.効率的な浮草駆除のためには,浮草バイオマスの動態を定量評価できるモデルの活用が不可…

    DOI Web Site

  • 水道政策転換に関わる政策過程上の支配的要因:市民参加のタイミングと政治争点化の関係

    笹森 早苗, 小松崎 俊作 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    ...<p> 日本は人口減少社会を迎え,水道事業の持続的な運営が課題になっているが政策転換は容易ではない.本研究は,静岡県浜松市の水道コンセッション政策過程をKingdonの『政策の窓モデル』に基づき構造化し,同市で実施された下水道コンセッションと比較分析した.この結果,水道コンセッション政策過程の支配的要因として,(1)政治的影響を受けやすい水道政策の政治性,(2)政策過程に関与するアクター間の問題認識...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 生活用水システムの再構築と自治体の役割

    河村 光 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 165-, 2024

    ...こうした水利用形態の移行により,水の管理をになう主体も水を共同して利用する地域社会組織から水道を運営する公的機関へと移行した。 水道による水利用形態における水源の近い水から遠い水への移行は水道広域化によるものである。水道広域化は,高度経済成長期における水需要の増加に対応するための水資源開発のなかで進められた。...

    DOI

  • 横須賀市を流れる平作川の水質に関する水文地理学的研究(1)

    三浦 エリカ, 小寺 浩二, 植 遥一朗 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 41-, 2024

    ...しかし、横須賀市の下水道整備率はほぼ100%に近いため、特に宅地周辺と高速道路付近でのECの値が高い要因について、今後も継続した調査が必要である。</p><p>参考文献</p><p>水系環境を考える会(1989):都市河川の再生-横須賀市岩戸川-,横須賀市博物館研究報告(自然科学), 9-28....

    DOI

  • スマートメータの電力使用量による雨天時浸入水発生領域の絞り込み

    中根 進, 藁科 亮 水道協会誌 61 (735), 118-127, 2024-01-01

    ...<p> 分流式下水道において管路老朽化,誤接合などによる雨天時浸入水の問題があり,これらに対して効果的,効率的な対策の検討や実施に向けて令和2年1月に雨天時浸入水対策ガイドライン(案)が発行された。この中で雨天時浸入水の発生領域を絞り込むスクリーニング調査を実施し,その後,浸入箇所,浸入原因を把握するための詳細調査を実施することが有効であるとしている。...

    DOI

  • 内水・外水氾濫と土砂災害が発生した流域の災害要因分離が可能な分布型モデルの構築

    小田 竜生, 田中 規夫, 五十嵐 善哉 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...起こされる河川災害と土砂災害を精度良く再現するために,分布型降雨流出氾濫解析と斜面安定解析を組み合わせたモデルを開発し,既往災害における検証を行った.降雨データは埼玉大学に設置されている気象レーダMP-PAWEのデータを用いた.分布型降雨流出氾濫解析は10mメッシュで計算を行い,氾濫水を起源となる河川または雨ごとに分離して求めることで支川における氾濫形態をより詳細に分析することができた.排水路や下水道...

    DOI Web Site

  • <i>Rhodotorula</i> sp. の流水除去に与えるウルトラファインバブルの効果

    秦 隆志, 西内 悠祐, 松枝 和輝, 青木 将二, 古川 真也, 雨宮 一幸, 田中 千陽, 久米田 裕子 日本家政学会誌 75 (1), 17-23, 2024

    ...対照水とした水道水, およびウルトラファインバブル水をシャワーに導水し, <i>Rhodotorula</i> sp. を塗布した試験片を洗浄して比較検討した. その結果, 水道水に比べウルトラファインバブル水を用いた系で, シャワー水が直接当たる位置 (衝突力) では極めて高い除去効果を, またそれが流れ落ちる間接的な位置 (剪断力) でも除去効果の向上を確認した.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 水道管渠メンテナンス実態の俯瞰的把握 - 全国自治体の類型化と比較分析 -

    荒川 雄介, 家田 仁 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 136-144, 2024

    ...<p> 戦後急速に整備が進められた下水道施設(とりわけ40万km以上にも及ぶ管渠)は,今後急速に老朽化が進むことが懸念されるが,人口減少も進む中で下水道を整備・管理する自治体の置かれた状況(人員・技術・予算など)は一般的に極めて厳しい.また,その運用が自治体の采配に委ねられてきたこともあって,下水道管理の状況は財政面のみならず技術的側面も含めて自治体によってまちまちでもある.そこで本研究では,下水道運営...

    DOI

  • 常時微動計測で把握した小平市内の窪地の地下構造

    小荒井 衛, 桑森 勇多, 先名 重樹 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 192-, 2024

    ...地下の地質断面が明らかにされている「小平市ふれあい下水道館」で常時微動計測を行ったところ、立川ローム層と武蔵野ローム層の境界深度がS波速度200m/s付近で速度が変化する深さに一致し、武蔵野礫層の上端の深度がS波速度300m/s付近で速度が大きく変化する深さに一致した。...

    DOI

  • 沖縄をモデルケースにした高温多湿地域における除湿水の水質・水量調査及びその有効活用

    泉水 仁, 中川 鉄水, 浅田 祥司, 吉本 隆光, 木之下 幸一郎, 米倉 勲, 小城 宣啓, 大塩 愛子, 福本 晃造 水環境学会誌 47 (1), 47-53, 2024

    ...除湿機から発生する水 (除湿水) は汚いイメージがあり捨てられているが, 沖縄をモデルケースとして年間を通して水質・水量調査を行ったところ, 水質に関しては水道水に含まれる不純物の濃度が119.821 mg L<sup>-1</sup> (主成分:Cl<sup>-</sup> 34.315 mg L<sup>-1</sup>, Ca<sup>2+</sup> 28.636 mg L<sup>-1</...

    DOI Web Site

  • 河川合流部の砂州の挙動に関する研究

    高見 和湖, 三好 翔, 小林 泰輔, 鵜﨑 賢一 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 利根川中流域の八斗島水位観測所の左岸水位標埋没問題を対象として,河川合流部の砂州の挙動について,航空写真解析と水文データ解析,ならびに移動床実験と可視化実験によって調べた.航空写真解析結果からは,H23出水による埋没が,2000年頃からの上流側左岸砂州の伸長によることがわかった.水文データ解析からは,年総流量以上に,2000年頃以降,年最大流量比が顕著に変化していることがわかった.移動床…

    DOI Web Site

  • 内水氾濫における早期避難に向けた下水道水位観測の重要性とその予測精度の検証

    小山 直紀, 大淵 雄矢, 山田 正, 山田 朋人 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究は,都市域における内水氾濫による被害軽減のための内水氾濫危険情報の発令を効果的に運用することで早期避難実現を目指すべく,下水道水位の流出特性とその予測可能性について検証した.その結果,降雨強度と下水道水位のピーク時間の差は僅か5-10分程度しかないことがわかった.そして,下水道内水位は満管状態になると水位は急激に上昇し溢水に至る可能性があり,各下水道の満管時間を予測することが重要であることを...

    DOI Web Site

  • 魚の遡上を誘発させる階段式魚道における気泡の発生位置

    鬼束 幸樹, 廣中 雄太 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 魚の遡上が困難なダムや堰には魚道を設置することが望ましい.魚が魚道を遡上する条件として,魚道入り口への集魚および魚道内で滞留あるいは降下せずに速やかに通過することが求められる.一般に,魚は気泡を忌避するが,本研究ではこの特性を利用して魚道に侵入した魚を遡上に誘発させる条件を模索した.階段式魚道内で気泡の発生位置を変化させるとともに,気泡発生量を0~10×10<sup>-3</sup>m<…

    DOI Web Site

  • シリカ及びアルカリ度を用いた水源涵養機能の評価手法の検討及び適用

    花形 惇史, 酒井 宏治, 小泉 明, 酒井 健治, 髙橋 大樹, 小林 貢 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    <p> 閉鎖性水域である貯水池は,流入河川及びその流域の影響を強く受けるため,流域からの水源管理は重要である.本研究では,森林が卓越する流域の最下流付近において採水した水のシリカ,アルカリ度を計測し,対象流域中の森林の下層土壌,基岩などの地理的情報との関係性について検討した.さらに,計測したシリカ及びアルカリ度の長期的な変遷を分析することで,森林の持つ水源涵養機能の長期的な変遷をマクロ的に把握す…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 中小河川の特定都市河川流域への適用と課題

    天野 卓三, 朝位 孝二, 菊田 勇平, 太田 康介, 山本 泰督 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    ...</p><p> 主要な結論は次のとおりである.1) 本川の治水計画は内水域(用途地域)での流出抑制を組み込んでおり,段階的な整備においても河川・下水道の将来ビジョンに基づいた計画とする必要がある.2) 用途地域に指定されている流域では,貯留機能保全区域の指定,調整地等の建設など,土地利用方法に関して幅広い視点での検討を進め,地域住民・企業との合意形成を図りつつ,対応方法を検討する必要がある....

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 内視鏡的第三脳室底開窓術による小児水頭症シャント抜去の検討

    小倉 将, 広川 大輔, 矢澤 理, 佐藤 博信 小児の脳神経 49 (1), 33-39, 2024

    ...<p>髄液シャント留置中の小児水頭症5症例に対して,シャント抜去目的で内視鏡的第三脳室底開窓術(ETV)を施行し,中脳水道狭窄症(AQS)2例と脊髄髄膜瘤(MMC)1例で抜去に至った.AQSは病態からETVが有効で抜去の確率が高く第三脳室底のballooningは術前評価に有用である.MMCは乳児期にシャント造設を要することが多いが,成長に伴いシャント依存度が低くなり抜去の確率が高くなる.その際,ETV...

    DOI

  • 広域自治体連携による地域包括ケアシステムとマルチレベル・ガバナンス

    畠山 輝雄 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 139-, 2024

    ...また,ちちぶ圏域では,秩父広域市町村圏組合(一部事務組合)による介護認定審査会,ごみ処理,火葬場,消防,水道などの業務の共同運営をしている。さらに2009年度からは,ちちぶ定住自立圏として医療,地域包括ケアシステム,産業振興,公共交通などの共同事業を実施している。このように,ちちぶ圏域における構成市町間での連携は,以前から構築されている。...

    DOI

  • 千葉県印旛沼の水環境と流入河川が及ぼす影響

    平本 行弘, 小寺 浩二 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 171-, 2024

    ...1960年代からみられた流域人口の急激な増加がもたらした生活排水による水質汚濁が要因とされ、1982年以降は下水道並びに合併浄化槽等の普及により、水質は改善されてきてはいるが、それは湖沼水質保全特別措置法の改善目標値をクリアしているのみで、生活環境の保全に関する湖沼の環境基準値を大きく超えている結果となっている。...

    DOI

  • 令和6年能登半島地震によって生じた越後平野における地盤災害

    小野 映介 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 57-, 2024

    ...</p><p> また,被災から5日後の1月6日にフィールドワークを実施し,地割れや地盤の液状化が発生した箇所,建物の被害地点とその状況を確認した.範囲はおもに県道16号線沿いの内野四ツ角から青山水道遊園までの間である....

    DOI

  • バンクーバー都市圏における広域政府の成立過程とその役割

    山下 博樹 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 86-, 2024

    ...参加自治体の首長らが理事を構成する今日のMVRDが提供する行政サービスは,上下水道,廃水処理,固形廃棄物管理など地域の公益事業サービスの計画および提供と,大気質の規制,気候変動対策,広域計画の策定,地域公園システムの管理,公営住宅の提供,地域経済開発のためのリーダーシップ・サービスなど多方面に拡大しており,その地域での役割は極めて重要になっている。...

    DOI

  • 古写真でたどる川喜田二郎とヒマラヤ保全協会の50年史

    相馬 拓也 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 94-, 2024

    ...第1フェイズ[生活インフラ建設: 1974年~1980年代]</b></p><p> 川喜田のヒマラヤでの活動は、1974年の<b>《簡易水道とワイヤー軽架線の設置(P&P)》</b>から始まった。1958年の「西北ネパール学術探検隊」の際に、シーカ村での経験から、生活インフラの整備の必要性を痛感したことが、終生続いたコミュニティ開発への原動力となった。...

    DOI

  • 掘削中のトンネルへの土砂流入で道路陥没

    日経コンストラクション = Nikkei construction (802) 21-, 2024-01

    ...事故 大阪市で2023年12月7日に発生した大規模な道路陥没は、直下で掘削中だった下水道トンネルへの地下水と土砂の流入が原因と見られることが分かった。陥没によって水道管が破損し、付近の道路が冠水する被害も発生した(資料1)。 現場付近では、大阪市が雨…...

    PDF Web Site

  • 公共事業費は24年度も6兆円超え

    坂本 曜平 日経コンストラクション = Nikkei construction (802) 13-15, 2024-01

    ...自治体向けの補助事業として「上下水道一体効率化・基盤強化推進事業」を創設する。具体的には上下水道一体での「ウォーターPPP」の取り組みや、IoT(モノのインターネット)センサーといった新技術の活用による維持管理の効率化を推進。耐震化事業などの計画…...

    PDF Web Site

  • 水道事業の視点から見る「水の安全保障」

    飯岡 宏之 水資源・環境研究 36 (2), 130-136, 2023-12-30

    ...水道事業(下水道をふくむ)を地域の自然のなかにある環境装置とし、地域のコミュニティに取り戻すことこそが遠回りに見えても、危機打開の道であるといえる。...

    DOI Web Site

  • 水道管渠を対象とした社会資本ストックの退蔵化リスク評価

    山下 奈穂, 松代 竜毅, 蛭田 有希, 白川 博章, 谷川 寛樹 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 70-77, 2023-12-08

    ...本研究では,全国の下水道管渠を例として,管渠の健全度及び人口予測に基づき将来退蔵化するリスクを検討した。推計結果から,全国の下水道管渠ストック量は</tt>2018 <tt>年に</tt>115 <tt>百万</tt>t <tt>であり,改築が必要な老朽管渠の割合はコンクリート管,塩ビ管でそれぞれ</tt>29%<tt>,</tt>13%<tt>であった。...

    DOI

  • 水解性衛生製品の簡易水解試験方法の提案とその妥当性に関する研究

    石田 康樹, 佐藤 克己, 髙橋 岩仁, 南山 瑞彦, 森田 弘昭 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 181-186, 2023-12-08

    ...このような状況の中,水解性衛生製品は広く普及し,下水道の役割である公衆衛生の向上や生活環境の改善に寄与している。一方で,その製品の水解性が十分ではないという報告がある。これら製品の水解評価試験には,IWSFG とEDANA/INDA で規定した2つの規格があるが,既往の研究から,課題が指摘されている。...

    DOI

  • 多摩川水系浅川の水質及び流域特性

    小田 理人, 小寺 浩二 水文・水資源学会誌 36 (4), 269-285, 2023-11-05

    ...<p> 東京都八王子市及び日野市を流れる多摩川水系浅川の水質の変化と現在の課題を明らかにするため,現地調査と流域内の人口,土地利用,汚水処理の状況との比較,過去の研究との電気伝導度(EC)の比較を併用して研究を行った.浅川のおもな支流のEC値は過去と比較し,いずれも低下しており,下水道の整備により水質は改善したことが分かった.しかしながら水質の改善度は支流により異なり,流域内の浄化槽整備区域内の建物用地割合...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 液状化によるマンホールの浮上抑制に対する耐震化工法の実験的研究

    武藤 真, 福田 謙太郎, 堀口 陽子, 大沢 昌玄 水道協会誌 60 (733), 130-139, 2023-11-01

    ...<p> 東京都では近い将来発生するとされる大規模地震に備え,1万6,000kmを超える下水道管きょ施設の耐震化が喫緊の課題となっている。下水道管やマンホールの耐震化工法として,液状化によるマンホールの浮上を抑制する対策,構造的に被害を受けやすいマンホールと下水道管の接続部の対策,下水道管を更生する対策がある。これまで,各工法の耐震性はその技術開発に合わせ,個々に評価されている。...

    DOI

  • 東アジアの海底産の第四紀哺乳類化石 ─産地や産出化石の概要と特徴およびヨーロッパのものとの比較─

    河村 愛, 河村 善也 第四紀研究 62 (4), 135-158, 2023-11-01

    ...<p>本論文では,日本を中心とした東アジアの海底産の第四紀哺乳類化石の産地と産出化石について,公表されているデータをもとに,その概要をまとめた.化石産地の主なものには,根室海峡,山陰沖の日本海,渥美半島沖,瀬戸内海,有明海,東シナ海の大陸棚東縁,黄海北部と渤海,中国の台湾海峡沿岸海域,台湾の澎湖水道がある.まとめた概要をもとに,化石の大部分を占める陸棲哺乳類について,その特徴や時代を議論した.そのような...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 下水処理による一酸化二窒素排出量の実態把握に向けた連続モニタリングの活用可能性

    石井 淑大, 安倉 直希, 細田 耕, 重村 浩之 水道協会誌 60 (733), 140-148, 2023-11-01

    ...<p> 水処理により排出される一酸化二窒素(N<sub>2</sub>O)は,下水道事業全体から排出される温室効果ガスの約8%を占めているが,排出状況の実態把握や排出抑制の手法提案が進んでいない。N<sub>2</sub>Oの排出量は時間や季節,さらには反応槽の場所によって大きく変動し,気体採取による調査にはコストや人手が多くかかることが課題である。...

    DOI

  • ラバーダム防湿の使用器材と術式による辺縁封鎖性の変化

    佐古 亮, 原田 (中里) 晴香, 石束 (鈴木) 穗, 北山 えり, 丹沢 聖子, 淺井 知宏, 古澤 成博 日本歯科保存学雑誌 66 (5), 283-289, 2023-10-31

    <p> 目的:ラバーダム防湿は,制腐的な処置を行うために患歯を口腔内から隔離する方法として広く用いられている.その隔離性能が高いと考えられている一方,ラバーダムシートと患歯歯面の適合不良部から漏洩するリスクも指摘されている.近年,さまざまなラバーダムシートが登場しているが,シートごとの特性による術野隔離性能を比較した研究は少ない.本研究では,ラバーダム防湿時に用いるシートの種類による術野からの漏…

    DOI 医中誌

  • 水道管路維持管理の持続可能性に関する分析

    川辺 怜, 大澤 義明 都市計画論文集 58 (3), 1101-1108, 2023-10-25

    ...<p>本研究の目的は,全国の上水道事業体を対象に単純なモデルを通して水道管路の更新時期を数値化し,維持管理負担を削減する管路縮減について,実際の管路網データを用いて計量的に検討することにある.最初に,全国の1,388上水道事業体についての情報を網羅する水道統計データを用い,マルコフ連鎖モデルやワイブル分布を駆使し,現状の管路網を維持する前提で管路更新の時期を予測し地域間比較する.次に,上水道管路の地理的配置...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 水道管路の耐震補強継手の大型振動台実験-地震直後の都市機能維持とレジリエンス向上を目指した性能検証-

    河又, 洋介 洋介, 戸次, 浩之 浩之, 宮島, 昌克 昌克, 藤井, 健太 健太, 下中, 康史 康史, 斎藤, 喜久雄 喜久雄 防災科学技術研究所研究資料 (496) 1-50, 2023-10-23

    ...現在の日本の上水道普及率は98%を超えており,国民の社会経済活動に必要不可欠なライフラインの1つとなっている.しかしながら,近年,大規模な地震が発生するたびに,ライフラインである水道管が損傷し,周辺地域が断水する被害が発生している.代表的な導送配水管被害として,ダクタイル鉄管の継手部離脱によるものが約7割を占めている.一方,耐震継手ダクタイル鉄管の被害はほとんどなく,地震時の詳細な挙動や定量的な性能評価...

    DOI Web Site

  • スロッシング時の配水池沈殿物の舞い上がりに関する水理実験

    鍬田 泰子, 陳 時霖, 安井 國雄, 米山 望 自然災害科学 42 (S10), 21-33, 2023-10-15

    ...水道システムの一構成要素である配水池の底部には沈殿物が堆積している。本研究は,配水池底面に沈殿物が有る状態で地震時にスロッシングが発生した場合に,配水池内の水流によって沈殿物が舞い上がるかを確認するため,小型の剛体水槽を用いて振動実験を行った。スロッシング時の水流を可視化するために水槽にトレーサのみを入れた実験と,沈殿物を入れて舞い上がりや濁度を計測する実験の2 種類を同一加振条件で振動させた。...

    DOI

  • 下水処理場のベルトプレス脱水機における二相ステンレス鋼の耐食性

    吉見 敏彦, 平出 信彦, 西村 敏和 水道協会誌 60 (732), 72-77, 2023-10-01

    <p> ステンレス鋼は普通鋼や鋳鉄より耐食性が高く腐食リスクが低いため,無塗装でも設備の長寿命化が可能なこと,メンテナンスフリーによる維持管理費削減など,様々なメリットにより汎用のSUS304を中心に下水環境で使用されている。今回,近年開発が進んでいる高耐食かつ高強度を利用し薄肉・軽量化が可能な二相ステンレス鋼について,実処理場のベルトプレス脱水機で1年の暴露試験を実施した。</p><p> …

    DOI

  • 水道行政の国交省移管で災害対応強化へ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (799) 24-, 2023-10

    ...行政 国は厚生労働省が担ってきた水道行政を2024年度から国土交通省などへ移管するのに伴い、災害対応の強化につなげる考えだ。災害復旧への補助金増額や支援強化、官民連携などを進める。水道事業体や施工者などからは、上下水道一体化に伴う相乗効果に期待…...

    PDF Web Site

  • 水道管4500kmの更新計画をAIで支援

    日経コンストラクション = Nikkei construction (799) 30-, 2023-10

    ...上水道 丸紅は水道管路の更新計画作成を人工知能(AI)で支援するサービスを開発し、仙台市で導入した。管路ごとの破損確率の予測に基づき、更新の優先度を設定し、それに従って更新の効果をまとめる(資料1)。 支援サービスでは、ポルトガルの水道会社であ…...

    PDF Web Site

  • 埋設した蛇籠型受圧体による水平抵抗力の増大効果に関する模型実験

    安藤 龍, 荒木 裕行, 平川 大貴 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 25-31, 2023-09-29

    ...上水道管等の埋設管屈曲部には構造上,スラスト力と呼ばれる水平方向の力が作用する.屈曲部に防護コンクリートを施して水平抵抗力を増やす対策が一般的であるが,この手法では地震により周辺地盤が液状化した際に安定性を欠くことがある.本研究では,スラスト力防護対策として屈曲部の外側地盤に蛇籠型受圧体を埋設する工法を対象とし,常時において埋設管に作用する水平抵抗力の増大効果を水平載荷実験により検討した.その結果,...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 全国の消化ガス発生量・変動率に与える影響因子の抽出

    大本 拓, 宮本 豊尚, 重村 浩之, 岡安 祐司 水道協会誌 60 (731), 85-94, 2023-09-01

    ...<p> 下水道事業におけるカーボンニュートラルを推進するにあたり,嫌気性消化の重要性は一層高まっている。嫌気性消化の高度化にあたっては投入VSあたりのガス発生量やガス発生量変動率に影響を与える因子を理解することが重要である。そこで嫌気性消化に関するアンケート調査により全国の実態を把握し,ガスの増産やガス発生量の安定化に関係する因子の抽出を試みた。...

    DOI

  • 下水汚泥発酵肥料の窒素形態別画分と野菜収量に対する肥料効果

    前田 明徳, 井上 恒久, 阿部 善成 水道協会誌 60 (731), 74-84, 2023-09-01

    <p> 環境問題や持続的な環境保全型農業に関心が高まる中で,下水汚泥発酵肥料の利用は従前から多くの場所で取り組まれてきた。</p><p> 本研究では下水汚泥発酵肥料の窒素の肥効を推定するために「植物体の窒素化合物の分画方法」を採用した。この方法により,肥料中の窒素の肥効が速効性,緩効性,遅効性ないし難分解性かの評価を窒素形態別画分ごとに行うことができるので,これを踏まえ葉菜類,果菜類,根菜類等窒…

    DOI

  • レーザー吸光法を用いたオゾン反応機構の時空間分布調査

    髙木 拓, 青柳 翼, 佐々本 凌, 浪平 隆男, 王 斗艶 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 195-196, 2023-08-31

    ...<p>オゾンは今日地球の環境改善に役立つ物質として、上下水道処理、半導体洗浄、工場排水処理など幅広い分野で利用されている。近年、このオゾン生成における新たな手法としてパルスパワーによるオゾン生成が注目されており、他の放電方式に比べエネルギー効率は高いが、生成されるオゾン濃度が40g/m3で飽和し、下水処理や殺菌処理で必要となる100-120g/m3には届いていないのが現状である。...

    DOI

  • 日本と豪州国民の各種う蝕予防法に関する認識と実践の差

    山田 智子, ハフマン ジェフリー, 田口 円裕, 石上 和男, 永井 徹, 木下 直彦, 瀧口 徹 日本健康教育学会誌 31 (3), 117-126, 2023-08-31

    ...<p>目的:国際専門機関が共通して認める水道水フッ化物添加(CWF: community water fluoridation)は優れた公衆衛生的う蝕予防対策である.CWFに関する決定は住民に責任を負託された代表者によって州,もしくは地方政府レベルで行われ,多くの政府決定は個人の選択レベルにある程度影響される.そのことから先進国のうち全国規模で地域格差が少なく高率にCWFを行っている豪州とCWF未実施...

    DOI Web Site 医中誌

  • 水道における化学物質に関する最近の話題

    小坂 浩司 保健医療科学 72 (3), 203-211, 2023-08-31

    ...<p>水道における化学物質の最近の話題として,ペルフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS),農薬類,ハロ酢酸を採り上げた.PFASは,2020年にペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)が水質管理目標設定項目に格上げされ,(公社)日本水道協会による水道統計で全国の水道での調査結果が集計されるようになった.しかし,調査地点数は他の項目に比べて少なく,より...

    DOI

  • 降雨の確率に関する考究-毎年最大値法と非毎年最大値法など-

    髙島 英二郎 水道協会誌 60 (730), 126-133, 2023-08-01

    <p> 浸水対策の目標設定にあたっては降雨と確率の関係が必要になる。これについて確率分布を用いて表す方法に関し,掘り下げた検討を行った。特に,毎年最大値法(AMS),非毎年最大値法(POT),それぞれの特性及び関係について,実データによる解析,理論的関係の検討を通じ明らかにした。</p>

    DOI Web Site

  • 地域における下水汚泥の農業利用の普及に必要な人物のタイプ~イノベーション普及理論からの考察~

    加藤 裕之, 星野 まどか 水道協会誌 60 (730), 108-116, 2023-08-01

    ...本稿では,下水汚泥の農業利用の普及に成功し「国土交通大臣賞循環のみち下水道賞」を受賞した佐賀市,岩見沢市,秋田県の3つの地域を取り上げ、普及に重要な役割を果たした人物に注目した調査を行った。具体的には、佐賀市の中心人物と農家にインタビューやアンケートを行った結果をRogersのイノベーション普及理論と照合させて、普及に必要となる人物のタイプについての仮説を立てた。...

    DOI

  • 堺市が施工者に配慮して工費「水増し」

    日経コンストラクション = Nikkei construction (797) 29-, 2023-08

    ...トラブル 堺市が発注した水道工事の契約額水増しを巡る問題で、市が労務費を割り増すために、1日の施工時間を不当に減らしていたことが分かった(資料1)。市は、住民からの要望を受けて施工の時間帯を夜間から昼間に変更。その結果、労務費の夜間割り増しが…...

    PDF Web Site

  • 中浦水道のトンボロ

    渡辺 正巳, 平石 充 Laguna(汽水域研究) 30 (0), 23-29, 2023-07-30

    To verify the description of the Nakaura Channel described in <i>Izumo no kuni fudoki</i> (the topography of Izumo Province), I reconstructed the topography of the lake bottom in the waters …

    DOI

  • 都市機能誘導区域への誘導施設の立地に関する研究

    西川 杏紗菜, 岡井 有佳, 酒本 恭聖 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集 21 (0), 61-64, 2023-07-29

    立地適正化計画は、市街地の空洞化の抑制と都市機能の集約を目的としており、都市機能誘導区域外への建築・開発行為に対しては届出・勧告のルールを設けている。しかし、実際は都市機能誘導区域内に誘導施設の立地が進んでいるとは言い難い。 本研究では、誘導施設の立地状況と都市機能誘導区域外に建築された誘導施設に対する届出・勧告制度の運用実態を明らかにする。結果、都市機能誘導区域内に建築された誘導施設の大部分は…

    DOI Web Site

  • 下水処理場の有機物回収率向上による電力自立のポテンシャル評価に関する研究

    福嶋 俊貴, 西村 文武 水道協会誌 60 (729), 92-101, 2023-07-10

    <p> 有機物回収率の向上による下水処理場の電力自立を目指して,下水処理場機能評価システム(PES)を使用し,処理能力10~15万m<sup>3</sup>/日の4ヶ所を対象に,処理能力144,000m<sup>3</sup>/日のモデル処理場も加えて電力自給率を試算した。有機物回収率の向上としては導入の容易さから前凝集処理と高負荷運転(コンタクトスタビライゼーション法)を検討した。前凝集処理で…

    DOI

  • LC-MSを用いた界面活性剤定性分析法の検討

    細田 耕, 大原 丈幸, 勢川 利治 水道協会誌 60 (729), 102-110, 2023-07-10

    <p> 下水処理場に高濃度の界面活性剤の流入が起こった場合に,その原因物質を特定することを目的に,LC-MSによる界面活性剤の定性分析法の検討を行った。13種類の界面活性剤に対しスキャンモード分析を行い,それぞれの物質のピークについて,保持時間とm/zを特定した。さらに,市販されている洗剤やシャンプー等13種類の製品について同様の分析を行い,界面活性剤の同定の可否を検討した。その結果,成分表に記…

    DOI Web Site

  • ウルトラファインバブルを含むシャワーの角層水分量・保湿への影響

    早坂 信哉, 古川 真也, 松枝 和輝 日本健康開発雑誌 44 (0), 55-60, 2023-06-14

    ...</p><p><b>結果</b> 前後比較では水道水シャワーの角層水分量はシャワー後に有意に増加したが、30分後にもとに戻り有意差は得られなかった。一方、UFBシャワーはすべての測定時点で有意に増加した。群間比較では水道水シャワーと比較し、シャワー後の15分、30分の測定点でUFBシャワーの角層水分量が有意に多かった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 補充液加温と血液加温の小児回路における加温性能の比較

    吉田 圭介, 山香 修, 木下 正啓, 内村 鴻一, 福田 理史, 平湯 恒久, 中村 篤雄, 山下 典雄, 高須 修 日本急性血液浄化学会雑誌 13 (2), 97-101, 2023-06-01

    ...【方法】水道水をCHD,除水なし,透析液流量400mL/h,血流量(Q<sub>W</sub>)10,20,30mL/minの条件で水温37.5℃の恒温水槽内に再循環させた。加温器の温度設定はAでoff,40℃(A off,A40),PCでoff,40,43℃(PC off,PC40,PC43)にした時と,A40の返血回路に43℃のPCを装着(A40+PC43)した時の返血出口の水温を測定した。...

    DOI

  • 壮年期発症のBlake’s pouch cystの1手術例

    太田 浩嗣, 清野 純平, 室谷 遊, 山本 淳考 Journal of UOEH 45 (2), 129-132, 2023-06-01

    ...推測されている.BPC様に脳室拡大を呈した壮年期発症例に腰椎腹腔短絡術を施行し,良好な結果を得られたため報告する.症例は68歳男性.2年前から歩行障害が徐々に進行し,独歩が困難となった.体幹失調を認め,開脚すり足歩行でつたい歩きであったが,認知症や尿失禁はなかった.また,左方視で複視を訴えた.CT上第四脳室を含む脳室拡大と後頭蓋窩髄液腔の拡張を認め,MRIで第四脳室脈絡叢は小脳虫部前方にみられ,中脳水道...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献6件

  • 2022年9月23日~24日の静岡県における豪雨災害の特徴

    牛山 素行, 北村 晃寿 自然災害科学 42 (1), 5-29, 2023-05-31

    ...また静岡市では水道の取水口が洪水で埋没し76,300戸が断水となり,復旧には10日近くかかった。犠牲者はいずれも地形的に洪水や土砂災害が起こりうる場所で発生した。静岡市などの洪水もハザードマップで想定されていた規模の範囲内である可能性が高い。...

    DOI

  • 霞ヶ浦の流入河川・湖水・湖水を原水とする水道水におけるネオニコチノイド系殺虫剤濃度

    杉野 史弥, 佐藤 登志子, 山室 真澄 陸水学雑誌 84 (2), 139-142, 2023-05-25

    ...水道水は2020年9月から2021年3月の間に湖水・河川水を採水した日の夕方に7回採水した。国内で使用される7種のネオニコチノイドのうち,清明川では5種類,霞ヶ浦では4種類が検出された。またジノテフランとクロチアニジンは湖水・河川水ともに周年検出された。一方で水道水からは全期間においてネオニコチノイドが検出限界未満で,浄水場での活性炭処理により除去されていると考えられた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 高度処理対応連続流入型回分式活性汚泥法の処理性能評価

    野田 慎治, 劉 軍, 金田 誠, 竹島 正 水道協会誌 60 (727), 64-74, 2023-05-01

    <p> 筆者らは,複数の系列に対して概ね同一の運転操作を適用すればよいという利点を有する連続流入型回分式活性汚泥法に着目し,高度処理性能を評価すること及び流入下水の混入による処理水質悪化リスクと活性汚泥の流出リスクを低減するための方法を検討することを目的として,連続処理実験とシミュレーション解析を行った。実験及び解析結果から,連続流入型回分式活性汚泥法においても,適切な曝気工程と撹拌工程を設定す…

    DOI

  • 次世代補助燃料を適用する下水汚泥焼却プロセスに向けた焼却炉運用の全国実態調査

    谷藤 渓詩, 宮本 豊尚, 重村 浩之, 岡安 祐司, 高岡 昌輝 水道協会誌 60 (727), 75-85, 2023-05-01

    <p> 下水汚泥焼却プロセスは我が国における主要な汚泥処理方式の一つであるが,その補助燃料は下水処理場における温室効果ガス排出の一因となっている。従来の補助燃料とは別の代替エネルギー(次世代補助燃料)を利用することで,これを削減できると考えられる。そこで本報では,下水汚泥焼却プロセスの実態を把握するため,全国の下水処理場に焼却炉が設置されている公共団体を対象にアンケート調査を実施した。汚泥の負荷…

    DOI Web Site

  • 設計変更指示書の偽造で市職員が懲戒免職

    日経コンストラクション = Nikkei construction (794) 34-, 2023-05

    ...不正 静岡市は2023年3月29日、道路工事の設計変更指示書を偽造したなどとして、市道路部清水道路整備課の主任技師(30歳)を懲戒免職にした(資料1)。この職員は21年8月にも、カーブミラーの設置について住民に虚偽の説明をしたうえ、住民への謝罪を代行業者に…...

    PDF Web Site

  • 東京都品川区の手押しポンプ付きの井戸

    地学雑誌 132 (2), Cover02_01-Cover02_02, 2023-04-25

    ...</p><p>(撮影:伊東優希;説明:李 盛源)</p><p><b>注</b></p><p>1) 東京都下水道局下水道100%普及達成年次表</p><p> https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/living/a2/spread/tasseinennzi/index.html [Cited 2023/1/28].</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 在宅血液透析の除害施設申請を経験して

    阿部 政利, 山中 昇, 沓澤 和佳子, 風間 千佳, 菅生 太朗, 小藤田 篤 日本在宅血液透析学会誌 3 (1), 45-47, 2023-04-20

    ...<p>下水道排水基準を満たさない透析廃液を放流するため,行政と事前協議を行ない除害施設の申請が必要になることが判明した.要件を満たすには,①下水道排水基準の順守②既存配管への接続方法が問題となった.下水道排水基準で問題となる項目は,水素イオン濃度(pH5を超え9未満)生物化学的酸素要求量(BOD・600mg/L未満)浮遊物質量(SS・600mg/L)ノルマルヘキサン抽出物質含有量(5mg/L)の4項目...

    DOI 医中誌

  • 小規模下水処理場のエネルギー使用量実態

    濵田 知幸, 田中 裕大, 藤井 都弥子, 高村 和典 水道協会誌 60 (726), 132-140, 2023-04-07

    ...<p> 新下水道ビジョン加速戦略では概ね20年で下水道事業における消費電力量の半減を目標としている。小規模処理場も下水処理場における電力量全体の18%程度を占め、省エネルギー対策が必要であるが,小規模処理場を対象とした調査研究は少ない。...

    DOI

  • 水道分野における2050年度の温室効果ガス排出量の試算と対策分野の優先順位に関する評価

    岩渕 光生, 安倉 直希, 藤井 都弥子, 田隝 淳, 三宮 武, 南山 瑞彦 水道協会誌 60 (726), 141-149, 2023-04-07

    ...しかし,この試算結果が人口減少や電源構成の変化による外的要因を内包しており,下水道が取り組むべき実質的な削減量や対策分野の優先順位が不明瞭という課題を残した。そこで,外的要因の影響を分離し,下水道が実質的に削減すべき量(約312万t-CO<sub>2</sub>/年)を算出した。...

    DOI

  • データ同化を用いた原水濁度の実時間予測手法の開発

    川口 智也, 村田 道拓, 濱谷 義晃, 榊原 康之, 篠田 成郎 水道協会雑誌 92 (4), 30-42, 2023-04-01

    原水濁度の予測が試みられているものの、濁度の発生ポテンシャルは普遍的でなく不確実性を有するこ とが考慮されておらず、今のところ、実時間予測の実用には至っていない。本研究では降雨完全予測の条件下、 データ同化を用いて原水濁度の予測を試みた。原水濁度を推定するための分布型の物理モデルを構築したうえで、 …

    DOI

  • 水素ガスをキャリアーガスとして用いた水道水中のジェオスミン及び 2-メチルイソボルネオールPT-GC/MS 法の妥当性評価

    佐藤 亮平, 川口 寿之, 中澤 智子, 古川 浩司, 岩間 紀知, 大木 智行, 船坂 鐐三, 奥村 明雄 水道協会雑誌 92 (4), 43-49, 2023-04-01

    ...そこで、一般社団法人全国給水衛生検査協会に設置さ れている飲料水試験法検討委員会では、水道水中のジェオスミン及び2-メチルイソボルネオールのPT-GC/MS 法について、水素ガスをキャリアーガスとして用いた方法を検討し、「水道水質検査方法の妥当性評価ガイドライ ン」に基づき、選択性、真度、精度及び定量下限等を確認し、良好な結果が得られたので報告する。...

    DOI

  • 除雪に関する民俗知識の継承 -消雪池と克雪住宅の変遷から-

    有馬 絵美子 非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials (26) 119-142, 2023-03-20

    ...現地調査では、長野県下水内郡栄村の小赤沢集落において、消雪池「タネ」の敷設状況や、道路に水を流して雪を消す「流水道路」の現状、及び、個別事例として一冬の除雪作業の様子を記録した。種池は、養魚や洗い場、除雪の機能を残して存続しただけでなく、除雪の機能に関しては、玄関横や屋根雪の落ちる位置に新設されたり、コンクリートで舗装して流水の機能を強化したりと、改良が続けられている。 ...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 上下水道施設に欠かせない制御技術の現状と展望

    斗成 聡一 電気学会誌 143 (3), 136-139, 2023-03-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>日本の近代上下水道はおよそ一世紀の歴史の中で,安全な都市生活の確保,クリーンな地球環境の形成に大きく貢献し,今後も大きな発展が期待されている。上下水道を担う制御技術も飛躍的に進化しており,上下水道施設の安定稼働,処理水質の向上に大きく貢献している。一方,日本</p>...

    DOI Web Site

  • 水道水中のカルキ臭の生成と制御に関する最新の動向

    小坂 浩司, 越後 信哉, 松下 拓, 今井 美江, 清宮 佳幸, 庭山 秀一 水道協会雑誌 92 (3), 19-32, 2023-03-01

    ...トリクロラミンや有機クロラミンは水 道水中から、それらの前駆物質は水道原水からの存在状況が調査されている。カルキ臭原因物質や前駆物質の低 減方法として、塩素処理条件、活性炭処理、紫外線処理、オゾン処理、イオン交換処理が検討されている。...

    DOI

  • コロナ禍における水需要構造の変化及び駅使用水量を用いた評価

    益﨑 大輔, 池田 拓哉, 武田 風史 水道協会雑誌 92 (3), 9-18, 2023-03-01

    コロナ禍における大阪市域の水需要構造の変化を分析したところ、業態別には生活用水量の増加・都市 活動用水量の減少、時間帯別には朝及び夜間の使用水量が減少し、夕方の使用水量が増加しており、ライフスタ イルの変化・行動変容が影響していると考えられた。これらの水需要構造の変化は、市域の主要駅における使用 …

    DOI

  • 上下水道事業の現状と課題

    滝沢 智 電気学会誌 143 (3), 128-129, 2023-03-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>日本の上下水道事業は,高度成長期とそれ以降の比較的短い期間で普及率が大幅に上昇し,上水道事業の普及率は2019年現在98.1%,下水道事業の普及率は2020年現在80.1%である。このように高い普及率のみならず,水道水質基準や下水道放流水質基準を設定し,それらの基準値を</p>...

    DOI Web Site

  • 上下水道とエネルギー活用技術

    森 竜也 電気学会誌 143 (3), 132-133, 2023-03-01

    ...上下水道事業は,年間電力消費量が約150億kWhと日本全体の電力消費量(9,782億kWh<sup>(1)</sup>)の約1.5%(上水道:約0.8%<sup>(2)†</sup>,下水道:約0.7%<sup>(3)</sup>)を占める</p>...

    DOI Web Site

  • 効率的運用技術の概要

    青木 隆 電気学会誌 143 (3), 134-135, 2023-03-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>近年日本の上下水道は,水需要の減少に伴う収益の減少,施設老朽化による更新需要の増大,職員数の減少等の課題に直面している。一方,ライフラインとしてこれまで安全・安心・安定をキーワードに続けてきたサービスの維持・向上も期待されており,財政の健全化,運営基盤の強</p>...

    DOI Web Site

  • 上下水道事業における電気技術の役割

    大森 由明, 野澤 光徳, 熊谷 治彦 電気学会誌 143 (3), 130-131, 2023-03-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>1.1 近代上下水道の始まり</p><p>上下水道整備の本来の目的は,衛生環境の改善である。江戸末期から日本は横浜や函館,神戸などを開港して海外と交流を始めた。これらの都市や東京など大都市では人口増加によるし尿処理の不備や井戸水の汚染などにより,明治初期には毎年のようにコレラや腸チフス,赤痢などの疫</p>...

    DOI Web Site

  • 設備保全・維持管理技術のDX化と課題

    上田 修 電気学会誌 143 (3), 140-143, 2023-03-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>上下水道事業は重要なインフラ基盤として大きく発展してきたが(図1<sup>(1)</sup>は上水道の例),近年,急速な施設老朽化や水需要の減少に伴う収益の伸び悩みなど,上下水道を取り巻く環境は急速に変化している。加えて団塊世代のベテラン技術職員退職による運転・保全ノウハウの喪失が問</p>...

    DOI Web Site

  • 上下水道におけるリスク低減への取り組み

    小熊 基朗 電気学会誌 143 (3), 144-145, 2023-03-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>日本の上下水道施設においては,近年,施設の老朽化,職員の減少,財源不足等により設備を維持管理していくうえでのリスクが高まってきている。加えて,地震や台風,豪雨等の自然災害によるリスクも顕在化しており,リスク低減への取り組みは,安心・安全で安定的なサービスを提</p>...

    DOI Web Site

  • 下水管渠の寿命年数を予測する5種類の手法

    藤生 和也 水道協会誌 60 (725), 82-91, 2023-03-01

    <p> 下水管渠のアセットマネジメントでは,個別スパンの寿命年数をできる限り正確に予測することが重要な研究課題である。本研究は,同一スパンにつき多数回の調査結果を含むデータベースを基に,5種類の予測手法を考案し,データを入力して個別スパンの劣化曲線を作成し,寿命年数を予測する。管齢を間接に説明変数とする線形判別式により任意のスパン及び管齢の判別得点が算出でき,判別得点から変換曲線で個体生存率が算…

    DOI

  • 多機能型マンホール蓋の下水道雨天時浸入水対策への活用

    武藤 真, 和田 淳, 後藤 裕之, 山下 紀史, 神山 守 水道協会誌 60 (725), 100-107, 2023-03-01

    ...<p> 分流式下水道における雨天時浸入水は全国的な課題である。東京都多摩地域の約8割は分流式下水道で整備されており,2019年の台風等の際には雨天時浸入水による浸水被害が発生している。雨天時浸入水への対策を進めるにあたり,流域面積が広大な流域下水道の区域では,調査の人員等の限界があり,従来の手法では実務的に効果的な対応が困難であった。...

    DOI

  • ガソリンが水道管浸透、発がん性物質検出

    日経コンストラクション = Nikkei construction (792) 37-, 2023-03

    ...事故 北海道室蘭市内の給油所から漏れ出したガソリンが水道水に混入した事故を受け、市は浸透に弱いポリエチレン(PE)製の水道管をダクタイル鋳鉄管に取り換える。2023年2月9日に開いた有識者による検討委員会で対策を明らかにした。 ガソリンが浸入したのは…...

    PDF Web Site

  • 大学病院専用水道の配管不備による乳児のメトヘモグロビン血症発生と最近の水質事故について

    浅見 真理, 三好 太郎, 三浦 尚之 保健医療科学 72 (1), 31-42, 2023-02-28

    ...<p>住民100人以上への給水または日量20m3以上の給水を行う水道施設を専用水道(SPOWs)という.専用水道や小規模水道の施設では適切な維持管理が必要であり,特に個人の飲料水用井戸を含む小規模水道では,健康被害を伴う水質事故が多く発生している.SPOWの水質事故の多くは,地下水を原水として使用している施設で発生しており,SPOWを設置する側には水質管理の徹底が求められている.最近の飲料水貯水槽の...

    DOI Web Site

  • 水道管異常検知に適した物体検出のための学習方法の検討

    五十嵐, 龍太郎 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 659-660, 2023-02-16

    近年、多くの下水管の老朽化が進んでおり、調査や修復が必要となっている。しかしながら、そのための費用や作業員共に足りていないのが現状である。下水管調査に物体検出を適用する研究が進んではいるが、まだ十分な検討がされていない。そこで本研究では、物体検出を用いた下水管の異常検知の精度を高める手法について検討する。先行研究では、物体検出手法YOLOv5を用いて下水管異常を学習した結果、正解率60%の精度と…

    情報処理学会

  • 構造信頼性設計に基づく地震リスクマネジメント手法による上水道管路の災害リスク情報の定量的評価に関する研究

    常井, 友也 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 163-164, 2023-02-16

    ...上下水道施設等のライフライン管路は,経年劣化等による耐力低下が懸念されている.本研究では,ライフライン管路の中でも,上水道管路を取り上げ,構造信頼性設計に基づく地震リスクマネジメント手法により,地震時の被害特性を定量的に評価できる「地震リスク」用いて,地震時予測損失の分析を実施し,上水道管路の耐震安全性評価として,「災害リスクの情報」の定量的評価を実施する.また,本研究では,上水道管路の継手性能を耐震性能評価...

    情報処理学会

  • 建築設備用水配管システムの腐食対策

    中村 勇二, 山田 育弘, 松川 安樹, 岡崎 慎司, 朝倉 祝治 空気調和・衛生工学会 論文集 48 (311), 1-9, 2023-02-05

    ...イオン交換率の変化を模擬するため,水道水とそのアニオン交換処理水を任意の割合で混合した溶液を作製し,炭素鋼に対する腐食性を調べた。混合割合と炭素鋼の腐食速度の関係では,アニオン交換処理水の割合が高い水溶液中では炭素鋼に腐食が生じず,ある混合割合を超えると腐食が発生し,腐食速度が急激に上昇した。...

    DOI

  • 水道統計を用いたわが国における従属栄養細菌の測定状況解析

    谷口 直生, 三浦 尚之, 浅田 安廣, 上野 薫, 谷口 なつ海, 増田 貴則 水道協会雑誌 92 (2), 2-13, 2023-02-01

    ...本研究では、平成20年度から水質管理目標設定項目に設定されている従属栄養細菌について、水道統計 を用いて全国の水道事業者等における測定状況を解析した。その結果、従属栄養細菌数(HPC)を測定している 事業者は年々増加し、令和元年度は34%が給水栓水において検査していること、57%が年1回検査していること が分かった。また、原水では一般細菌数とHPC の間で強い相関関係が認められた。...

    DOI

  • 下水汚泥の嫌気性消化におけるオゾン前処理効果およびエネルギー評価

    小松 俊哉, 大滝 風子, 姫野 修司 水道協会誌 60 (724), 114-122, 2023-02-01

    <p> 下水汚泥の嫌気性消化の効率化を目的として,濃縮余剰汚泥にオゾン前処理を行い,基質として濃縮初沈汚泥も投与し中温消化の連続実験を実施した。未処理系およびオゾン前処理系を滞留日数(HRT)25日,15日の両条件で運転した結果,HRT25日の条件では,投入VSあたりのバイオガス発生量は未処理系514NmL/g-VS,オゾン処理系658NmL/g-VSとなり,28%増加した。HRT15日の運転に…

    DOI

  • 欠損した水道管データをAIが推定して補完

    日経コンストラクション = Nikkei construction (791) 35-, 2023-02

    ...米FRACTAの日本法人、Fracta Japan(東京・渋谷)は水道事業者が保有する水道管路台帳の欠損をAI(人工知能)で補完するサービス「バーチャルパイプ」の提供を始めた(資料1)。記録が残る周辺の管路や水道施設の情報を基に、管の口径や素材、敷設年数を自動で推…...

    PDF Web Site

  • 令和4年台風15号による断水時の透析医療機関等の対応と今後の課題

    湯浅, 恭史, 宮地, 武彦, 蒋, 景彩, 上月, 康則 土木学会論文集 79 (24), 23-24015-, 2023

    ...そこで本研究では,災害による断水時の対応を透析医療機関等が迅速に対応するための教訓を抽出し,今後の事前対策に活かすことを目的に,令和4年台風15号での静岡県静岡市清水区での断水による透析医療機関や水道事業者等に対してインタビュー調査を実施し,実際の対応と影響について明らかにし,これらから災害時の課題を抽出した.また,今後取り組むべき事前対策等について考察を行った....

    機関リポジトリ

  • セメントを使わない硬化体の各種プレキャストコンクリート製品への適用に関する研究

    畑 実, 佐藤 誠, 宮澤 伸吾 土木学会論文集 79 (1), n/a-, 2023

    <p> 本研究は,フライアッシュ,高炉スラグ微粉末及びアルカリ刺激剤として水酸化カルシウム等を使用した結合材(IBPM)を,蒸気養生により製造される様々なプレキャストコンクリート(PCa)製品に適用することを目的としたものである.IBPMコンクリートの圧縮強度に及ぼすフライアッシュの品質変動の影響,水結合材比と圧縮強度の関係について明らかにするとともに,収縮特性,塩化物イオン拡散係数,硫酸抵抗性…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 三宅島の水環境に関する水文地理学的研究

    松本 達志, 小寺 浩二 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 149-, 2023

    ...島内の湖(池)3か所、沢2か所、地下水9か所(このうち水道水源が8か所)、湧水2か所、水道水14か所、雨水3か所、その他として温泉1か所、雨水を利用した水道1か所の計35地点で調査を行った。現地で気温、水温、(温度計とHANNA)、電気伝導度(EC)、pH、RpH、化学的酸素要求量(COD)、流量を計測した。...

    DOI

  • 埼玉県所沢市の地下における更新統の層序

    加藤 進 埼玉県立自然の博物館研究報告 17 (0), 1-12, 2023

    ...は一様ではなく,隣接する水道井でも異なる.その間の層厚は西部浄水場で最も厚く,層厚が厚くなると砂礫層の割合は増える傾向が認められる.“ 貝殻混り” で認定される海成層の分布域は含軽石層B から含軽石層A に向かって縮小しており,仏子層や東京都の層序試錐との対比から,含軽石層B の堆積時(約1.6 Ma)の海域は所沢付近の東西や南に拡がっていたと推定される....

    DOI

  • 法務省登記所備付地図データを活用した戦前期遺構のマッピング―広島県東広島市における旧呉市上水道の事例―

    岩佐 佳哉, 熊原 康博 E-journal GEO 18 (2), 367-379, 2023

    ...確認できた.この細長い区画は上水道を敷設するために呉市が取得した土地である.旧呉市上水道の敷設の背景には旧日本海軍鎮守府の協力・支援があり,本研究で明らかにした遺構は,戦闘とは直接関係のない場所にも戦争の影響が及んでいたこと,その影響が現在も継続していることを示す戦争遺跡の一種とみなすことができる.そして,登記所備付地図データを活用することで,閲覧にかかる労力や費用が削減され,より精緻なマッピングが...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • DIC方程式を用いた純一次生産速度の推定手法の開発

    丸山 桃茄, 中山 恵介, 清水 武俊, 駒井 克昭 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 海水域のみならず,淡水も含めた低塩分な領域における炭素貯留効果が注目されているが,現在確立しているのは海草・海藻藻場における年間の炭素隔離量の推定手法のみである.そこで,本論文ではすべての水域に用いることができる手法を開発し,検証することを目的とした.北海道・コムケ湖におけるアマモのDIC方程式を用いて,光量子束密度や水温,アマモの現存量の変化を仮定し,1年間のDICの変化量を推定したと…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 管網端部での水圧低下に基づく漏水発生予測に向けた機械学習の利用

    安江 崇志, 劉 ウェン, 丸山 喜久 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 245-253, 2023

    ...<p>現在,日本の水道では年間2万件を超える漏水・破損事故が発生している.上水道管の漏水は,地上に流れ出す地上漏水と,地上には流れ出さず地下で流れている地下漏水の2種類に大別できる.地上漏水は人目に触れることから発見しやすいものの,地下漏水は漏水の状況を直接目視で確認できないため,早期発見のための技術開発が求められている.そこで本研究では,現在普及が進んでいるスマートメータを活用した水道管路のモニタリング...

    DOI

  • 広域災害、激甚災害時の病院被災から考える防災医工学

    福田 幾夫 生体医工学 Annual61 (Abstract), 89_1-89_1, 2023

    ...その原因は病院のインフラストラクチャ(建物、電気、水道、エネルギー)の被災と人的資源の不足である。インフラストラクチャについては、病院の建築構造強化、備蓄などで対応可能であるが、人的資源は病院職員が被災者になるために、必ずしも充足せず、医療需要は逼迫する。...

    DOI

  • 水需要に応じた管路施設のダウンサイジングと水道事業経営に関する分析的研究

    二宮 仁志, 福田 茉紘 土木学会論文集 79 (23), n/a-, 2023

    ...について定量的に分析するとともに,水道事業経営の改善方策について考察することを目的とする.実在する水道事業を参考に,事業リスクを考慮した仮想水道事業モデルを構築,管径縮小と給水エリア縮小の2つのダウンサイジング手法が事業経営に及ぼす影響について分析・コンセッション方式の導入効果も交え考察を試みた....

    DOI Web Site 参考文献8件

  • <i>Bifidobacterium breve</i> strain Yakult 経口投与による腸内環境改善が引き起こすアトピー性皮膚炎改善効果

    志岐 幸祐, 立石 里佳, 藤崎 明日香, 倉田 淳志, 山田 秀和, 水口 信行, 伊藤 龍生 日本臨床腸内微生物学会誌 25 (1), 38-45, 2023

    ...</p><p>【方法】NC/Ngaマウスの背中に塩化ピクリル溶液を塗布しADを発症させ,0.2mL/日の水道水を経口投与した群をAD群,BY懸濁液(5×10<sup>9</sup>CFU/0.2mL/日)を経口投与しADを発症させた群をBY群とした。ADを発症させずに水道水(0.2mL/日)の経口投与した群をControl群とした。飼育期間終了後,病変部位である背中の皮膚・小腸を採取し,検討した。...

    DOI

  • デキストラン硫酸トリウム誘発大腸炎がNASH病態進行へ及ぼす影響

    宇野 絹子, 名倉 かれん, 畑中 悠里, 煙山 紀子, 中江 大, 太田 毅, 美谷島 克宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-011E-, 2023

    ...試験は6週齢雄性C57BL/6jマウスを用い、1.25%DSS水を1週間毎の間歇飲水投与を3週間実施し、コリン欠乏メチオニン低減アミノ酸食(CDAA食)を給餌したDSS+CDAA群、水道水を与え、CDAA食を給餌したCDAA群、DSSを飲水投与し通常食を与えたDSS群、そして水道水及び通常食を与えたControl群の4群構成とした。...

    DOI

  • 人口減少社会における革新的下水処理技術の評価と普及の可能性

    度会 真実, 風間 しのぶ, 滝沢 智 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    ...<p> 日本の下水道事業は,人口減少による使用料収入の低減に直面する一方で,施設の老朽化に伴う維持管理費や改築更新費の増大が見込まれる.さらに,地球温暖化問題への関心の高まりから下水道事業においても温室効果ガス排出量の削減が求められている.これらの問題に対処するため,国や地方公共法人日本下水道事業団は,民間企業による新技術の開発を支援しているが,これまでのところ,中小規模の下水道を対象とした下水処理技術...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • COVID-19に関わる下水ウイルス情報に対する市民の支払い意思額

    清水 丞, 大住 英俊, 森永 晃司, 吉井 啓貴, 平山 奈央子, 大村 達夫, 河野 達仁, 佐野 大輔 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    <p> 新型コロナウイルス感染症の発生以降、感染症制御に活用することが提案されてきた下水中のウイルス濃度や遺伝子配列情報などの下水ウイルス情報に対する市民の支払い意思額を推計することを試みた。下水ウイルス情報発信サイトが運営され、その情報がメールやテレビ報道等で発信されている仙台市においてWEBアンケートを行ったところ、6種類の下水ウイルス情報のうち、「市内における下水中ウイルスの検出情報」に対…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 江島周辺水域の湖底地形と近世以降の埋立

    渡辺 正巳, 平石 充 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 253-, 2023

    ...<b>引用文献</b> 国土地理院(HP)調査実施湖沼一覧「1/1万湖沼図」で刊行「中海」渡辺正巳・平石 充(2023)江戸時代以降の江島埋立て史.LAGUNA(汽水域研究), 30, 1-10.渡辺正巳・平石 充(印刷中)中浦水道のトンボロ.LAGUNA(汽水域研究), 30....

    DOI

  • 大山火山北西麓(淀江地域)の地質構造

    和田 卓也, 槇納 吏袈, 吉田 健司, 橋本 和茂, 田代 誠士 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 465-, 2023

    ...<b>●参考文献 </b>1) 津久井雅志(1984):大山火山の地質, 地質学雑誌, 90巻9号p.643-658. 2) 荒川 宏(1984):大山火山北西部における火山麓扇状地の形成, 地理学評論,57 巻12 号p.831-855. 3) 山元孝広(2017):大山火山噴火履歴の再検討,地質調査研究報告,第68巻,第1号,p.1–16. 4) 米子市水道局・大山山麓西部域の水資源懇談会(2011...

    DOI

  • 水道水中農薬のGC/MSスクリーニング分析におけるクロマトグラム解析の誤差要因の分析

    小林 憲弘, 土屋 裕子, 高木 総吉, 吉田 仁, 大窪 かおり, 北原 健一, 坂本 晃子, 木下 輝昭, 仲野 富美, 橋本 博之, 古川 浩司, 粕谷 智浩, 岩間 紀知, 平林 達也, 小嶋 隼, 林 幸範, 古口 健太郎, 五十嵐 良明 環境化学 33 (0), 26-40, 2023

    <p>In order to adopt "screening analysis" in drinking water quality testing, which performs qualitative and quantitative analysis based on information registered in a database without measuring …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 遠賀川流域の水環境に関する研究(2)

    花田 心吾, 小寺 浩二 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 145-, 2023

    ...しかし、流域人口約60万人以上が居住しているにも関わらず低い下水道整備率や河口堰による水の滞留など水質への影響が懸念される。本研究では、現地での河川の水のサンプル採取とそれらの水質解析を通じ、流域の水環境の特性を明らかにする。これまででは現地測定項目の季節的、空間的考察により夏期にpHの値が下がるなどの特性が明らかになったが、今回は主要溶存成分も交えた議論も含める。...

    DOI

  • 浅間山麓における湧水中のフッ化物イオンについて

    鈴木 秀和 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 201-, 2023

    ...浅間山北麓では,水道水源として利用されている湧水・地下水に,約1.0mg/L(水道水質基準は0.8mg/L以下)のフッ化物イオン(F<sup>–</sup>)が含まれていることが以前より知られていた(佐伯・田瀬,1988)。...

    DOI

  • 関数回帰に基づく生活用水の気象環境応答分析

    岡田 将誌, 永山 聡一朗, 横沢 正幸 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 212-, 2023

    ...市町村単位の配水量および給水人口データは日本水道協会発行の水道統計を利用した。気象データは当該市町村が位置する気象庁アメダスデータを、TFPデータは日本生産性本部の生産性データベースを利用した。対象期間は2002年から2019年とした。説明変数と目的変数、β関数はフーリエ級数によって基底関数展開した。...

    DOI

  • 福岡県における水道事業の広域再編・連携の展開

    美谷 薫 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 291-, 2023

    ...</p><p> 2014年の国通知は,都道府県単位で水道事業の運営基盤強化の方向性を示すことを求めており,2018年の水道法改正では,都道府県の責務の1つに水道事業者間の広域的な連携推進が位置づけられた。さらに,2022年度末までに,具体的な再編の組み合わせに基づく効果のシミュレーションなどを示した「水道広域化推進プラン」を策定することとされ,各都道府県で作業が進められている。...

    DOI

  • 出血性脳卒中後の続発性正常圧水頭症における脳脊髄液の動態観察

    山田 茂樹, 伊藤 広貴, 石川 正恒, 山口 真, 山本 一夫, 野崎 和彦 脳卒中の外科 51 (2), 99-106, 2023

    ...</p><p>sNPH群は出血性脳卒中群や健常群と比較して,Magendie孔と中脳水道下端におけるSVと逆流率,中脳水道上端とMonro孔におけるSVが有意に大きかった.中脳水道背側におけるOSSの振幅と最大値は,出血性脳卒中群が健常群よりも有意に大きかった....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 地下水100%の水道事業を続ける昭島市の独自性と今後の展望

    宮下由菜, 伊藤達也 水資源・環境研究 36 (1), 66-73, 2023

    ...次に、昭島市水道部と東京都水道局に行ったヒアリング調査では、昭島市が独自運営を続けてこられた理由は、地質や地形に恵まれたこと、人口増加が緩やかで、水需要が大きく増えなかったことであるとわかった。また、他市が地下水の汲み上げをやめていったことも要因として考えられていた。昭島市としては今後も独自の運営を続けていく方針であり、東京都水道局との議論もその方向性で落ち着いていることがわかった。...

    DOI Web Site

  • 平野川底質改善実証実験における南弁天橋地点の底質微生物叢の変化

    惣田 訓, 兒島 直美 水環境学会誌 46 (5), 141-148, 2023

    ...<p>合流式下水道越流水が流入する平野川では, 底質から発生するガスによって浮上するスカムが問題となっている。本研究では, 大阪府が2021~2022年に実施した底質改善の実証事業の効果を底質微生物叢の変化から検証することを目的とし, 16S rRNA遺伝子を対象とした次世代シーケンサー解析を行った。南弁天橋付近の水深4 mの底質の試験区には, 約二ヵ月ごとに硝酸カルシウムが散布された。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • 河口砂州を動的平衡状態に保つ上で必要とされる中導流堤の漂砂阻止効果

    中田 祐希, 宇多 高明, 野志 保仁, 石井 優気, 三田 周平 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 千葉県富津市を流れて浦賀水道へ注ぐ湊川の河口を実例として,中導流堤の機能について現地データを基に考察した.湊川はその規模が大きくないため,河口では波による河口砂州の形成と洪水による砂州のフラッシュが繰り返され,河口地形は動的平衡状態を保っている.まず,衛星画像により河口砂州の変動状況を調べるとともに,2022年6月22日には河口部の現地調査を行い,河口砂州を横断する3測線に沿ってGPS-RTK...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 死亡事故リスクの高いヒヤリハット体験の要因分析

    鈴木 雄, 大澤 侑加, 加藤 秀樹, 寺部 慎太郎, 柳沼 秀樹, 海野 遥香 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 1-6, 2023

    本研究では,ヒヤリハット調査により算出した交差点の人対車両事故の死亡事故リスク地点について,道路形状別で周辺施設・交通規制情報を用いて要因分析を行った.従来のヒヤリハット調査による死亡事故リスクから対策必要箇所を算出する方法に加え,ヒヤリハット指摘の無い交差点まで含めて対策必要箇所を検討するものである.各交差点について道路構造にてクラスター分析により分類を行った.抽出されたそれぞれの交差点クラス…

    DOI

  • 漂着軽石を用いた浮体構造物の海藻類付着特性

    江幡 恵吾, 梶 海聖, 松岡 翠, 袖山 研一, 馬庭 秀士, 瀬戸口 眞治 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> 漂着軽石を固化させた軽石ブロックの海藻類付着特性を明らかにすることを目的とした.高炉セメント,水道水,漂着軽石を重量比1:0.5:2.2で混ぜて軽石ブロックを製作し,2022年11月4日に海面と海底に60個ずつ設置した.浸漬13,27,39,67,88,109日後に軽石ブロックを10個ずつ回収して表面に付着している海藻類の湿重量を測定した.海面に浮かべた軽石ブロックでは浸漬13~39日後でアオノリ...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • FCD400/A6063 異材薄肉円管摩擦圧接継手の引張強さに及ぼす摩擦圧力の影響

    柚木園 剛史, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 黒川 貴大, 土手 一朗, 甲斐 信博, 長﨑 怜 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 280-281, 2023

    A6063とFCD400の薄肉円管を摩擦圧接で接合し,引張強さに及ぼす圧接条件を調べた.外径 16mm,内径 12mmとし,摩擦速度27.5s-1,摩擦圧力20MPa,摩擦時間0.3s,アプセット圧力150MPaの時にA6063母材に対して約78%の引張強さが得られた.また,この継手は,摩擦圧力30MPaの継手よりも高い引張強さを有しており,摩擦圧力を低く設定した方が良いことが分かった.

    DOI

  • リバウンドを考慮したクローズド自己酸化法による下水処理経費削減の検証

    立田 真文, 関藤 良子, 高部 芳基, 渡辺 正志 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 87-, 2023

    ...<p>下水道の普及で、現代人は健康的で文化的な生活を享受しているが、下水施設から発生する課題は、現代において も根本的に解決されていない。下水汚泥の継続的な排出による処理コストの負担は、経済の疲弊と共に地方自治体へ 大きくのしかかる。そこで、キャピタルコスト、ランニングコスト共に低いとされる自己酸化法で汚泥を削減すべく、 自己酸化槽を実際の処理場に併設し、その効果を検証してきた。...

    DOI

  • 水の安定同位体分析を通して見えてきた熊本地域における地下水流動機構の空間特性ならびにその季節変動

    相原 泰斗, 細野 高啓, 一柳 錦平, 天野 弘基, 中川 啓 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 374-, 2023

    ...地下水が古くから人々の生活と結びついており、現在水道水源のほぼ100%を地下水で賄っている本地域において、地下水における様々な課題の改善が喫緊の課題となっている。本地域の地下水流動に関する先行研究では、地下水位の測定や水理地質の測定をはじめとして様々な研究が行われてきたが、大津菊陽地域等の涵養域での解析が進んでおらず地下水系全体の理解に対し問題が残っていた。...

    DOI

  • 血液チューブ振動の自動波形識別による透析治療中の脱血不良モニタリング手法の提案

    川村 勇樹, 桑原 健太, 池田 拓洋, 徳嶺 朝子, 西手 芳明, 山本 衛 生体医工学 Annual61 (Abstract), 170_1-170_1, 2023

    ...血液回路とダイアライザを用い,これらを患者監視装置に接続し,透析治療中を模擬するように水道水を循環させた.また,血液ポンプ出口部における血液回路チューブの変形振動をレーザ変位計で測定した.本研究では,脱血不良を模擬するために脱血チューブの一部を鉗子で閉塞した状態において,血液ポンプの設定流量を300 mL/minとした時,血液ポンプ入口部に設置した超音波流量計における実測値が200及び100 mL/...

    DOI

  • 簡易模擬血液の調製

    大前 菜緒, 菊川 久夫, 大島 浩 生体医工学 Annual61 (Abstract), 246_1-246_1, 2023

    ...実際に人工心肺回路の一部を使用し、作製したマイクロバブル水の流速を超音波流量計で測定した結果、水道水では困難であった流速の測定が可能であった。</p>...

    DOI

  • 水循環基本計画における計画区域と水道・下水道の位置付けに関する考察

    清水 康生 土木学会論文集 79 (26), n/a-, 2023

    ...<p> 水循環基本計画は,地下水の適正な保全及び利用を明確に位置付けた計画として意義がある.しかし,同計画では,計画区域とされる流域の範囲について議論の余地がある.また,水道や下水道という人工系の水循環の河川との水量的な連続性とその有する意義に関しては言及されていない.本稿では,計画区域として,水源となる河川流域,水道区域,下水道区域を包絡する水循環圏の概念を提案する.そして,同圏域の人工系と自然系...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 生存時間解析による水道用ポリエチレンスリーブの防食効果の分析

    國實 誉治, 荒井 康裕, 小泉 明 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    ...<p> 本論文では,東京都水道局が実施した外面腐食調査で実測された管外面の孔食深さに着目し,材質や埋設環境が管体劣化に及ぼす影響について生存時間解析を行った.具体的には,近年,医学・薬学分野で多用されている「カプラン・マイヤー法」および「Cox回帰分析」を適用した管路劣化の分析を試みた.調査データよりポリエチレンスリーブ(PS)が被覆された管体においても,孔食が確認される事例も存在することから,PS...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 水道原水とMBR槽内水から回収したバイオポリマーの膜ファウリングポテンシャルの比較

    水落 望乃香, 山本 祐士朗, 小野 順也, 羽深 昭, 木村 克輝 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    ...<p> 膜ろ過を用いた浄水処理・下水処理において,高分子量親水性有機物であるバイオポリマー画分が膜ファウリングの発生に強く関与することが示されている.これまでに浄水処理と下水処理におけるバイオポリマーの詳細な比較は行われておらず,その違いはほとんど明らかになっていない.本研究では異なる時期に水道原水とMBR槽内水からバイオポリマーを回収・精製し,それぞれのバイオポリマー試料の膜ファウリングポテンシャル...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 産業廃棄物最終処分場等の立地条件としての地質環境について-社会インフラから見た条件-

    田村 嘉之 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 232-, 2023

    ...また、地下水に関しては、君津市等の「水道水源保護条例」では、対象となる事業としてゴルフ場、最終処分場等を対象とし、排水基準による規制のみで、立地規制とはなっていないことなど、千葉県内の産業廃棄物最終処分場を取り巻く地質環境の概況、地質災害との関連性及び埋立地の維持管理上で発生している問題点について述べた。一方、梅雨期や台風による各種災害が全国で毎年発生している。...

    DOI

  • 酸素利用速度計測に供した活性汚泥の酸素消費と実験系内の全汚泥減少の関係

    柴崎 直也, 髙橋 健二, 小田上 孝行, 出口 浩 水道協会誌 60 (723), 88-96, 2023-01-01

    <p> 活性汚泥による酸素消費の特徴を工学的な観点から明らかにすることを目的として調査を実施した。本研究では4ヶ所の終末処理場から採水した活性汚泥を対象に酸素利用速度(OUR)を計測した。同時にOUR計測に供する活性汚泥の固形物量および低位発熱量についても測定を行い,酸素消費量との関係を考察した。その結果,採水時点における活性汚泥のOURは終末処理場ごとに相違がみられるものの,いずれの試料も3週…

    DOI

  • 空間マッピングを用いた下水道管渠の健全度シミュレーションと改築更新区域の抽出

    貝戸 清之, 松本 圭史, 鎌田 敏郎, 北野 陽一郎, 山中 明彦 土木学会論文集 79 (1), n/a-, 2023

    ...も含めた全管渠の劣化を予測する方法論を提案する.さらに,劣化予測結果をもとに作成した健全度分布に対して,デュアルカーネル密度推定を用いて老朽管渠の空間的集積傾向を視覚化し,改築更新区域を抽出する.最後に,提案手法を大阪市の下水道コンクリート管渠に対する調査データに適用して,その有用性を検証する....

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 衛星画像を活用したAI漏水調査について

    岡田 俊樹 AI・データサイエンス論文集 4 (L1), 23-26, 2023

    ...<p>豊田市では年間約40kmの水道管路を入れ替えていますが,効率的かつ効果的な管路更新が喫緊の課題でした.そのため,令和2年度に水道管路の更新の優先順位づけを目的に,AI劣化予測診断ツールを導入しました.ただし,山間地域では漏水修繕箇所のデータが少なかったため,診断ツールの精度への影響が懸念されました.そこで,2週間で漏水可能性区域(直径200m)を判定可能とするイスラエルの技術を採用しました.この...

    DOI

  • 琵琶湖南湖及び瀬田川における鱗片を有する黄金藻

    伊藤 裕之 日本水処理生物学会誌 59 (1), 9-16, 2023

    <p>2019年7月から2022年7月まで、琵琶湖南湖及び瀬田川から18試料を採取した。これらの試料から、<i>Mallomonas</i>属17種、<i>Synura</i>属5種、<i>Spiniferomonas</i>属5種、<i>Paraphysomonas</i>属2種、合計29種の鱗片を有する黄金藻が見出された。その中で、<i>Mallomonas …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 狭山丘陵の水環境に関する水文地理学的研究

    乙幡 正喜, 小寺 浩二 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 169-, 2023

    ...<p><b>Ⅰ </b><b>はじめに</b> </p><p> 新河岸川流域は、かつて水質悪化が顕著な地域であったが、近年は流域下水道や親水事業で水質が改善しつつある。しかし、狭山丘陵に位置する支流の上流部においては依然水質が改善していない地域も存在している。汚染源の特定について2020年12月より2年間を調査実施した。調査結果に基づき水質を中心とした水環境の特徴を考察する。...

    DOI

  • 静岡県三島市の水辺空間における地域住民の場所イメージと環境行動

    中村 瑞歩, 山下 亜紀郎, 坂本 優紀 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 146-, 2023

    ...</p><p>2.研究対象地域 </p><p>研究対象地域は,静岡県三島市の中心部を流下する農業用水路の源兵衛川と桜川の周辺である.両河川とも,1960年代に生活排水の流入などによって水質や景観が悪化したものの,1990年代に下水道といったハード面の整備や市民団体による環境運動によって改善された.現在は,行政や環境保全団体によって景観整備活動が実施されており,地域住民や市民団体の環境行動が頻繁に行われている...

    DOI

ページトップへ