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検索結果 4,875 件

  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 昨今、気候予測や影響評価に関する様々な情報が創出・発信されている。しかし依然として個々の意思決定者のもとにまでそれらの情報は行きわたっておらず、気候変動適応に関する意思決定がなされるまで効果的に利活用されているとは言い難い。この課題に対し、様々な分野の専門家が集まり、①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか、②気候予測と影響評価の専門家と適応…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 産学官連携の<場のシステム<の刷新

    菊池 純一 場の科学 3 (3), 4-16, 2024-01-31

    ...リスクの予見可能性に揺らぎ状態があることを是とし、予防原則と未然防止原則を骨格にした善管注意義務を配置し「未知のリスクマネジメント」に基づく、組織の構成員及び第三者の納得感を醸成することが望ましい。  産学官連携の場においては、「情報ディバイド」が発生しやすい。...

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  • 浮遊砂卓越河川における流砂の分級について

    江頭 進治, 南雲 直子, 原田 大輔, 秦 梦露 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本研究は,浮遊砂に関する新しい解析法に基づいて浮遊砂および掃流砂の分級過程を論じたものである.砂粒子の分級は,掃流砂層から浮遊砂流への連行現象および浮遊砂流から掃流砂層への粒子沈降によって起こることを推察し,浮遊砂流および掃流砂層における各砂粒子の粒径毎の質量保存則を提示した.次いで,浮遊砂卓越河川の一つとして,トンレサップ湖へ流入するセン川を選び,セン川河道における河床材料に関する調査…

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  • モンゴル長期土壌水分観測データを用いた衛星SAR土壌水分推定アルゴリズムの汎用性向上のための検討

    会田 健太郎, 久保田 啓二朗, 浅沼 順, 開發 一郎, 小池 俊雄 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本研究は,著者らがALOS/PALSARの使用を前提に開発した既往土壌水分推定アルゴリズムの汎用性向上のための検討を実施した.まず,これまで一定であると仮定していた入射角の変化に対応させることで,ALOS2/PALSAR2データに適用した.また,既往アルゴリズムでは地表面粗度を推定するために多偏波データを用いていたが観測頻度が非常に低いことが課題であった.もしSAR観測とそれによって推定…

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  • 札幌医科大学における入試に関するリスクマネジメントの取り組み

    齊藤 正樹, 中村 眞理子, 佐々木 泰史, 仙石 泰仁, 鷲見 紋子, 櫻井 晃洋, 三瀬 敬治, 鈴木 拓, 高橋 弘毅, 小山内 誠 大学入試研究ジャーナル 34 (0), 285-290, 2024

    ...<p>札幌医科大学が進めてきた入試管理体制の整備とリスクマネジメント,入試の「振り返り」調査の結果を報告した。令和 4 年度及び 5 年度入試における調査結果では,医学部で学科試験問題,保健医療学部で面接に関係するコメントが報告の上位を占め,新型コロナ感染症対策のほか,教員と事務職員が連携する場面と業務にコメントが集まり作業の点検につながった。...

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  • 斜面侵食に着目した流域土砂輸送モデル

    秦 梦露, 原田 大輔, 江頭 進治 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本研究は,分布型降雨流出モデルと単位河道の土砂輸送モデルを骨格とした流域土砂流出モデルに,表面流による斜面侵食モデルを組み込んで,その適用性を検討したものである.斜面侵食モデルは土粒子の侵食・堆積項を有する浮遊砂の輸送方程式を斜面に適用し,ガリ侵食に伴う斜面から単位河道への土砂供給現象を定式化して構築されたものである.モデルを北海道の安平川における降雨・土砂流出現象に適用した結果,河床材…

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  • [039]九州大学ビジネス・スクールニューズレター

    九州大学ビジネス・スクール ニューズレター 39 1-, 2023-11

    ...QBSホームページの動画コンテンツご紹介 / 在校生紹介[須ノ内 利香さん(20期生)/田邊 公平さん(20期生)] / QAN便り[QAN代表理事 西井 健雄(15期生/㈱ニシイ)] / QBS教員の著書紹介[安田 聡子(産業と技術)]/平野 琢(企業倫理、経営リスクマネジメント)] / 修了生紹介[紫藤 観さん(18期生)/横田 礼美さん(19期生)]...

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  • 大学図書館におけるリスクと対応

    千 錫烈 大学図書館研究 124 (0), n/a-, 2023-09-30

    本稿では大学図書館におけるリスクとして,情報セキュリティ・問題行動・自然災害の3つの事例を挙げながら考察する。次に大学図書館における問題行動の特徴を明らかにした上でリスクアセスメントに沿った対応策立案について検討する。さらにはコロナ禍での大学図書館の状況と非来館サービス利用者の影響について考察する。

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  • 東北医科薬科大学病院検査部におけるインシデント発生時の取り組み―ISO 15189の活用例―

    三浦 りり佳, 小堺 利恵, 髙橋 伸一郎 医学検査 72 (3), 419-425, 2023-07-25

    <p>医療機関において医療事故防止と医療の質を高めるため,安全管理に関する充実と強化が求められるようになってきている。その中で,国際規格ISO 15189(ISO)が品質改善ならびに検査過誤防止に大きな役割を果たしていることが報告されている(臨病理,2010,2018)。当施設では2019年1月にISOを認定取得した。インシデントの発生件数を年別に調査した結果,2017年27件,2018年30件…

    DOI Web Site 医中誌

  • 予測困難な時代における社会リスクマネジメントのあり方

    瀬谷崎 裕之 安全工学 62 (3), 176-182, 2023-06-15

    <p>ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まって以来,世界の分断はさらに進み,世界中に影響を及ぼして いる.戦争は日本人にとって遠い世界の出来事ではなくなってしまった.混沌とした予測不能な時代に求められているのは「共創」であるにも関わらず,実際に起きているのは「断絶」である.環境破壊や資源・食料問題などの環境的断絶,富の偏在や貧困,社会の分断といった社会的断絶,抑うつ状態や自己の喪失などの精神的断…

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  • 大学院での地方公共団体職員に対する管理会計サイドからの公会計教育の実践

    宮地 晃輔 会計教育研究 11 (1), 11_54-11_63, 2023-06-01

    ...指導教員のスタンスとしては,主として営利企業の経営管理に資することを目的に発展した会計学の領域である管理会計が,地方自治体現場で実行される「予算管理」「業務効率化」「行政評価」「リスクマネジメント(内部統制)」に対し,首長・部局長・管理職・業務担当者らによって自覚的に活用される仕組みの構築を提案できる修士論文の内容で完成していくことを重視している。...

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  • 大学の研究インテグリティ確保に向けた対応の課題と利益相反・責務相反マネジメント

    明谷 早映子 研究 技術 計画 38 (1), 60-68, 2023-05-08

    ...本稿では,本家である米国における研究インテグリティと利益相反・責務相反マネジメントの背景の変遷,第6期科学技術・イノベーション基本計画における利益相反・責務相反リスクマネジメントの位置づけ,研究インテグリティと利益相反・責務相反マネジメントの定義・考え方,研究インテグリティを確保した研究活動の自律性の課題とありがちな誤解,について述べ,アカデミアの現場で把握すべきリスクとそのマネジメントについて考察...

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  • 保育者による AED 普及啓発プロジェクト―周辺地域住民の救命率アップを目指して―

    小野, 隆, 清水, 寛子, 清水, 健明, 岡田, 繁雄, Ono, Takashi, Shimizu, Hiroko, Shimizu, Takeaki, Okada, Shigeo 名古屋柳城女子大学研究紀要 3 91-97, 2023-02-20

    ...また、A県の現任保育者の園長研修の「リスクマネジメントと安全管理」に関する講座内容の中の10分間という短時間でも実施することができた。二人で一体の「あっぱくん」を用いたため、同時に参加者の半数が体験し、ペアのもう一人が回数をカウントするという実習が可能となり、効率的に実施できたことも特徴であった。...

    機関リポジトリ

  • 構造信頼性設計に基づく地震リスクマネジメント手法による上水道管路の災害リスク情報の定量的評価に関する研究

    常井, 友也 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 163-164, 2023-02-16

    ...上下水道施設等のライフライン管路は,経年劣化等による耐力低下が懸念されている.本研究では,ライフライン管路の中でも,上水道管路を取り上げ,構造信頼性設計に基づく地震リスクマネジメント手法により,地震時の被害特性を定量的に評価できる「地震リスク」用いて,地震時予測損失の分析を実施し,上水道管路の耐震安全性評価として,「災害リスクの情報」の定量的評価を実施する.また,本研究では,上水道管路の継手性能を耐震性能評価...

    情報処理学会

  • リスクマネジメント戦略の6観点からみた障害対策の重要観点の考察

    長谷川 拓巳, 遠藤 正之 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 105-108, 2023-01-31

    ...ここでは東京証券取引所株式売買システム障害(2020)とみずほ銀行システム障害(2021)について、リスクマネジメント戦略の6観点を基に分析し重要度の高い観点を明確化する。観点としては東証システム障害では「ITリスクマネジメント」が、みずほ銀行システム障害では「組織体制とITガバナンス」が多くの問題点と関連しており、対策において重要な要素であると考えられる。</p>...

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  • 関係性をベースとした中小企業プロジェクトのリスク対応方法の検討

    保田 洋 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 275-278, 2023-01-31

    <p>構成人数が少ない中小企業プロジェクトでは、メンバー各人に多数の作業分掌が重なり、大企業のように知識体系化された方法でプロジェクトを管理していくことは難しい。そこで著者らはこれまで、中小企業プロジェクトにおける効果的なリスク対応に向けて、中小企業におけるプロジェクトの失敗事例からリスク要因を洗い出し、リスク分析と評価を行った。その結果、個々のリスク要因に個別に対応するのではなく、共起するリス…

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  • 地質リスクマネジメントにおいて担当者の役割認識が事業コストへ与える影響

    寺井 康文, 渡邊 法美 土木学会論文集 79 (7), n/a-, 2023

    ...<p> 多くの土木事業の基礎条件となる地質は,その不確実性のため重大なコスト損失をもたらすリスク因子である.事業に関わる担当者が地質リスクや事業を“我がこと”とする役割認識がリスクマネジメントにおいて重要とされるが,これまで役割認識の効果を明らかにした研究はない.本研究では,道路事業における地質調査~設計の過程で,事業者,地質技術者,設計者がどのような役割認識を有し,どのような妥当性でリスクの特定や...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 急傾斜対策工事現場での労働安全マネジメントとしての斜面ガイドラインの適用と機械分野の労働安全マネジメント手法との比較

    柴田 達哉, 伊藤 和也, 吉川 直孝, 平岡 伸隆 土木学会論文集 79 (24), n/a-, 2023

    ...<p> 急傾斜地崩壊防止工事において斜面ガイドラインを適用した事例とそこから抽出された地質や施工上の問題点を抽出した.そして,最上流側からリスクマネジメントを実施でき,機械分野の安全学で用いられるリスクマネジメント手法であるスリーステップメソッドを急傾斜地崩壊防止工事に適用して分析し,斜面ガイドラインの点検が持つ意味と必要情報の関係等について考察を行った.その結果,機械分野での安全設計の考え方は,リスクアセスメント...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 日本人関節リウマチ患者におけるバイオ医薬品に対する抗薬物抗体の評価と臨床的影響に関する検討

    柴田 寛子, 西村 和子, 塚越 絵里, 石井 明子, 齋藤 嘉朗, 山田 壯一, 増岡 正太郎, 廣瀬 恒, 川合 眞一, 南木 敏宏 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-P-B1-, 2023

    ...p>【目的】関節リウマチ(RA)の治療には,その高い治療効果から,様々なバイオ医薬品が用いられている.バイオ医薬品は有効成分がタンパク質であるため,免疫原性を示し,投与後に抗薬物抗体(ADA)が産生される場合がある.ADAの産生は,血中半減期の短縮や薬理作用の阻害による有効性の低下,免疫細胞活性化による有害反応等につながる可能性があるため,臨床試験におけるADA陽性率や中和活性の評価を含め,適切なリスクマネジメント...

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  • 当院の放射線治療科における医療安全への取り組み

    山下 耕平, 西川 貴博, 小山内 幸次, 小林 聖子, 米屋 麻美, 池本 晴哉, 藤井 收 道南医学会ジャーナル 6 (1), 51-53, 2023

    ...そこで当院の放射線治療科におけるリスクマネジメントの一環として日米医学物理学会(AAPM)で報告されているTask Group-100(TG-100)で提案されている放射線治療プロセス全体の品質マネジメントを参考にリスク分析を行った。...

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  • 妊婦・授乳婦における医薬品のリスクマネジメント

    合田 光寛 看護薬理学カンファレンス 2023.1 (0), EL-1-, 2023

    ...</p><p>本講演では、妊婦や授乳婦における医薬品のリスクマネジメントについて、以 下の内容に焦点を当てて情報提供する予定である。まず、妊娠・授乳と薬の基礎 知識として、薬物の胎盤通過性、乳汁移行性や催奇形性、胎児毒性のある薬物、 また妊娠中、授乳中の薬剤使用のリスクの考え方について解説する。次に、妊婦 や授乳婦への医薬品の適切な情報提供についても取り上げる。...

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  • ブレスト・アウェアネス:厚生労働科学研究笠原班の成果物

    植松 孝悦 日本乳癌検診学会誌 32 (2), 129-133, 2023

    ...また,近い将来に超音波併用検診マンモグラフィが導入された場合に懸念される乳房超音波検査の偽陽性増加を回避するための要精査基準の緩和に伴う微小乳癌偽陰性に対するリスクマネジメントにブレスト・アウェアネスの啓発が有効となるはずである。日本の次世代乳がん検診は,ブレスト・アウェアネスを土台する超音波併用検診マンモグラフィを導入することで,乳癌死亡率減少効果のある適切な乳がん検診に変貌する可能性がある。...

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  • サンゴ状結石に対するECIRS

    濵本 周造, 鳥居 孝英, 磯谷 正彦, 河瀬 健吾, 海野 怜, 田口 和己, 岡田 淳志, 安井 孝周 Japanese Journal of Endourology and Robotics 36 (2), 205-211, 2023

    ...<p> サンゴ状結石を治療するには, 適切な体位の作成, 腎穿刺部位の選択, 安全なトラクト作成, 効率的な砕石・抽石方法, リスクマネージメントが重要である. これらを達成するために, 細径・複数のトラクトへの応用, 新規砕石デバイスの開発など, 経皮的腎砕石術 (Percutaneous nephrolithotomy : PCNL) の進歩につながってきた....

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  • 作物統計を用いた作物別・都道府県別の収量変動リスクの定量化

    永井 孝志 農業情報研究 31 (4), 120-130, 2023-01-01

    ...<p>年次的な収量変動に関するリスクマネジメントの手法の一つとして,複数作物の栽培や気候条件の異なる土地での栽培によるリスクの分散がある.しかしながら,作物や地域の網羅的な収量変動リスクの解析事例は報告がない.本研究では,農林水産省による作物統計の長期的な収量データを解析し,47都道府県における160作物の収量変動リスクをそれぞれ定量化した.各年の平年収量と実際の収量の差(平年を100とした場合の作況指数...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • ライフジャケットを用いた実習授業が児童の行動意図の規定因に及ぼす影響

    稲垣 良介, 渡邉 泰典, 岸 俊行 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 597-, 2023

    ...本研究は、水難事故に対するリスクマネジメント能力を育成することを企図して、小学生(4~6年生計162名)を対象にライフジャケットを用いた実習授業を実施した。そして、その授業が児童の行動意図の規定因に及ぼす影響について明らかにするために、実習授業の直前・直後の二時点における質問紙調査を実施した。調査項目は、「有能感」「知識」「動機」に関する項目を用いた。...

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  • 小型無人航空機(ドローン)のインシデントレポート様式作成の試み

    飯田 涼太, 海老根 雅人, 五十嵐 仁, 村上 龍, 日下部 雅之, 黒木 尚長 次世代移動体技術誌 4 (7), 95-104, 2023

    近年,比較的安価かつ技術力の進歩により,様々な分野で無人航空機が活用されている。ドローンの活用が進む一方で,無人航空機による事故件数も増加傾向にあり,国土交通省に報告された無人航空機による事故件数は,2020年度で71件であったが,2021年度では139件と倍増した。無人航空機による事故件数が増加している背景には,過去の事故事例から効果的な対応策が検討されていないことが一因として挙げられる。本研…

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  • 防災に資する教育訓練の実効性向上に関する研究

    佐伯 潤, 月ヶ瀬 恭子, 梅山 吾郎 防災教育学研究 3 (2), 39-49, 2023

    消防法や災害対策基本法において各種訓練が義務化されている状況からも、防災における訓練 の重要性は明白である。消火器を用いた初期消火訓練は、代表的な防災訓練の1 つである。その 初期消火訓練において、消火器の操作法のみに焦点が当てられたものも見受けられる点を課題と して着目した。本稿では、消火のエキスパートである現職消防職員へのアンケート調査を実施し、 …

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  • 金沢大学と三重大学のRBA実装の取り組み

    村山 敏典, 田丸 智巳 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-S11-2-, 2023

    ...4.多くの臨床研究機関が採用している倫理審査申請システムに適用できる、RBA導入のためのシステム改修仕様書(<b>成果物3</b>)を作成し、個別の試験について、CtQ一覧リスト、リスク評価結果、リスク管理表、QTL定義書、品質リスクマネジメント計画書(IQRMP)を作成し格納する機能を持たせた。5.令和5年3月に両大学でRBA・QMS大会を開催した。6....

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  • モバイル人流データを用いた都市地理学研究の可能性

    土屋 純, 秋山 祐樹 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 117-, 2023

    ...</p><p>③ イベント開催時の都心部のリスクマネージメント 大都市都心部のデイリーリズムを明らかにすることができれば,イベント開催時における都心部の変動が検討できると考える。そして,イベント開催時における都心部の危機管理に対し,貴重な情報を提供できるのではないか。...

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  • GK のリスクマネジメントに関する指導方法の提案:

    村川 大輔 スポーツパフォーマンス研究 15 (0), 345-353, 2023

    ...本研究の目的は,GK のリスクマネジメント能力について,情報処理過程の観点から熟練GK の特徴を明らかにし,指導現場への提言を得ることであった.大学サッカー部所属のGK7 名を対象に,ゴール前3 対3 場面のフリー選手の検出課題 ( 攻撃視点・GK 視点の2 条件) を実施した.分析の結果,リスクマネジメントの指導者評価が高いGK ほど,フリー選手検出課題におけるGK 視点の検出時間が短いことが示された...

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  • 親子参加型防災教育ゲームのワークショップの成果と今後の展開

    佐伯 琢磨 防災教育学研究 3 (2), 51-62, 2023

    現在行われている防災教育は、子どもを対象としたものが中心であり、親世代にあたる大人を対 象とした防災教育は少ない。防災教育には、地震の発生メカニズムや避難方法などのほか、災害リ スクを低減させる耐震補強や家具固定、災害リスクを他に移転させる損害保険など、大人の理解 が必要なものが少なからず存在する。そこで筆者らは、親子で防災について学べるワークショッ プを実施した。本論文では、3 …

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  • 保険会社が取り組むべきパンデミックリスクファイナンスに関する一考察

    伊藤 晴祥 保険学雑誌 2022 (659), 659_29-659_70, 2022-12-31

    <p>本研究ではパンデミックリスクファイナンスは社会厚生を高めるか,保険会社の企業価値を高めるか検証を行う。パンデミックボンドを発行した場合,保険会社が150%と高い付加保険料率(θ)を設定しても,個人のリスク回避係数(λj)が0.4の場合には,個人の効用を高める。しかし,パンデミックボンドの投資家が富裕層のみの場合,平均的には富が貧困層から富裕層へ移る。パンデミックボンドのファンドを組成する等…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 企業リスクマネジメントの変遷

    前田 祐治 保険学雑誌 2022 (659), 659_241-659_259, 2022-12-31

    ...<p>本稿では,1960年代から2020年まで,10年刻みで日米の企業リスクマネジメントの変遷を概観することで,保険とリスクマネジメントの関係を明確にする。制度化された企業のリスクマネジメントの始まりは,1960年代の米国における賠償責任保険の保険料高騰の時代である。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 職業性腰痛予防対策の実践活動報告~院内医療安全対策委員会を通じて~

    渡 良太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 63-63, 2022-12-01

    ...</p><p>【まとめ】</p><p>医療安全対策委員会の活動に理学療法士が参画できたことで,個人から組織全体に対して腰痛のリスクマネジメントが実践,可能となった.今後も委員会と連携,協働して腰痛予防,安全で働きやすい職場環境の形成,健康経営推進のための活動を継続していきたい....

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  • 道路吹雪災害の発生機構と減災に向けたリスクマネジメントの適用

    金田 安弘, 萩原 亨, 松岡 直基, 永田 泰浩 自然災害科学 41 (S09), 187-201, 2022-10-15

    ...本研究では,道路吹雪災害を最小限に抑える方策についてリスクマネジメントの観点から考察した。道路吹雪災害のリスク対応では,通行止めや運転中止などのリスク回避が重要となる。リスク回避を社会に定着させるためには,リスクコミュニケーションを通じて,気象機関・道路管理者・メディア・道路利用者等のステークホルダー間で情報を共有し,意思疎通と共通理解を図る必要がある。...

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  • 専門医の直接介入による内服薬などのB型肝炎再活性化予防のためのリスクマネジメント

    荒木 眞裕 肝臓 63 (10), 445-455, 2022-10-01

    <p>2009年に免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎再活性化対策ガイドラインが発表され,再活性化対策が周知されるようになったものの,現在なお完全には対応できていない.当院では内服薬などは担当医のみが対応する状況で対策を急ぐ必要があり,専門医が直接介入することで再活性化を予防する取り組みを行った.2021年4月から1年間,新規に対象薬剤が処方された2,348人に対し,担当医などの協力を得て必…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 漸増型巨大災害リスクに対応する地域防災体制の構築

    生田, 英輔, 越山, 健治, 寅屋敷, 哲也, 紅谷, 昇平 自然災害科学総合シンポジウム講演論文集 59 89-97, 2022-09-26

    ...その結果、自治体、企業、住民いずれも長期間での対策実施には至っておらず、短中期的な対策促進と時系列評価を加味したリスクマネジメントの必要性が明らかになった。...

    HANDLE

  • 貯留分担による安全で豊かな地域形成のための堤防越水箇所整備の検討

    板垣 修, 大原 美保, 小池 俊雄 水文・水資源学会誌 35 (5), 325-338, 2022-09-05

    <p> 地球温暖化に伴う気候変動影響によるこれまでに経験したことのないような豪雨・洪水の増大に対して,管理者主体の河川区域を中心としたハード整備を加速化するとともに,土地利用やまちづくり,住まい方の工夫,災害時の避難,経済被害軽減や災害後の復旧・復興等,水災害に備える社会を構築し,持続可能な発展を目指す流域治水の必要性が強調されている.本稿は,流域治水の具体的推進手法の確立に向け,堤防整備規模を…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • ミャンマー・シッタン川エスチュアリーにおける数十年規模の地形発達

    南雲 直子, 江頭 進治 地学雑誌 131 (4), 427-445, 2022-08-25

    <p> ミャンマーにあるシッタン川の河口には,典型的なロート状の平面形状をもつ潮汐卓越型のエスチュアリーが発達し,大潮の際にはタイダルボアが形成される。本研究では,流れ,土砂輸送および地形の相互関係に着目し,シッタン川のエスチュアリーにおける数十年規模の地形変化のメカニズムを明らかにした。現地調査と,地形図および衛星写真の時系列分析によれば,シッタン川の主流路は少なくとも過去100年の間変動して…

    DOI Web Site Web Site 参考文献23件

  • 大学生活におけるリスクマネジメントマインドセット教育の設計と評価

    前川, 碧井, 山内, 正人 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 686-692, 2022-07-06

    ...そこで,リスクマネジメントができるようになるための設計をした.受講者が個々のリスクに対する対応策を学ぶ前のマインドセットが目的である.また,自分事で考えられるように身近に起こりやすいリスクを網羅的に学ぶが,受講者全員がリスクマネジメントのプロセスを体験することが重要である.情報経営イノベーション専門職大学の新入生を対象に,今回はリスクマネジメントに着目した教材である「お手伝い株式会社」を用いて,大学生活...

    情報処理学会

  • 地震リスクと保険プログラムの構築

    平賀 暁 保険学雑誌 2022 (657), 657_31-657_45, 2022-06-30

    ...本稿では,2017年7月に筆者が所属するマーシュが発行した“リスクファイナンスサーベイ分析レポート2017年版”の結果を元に,地震リスクを中心に日本企業のリスクマネジメントやリスクファイナンスの問題点に触れ,保険転嫁が進まない理由を分析する。そして,日本企業にとって保険プログラムとリスクマネジメントの在り方を経験則に基づいて定性的に概説する。</p>...

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  • 企業地震保険手配に関する課題

    増山 啓 保険学雑誌 2022 (657), 657_21-657_29, 2022-06-30

    ...一方で,リスク評価ならびに低減策の実行,最適なストラクチャーでの保険移転,残余リスクに対する自家保有という一連のリスクマネジメントプロセスの中で,企業地震保険のプログラムの設計や保険料の算出に用いられる地震リスク評価モデルへの依存,長期化しやすい保険金請求プロセス,グループ経営における事前対策の意思決定や防災投資に対するのインセンティブの与え方の難しさなど課題も多い。...

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  • 日本企業と災害リスクマネジメント

    石坂 元一 水資源・環境研究 35 (1), 32-41, 2022-06-28

    ...本稿では、その一助として災害リスクマネジメントの理論と実態を概説する。まず、対象を災害に限定せずに、リスクマネジメントの目的、プロセス、手法及び組織体制を紹介する。その上で、適宜実態を交えながら、自然災害とくに水災に対するリスクマネジメントとその手法を整理する。最後に今後の課題をいくつか考察する。...

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  • 認知行動療法における研究の再現可能性を高める

    国里 愛彦, 土屋 政雄 認知行動療法研究 48 (2), 113-122, 2022-05-31

    <p>心理学の再現性の問題が指摘されるようになって久しいが、心理学および認知行動療法の研究において再現可能性を高めるための取り組みはまだ十分に進んでいない現状がある。本稿では、現状把握として、認知行動療法に関連する心理学における再現性の危機について概観したうえで、再現性の危機を乗り越えるための方策について論じた。具体的には、Goodman et …

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  • 尺度研究におけるCOSMINガイドラインの動向

    佐藤 秀樹, 土屋 政雄 認知行動療法研究 48 (2), 123-134, 2022-05-31

    <p>認知行動療法は目に見えない構成概念を測定する尺度の開発とともに発展してきた。患者報告式アウトカム尺度(Patient-Reported Outcome Measure: PROM)とは、患者の健康状態を患者自身の直接的な報告から情報を得て、修正や解釈を介さない尺度を指す。PROMの系統的レビューによってPROMの測定特性を理解することは、臨床や研究で測定したい概念に適したPROMを選ぶ場合…

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  • 医療用医薬品の名称における後発医薬品を含まない群と後発医薬品を含む群の名称類似割合の比較調査

    渡邉 武明, 前島 悠, 門田 佳子 医療情報学 41 (6), 291-299, 2022-05-30

    <p> 医薬品名称の類似は処方エラーや取り違えエラーの要因の一つである.そのため医薬品名称は製薬企業によって可能な限り類似しないよう設定されるべきであるが,近年シェアが拡大している後発医薬品(以下,後発品)では医薬品一般名称(以下,一般名称)を販売名とするために製薬企業が類似名称を回避することができない.そこで,先発医薬品(以下,先発品)を後発品に切り替えた際に名称類似性がどのように変化するかを…

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  • トップアスリートを対象としたスポーツ・インテグリティ態度の実態と要因の分析

    安永 太地, 満下 健太, 上田 大介, 塩田 真吾 日本教育工学会論文誌 46 (2), 275-288, 2022-05-20

    <p>近年,スポーツ界では,多くのトラブルが取り沙汰され,スポーツ・インテグリティの保護・強化が注目されている.特に教育的アプローチが重要とされているが,スポーツ・インテグリティに関するトラブルの実態調査は少なく,その実態は不明瞭な状況である.本研究では,スポーツ・インテグリティに関わる10項目のトラブルについて,場面想定法を用いて選手や指導者のスポーツ・インテグリティ態度の実態と規定する要因を…

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  • ドイツの森の幼稚園における子どもに対する保育者の配慮

    大道 香織, 山田 千愛  山田 千愛 日本社会福祉マネジメント学会誌 2 (1), 14-26, 2022-04-28

    ...本研究において,ドイツにおける森の幼稚園の子どもに対する保育者の根底にある配慮として,①「自律・自立の陶冶により非介入を中心とする保育スタンス」,②「危険因子となる遊びのリスクマネジメントとリスクに対する寛容な姿勢」,③「表現主義の助長による自立的創出スキルへの架け橋」の3 点が明らかとなった....

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  • サイバーフィジカルシステムとリスクマネジメント

    福澤 寧子 電気学会誌 142 (4), 203-205, 2022-04-01

    <p>1.はじめに</p><p>実世界の物理制御システムとサイバーシステムを密に連携させて高度なサービスを提供するサイバーフィジカルシステムCyber Physical Systems(以下,CPS)が期待されている。その一方で,CPSにおけるシステム連携がサイバー攻撃による被害の大規模化や影響の広範化をもたらし</p>

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 人権・環境デューディリジェンス規制とサステナビリティ報告の合理的保証

    上妻 京子 現代監査 2022 (32), 76-90, 2022-03-31

    <p>持続可能な社会へ移行中の現在,企業報告のあり方は著しく変容している。財務報告は,財務諸表とサステナビリティ報告を中心として構成されるようになり,とりわけ,EUでは基本的に法定監査人がその両方の保証を一元的に担うことが想定されている。EUは,サステナビリティ報告の開示および保証において世界を主導している。本稿では,サステナビリティ報告の合理的保証義務化に向けたEUの制度設計のあり方をデューデ…

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  • 地理空間情報(GIS)を用いた災害リスク分析

    坂巻 哲, 土肥 博, 大島 一夫, 阿南 朱音 都市計画報告集 20 (4), 371-374, 2022-03-03

    <p>国土交通省が国土数値情報で公表する荒川,利根川および高潮の浸水想定区域図を用いて,保健所施設(東京都の保健所・保健センターの計160施設)を対象に,河川の氾濫・決壊および高潮の浸水想定による災害リスク分析を行った.その結果,想定最大規模の洪水で浸水が想定されている保健所施設は,荒川で41施設(全体の25.6%),利根川で18施設(全体の11.3%)であった.想定し得る最大規模の高潮で浸水が…

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  • 人間工学に根差した安全衛生管理

    石崎 秀晴 国立天文台報 22 (0), 45-60, 2022-03-01

    ...本報告では,安全衛生管理を遂行する上で,本質的な作業であるリスクアセスメントやリスク低減措置などによるリスクマネージメントの基本的な考え方を説明した.リスクアセスメントの手続きは使用する製品や作業内容の特定,ハザードの同定,リスクの見積もりとリスク評価などのプロセスからなり,リスクが許容不可能な場合はリスク低減措置のプロセスが実施される.さらに,新規の開発や作業が開始される前にハザードやリスクを推定...

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  • 介護の品質とリスクマネジメント

    山下 貴子, 山崎 佳代 マーケティングレビュー 3 (1), 62-70, 2022-02-28

    ...職員への調査からは「サービス価値」,「人間関係」,「マネジメントの質」,「信頼」,「リスクマネジメントの必要性」,「リスクマネジメントの浸透」の6つの因子間に正の相関があり,互いに労働条件にも強く影響し,働くモチベーションやサービス品質を決定づける重要な要因であることを確認した。...

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  • 中小企業プロジェクトにおけるリスク対応のためのリスク要因の分析と評価

    保田 洋, 川向 肇, 西村 治彦 情報知識学会誌 32 (1), 39-52, 2022-02-28

    ...<p> 本研究では,大企業に比べて構成人数が少ない中小企業プロジェクにおけるリスクマネジメントについて検討するために,まず,収集したプロジェクト失敗事例の記載内容からリスク要因を洗い出し,標準的ガイドラインのISO31000に準拠してリスク分析を行った.続いて,失敗事例の記載内容におけるリスク要因の共起頻度に着目し,クラスタリングと共起ネットワークを通してリスク要因間の共起性を調べた.その結果,リスク...

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  • 機械学習を用いたプロジェクト異常予測の実践

    新田 佳菜, 森 俊樹 国際P2M学会誌 16 (2), 109-127, 2022

    P2Mプログラムマネジメントでは、同時並行的に進行する多数のプロジェクトを管理する必要がある。しかし、従来の人手に頼ったマネジメント手法だけでは、全てのプロジェクトに十分に目が行き届かないという課題があった。そこで、機械学習を用いたプロジェクト異常予測をプログラムマネジメントに適用し、重大なプロジェクトリスクを自動で検知することを試みている。システム開発プロジェクトを対象とした試行により、精度面…

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  • フィリピン共和国の洪水常襲地を対象とした3D浸水ハザードマップの作成と技術の普及

    南雲 直子, 大原 美保, 藤兼 雅和, 井上 卓也, 平松 裕基, ジャラニラ サンチェズ パトリシア アン E-journal GEO 17 (1), 123-136, 2022

    <p>地理情報や被災記録に乏しい途上国において将来の洪水災害に備えるためには,ハザード情報を簡単に可視化・共有でき,住民らが地域の氾濫特性を理解するための手助けとなるような技術が重要な役割を果たす.そこで本研究では,フィリピン共和国の洪水常襲地を対象に,Google Earthを用いて降雨流出氾濫(RRI)モデルによる洪水氾濫計算結果を描画し,建物高さと浸水深の関係を可視化できる3D浸水ハザード…

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  • 灸に関する有害事象の文献レビュー

    古瀬 暢達, 山下 仁 日本東洋医学系物理療法学会誌 46 (2), 95-105, 2022

    ...<br> 【考察】多くの症例が深達性Ⅱ度以上の熱傷を由来とする有害事象であり、熱量の大きい施術を避けることがリスクマネジメントとして有用と考えられた。皮膚腫瘍が多く報告されており、過剰な刺激を同一部位に長期間継続することによる施灸部の癌化に注意が必要である。アレルギー、自己免疫疾患、易感染性、喘息等患者の基礎疾患や体質に由来するものが報告されていた。...

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  • AIのリスクと倫理

    久木田 水生 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 2J6OS24b01-2J6OS24b01, 2022

    ...このことはリスクマネジメントと倫理的なガバナンスは方法論において相補的でなければならないということを含意する。</p>...

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  • 東大病院Phase1ユニットにおける「ヒヤリ・ハット報告システム」の改善に関する研究

    永井 律子, 南條 裕子, 伊東 愛, 永松 明美, 丸山 達也, 森豊 隆志 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 4-C-O14-3-, 2022

    ...リスクマネジメントにおいて、ヒヤリ・ハット発生のプロセスを洗い出して原因に対処することや、過去の事例を集積してリスクにアプローチすることが求められる。【結論】今後は、発生後速やかに小カンファレンスにて根本原因を明らかにすること、また、事例をデータベースに集積して定期的にフィードバックすることで、リスク管理の質向上に繋げていきたい。</p>...

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  • 平成30年7月豪雨災害での被災事業所の営業再開・生産活動の回復状況の分析

    大原 美保, 南雲 直子, 新屋 孝文 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_37-I_42, 2022

    <p> 災害に対する強靭な地域社会の実現には,「致命的な被害を負わない強さ・速やかに回復するしなやかさ・減災のための緊急行動・よりよい復興」という4つの要素が重要である.平成30年(2018年)7月豪雨災害は,西日本の広域に渡る浸水・土砂災害を引き起こし,事業所の建屋・設備等の直接被害や,停電,断水や道路閉塞等により間接被害をもたらした.本研究は,「速やかに回復するしなやかさ」の実態把握を目的と…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 鍼灸・あん摩マッサージ指圧における安全管理と感染対策

    菅原 正秋 日本東洋医学系物理療法学会誌 47 (2), 3-9, 2022

    ...このガイドラインでは、鍼灸 に必要なリスクマネージメントが網羅されているのでご一読いただきたい。<br> 本稿では、ガイドラインの内容に沿って、臨床で遭遇する可能性のある主要な有害事象につい て触れる。比較的報告が多い重篤な有害事象は気胸である。気胸の防止対策としては、胸背部の 局所解剖および危険深度を理解し、不必要な深刺を避けることが重要である。...

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  • P2Mを活用した災害リスクファイナンスに関する考察

    岩崎 祐子 国際P2M学会誌 16 (2), 37-49, 2022

    災害が企業経営に与える影響は深刻であり、適切な備えを行うことにより事業の継続性を確保することは、経済の回復にとって不可欠である。災害リスクへの備えの手法としてのリスクファイナンスは金融を円滑に機能させることにより、被害を軽減又は早期に回復させるものである。しかし、リスクファイナンスの促進については、リスク評価や対策手法の提案が複数の金融機関等から行われており、リスクソリューションをワンストップで…

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  • 国際建設合弁事業のリスクマネジメント

    大谷 一人 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2022.Spring (0), 103-119, 2022

    ...これらをリスクマネジメントに関する既存研究を踏まえ、研究成果として、IJVの成功・失敗の要因分析は、上記の視点を統合した分析モデルに、P2Mで指摘されているプロジェクトの典型的リスク項目を適用して説明可能である事を明らかにした。...

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  • 外的事象に対する原子力発電所の安全対策とリスクマネジメント

    谷川 泰淳 日本原子力学会誌ATOMOΣ 64 (5), 268-271, 2022

    <p> 本稿では,原子力規制委員会が発足以来進めてきた安全性向上への取組について,またその関連で「継続的な安全性向上に関する検討チーム」における議論について,特に外的事象に焦点を当ててご紹介する(Ⅰ)。その上で,外的事象を含む不確かな知見を取り扱う際に留意すべきと思われる論点について,私見も交えつつ敷衍して述べることとしたい(Ⅱ)。</p>

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  • 内頸動脈破裂が懸念された蝶形骨洞髄膜瘤手術例~大出血へのリスクマネジメントと対処法~

    上田 航毅, 小林 正佳, 竹内 万彦 日本鼻科学会会誌 61 (2), 256-261, 2022

    <p>蝶形骨洞は辺縁に視神経,内頸動脈など損傷危険部位が多く,手術操作時に慎重な操作を要する。中でも内頸動脈は損傷すると重篤な後遺症や生命に関わる大出血を来し得る。通常,蝶形骨洞に近接する内頸動脈は骨に覆われた隆起として確認できるが,個人差または疾患により骨が欠損している例があり,予期せずに血管破裂の合併症に遭遇する可能性は十分にある。今回,我々は術前に内頸動脈損傷のリスクがあると判断した症例を…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 気象制御の実現に向けた制御容易性・被害低減効果の定量化に関する初期検討

    小槻 峻司, Mao Ouyang, 岡崎 淳史, 徳田 慶太, 小林 亮太, 小蔵 正輝, 薄 良彦, 稲村 友彦 水文・水資源学会研究発表会要旨集 35 (0), 45-, 2022

    <p>地球温暖化の進行等により、台風や豪雨などによる極端風水害が激甚化・増加している。気象災害へのこれまでの取組は、構造物等による被害抑止や、災害発生前の準備や発生時の早期警報発出等による被害軽減等が主であった。しかし今後も激甚化・増加が想定される台風や豪雨に対して限界があり、これらに加え災害につながる気象現象自体の回避や軽減を可能とする制御技術の研究開発が必須である。この様な背景のもと、内閣府…

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  • 長期・短期アンサンブル予測を組み合わせた発電ダムの操作支援システム

    中村 茂, 小池 俊雄, Cho Thanda Nyunt, 牛山 朋來, Mohamed Rasmy, 玉川 勝徳, 伊藤 弘之, 池内 幸司, 生駒 栄司, 喜連川 優 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_1195-I_1200, 2022

    <p> 小池ら<sup>1)</sup>は39時間の予測リードタイムを持つアンサンブル予測結果を用いて,洪水防御面と発電効率の両立を図る研究を行い,それが可能であることをシミュレーションで示した.同システムへ新たにアンサンブル3ヶ月予測を追加するため,予測情報をある一定期間の総流入量として用いることを提案し,その期間の長短が予測精度とダム操作支援へ与える影響を調べた.その結果,長すぎる期間で算出…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 解析雨量による土砂災害雨量指数を用いた土砂災害発生リスクの評価指標

    五十嵐 孝浩, 竹林 洋史, 浜田 裕貴, 鶴田 庸介, 伊藤 渚生, 双木 笙太, 田中 安理沙, 上村 雄介 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_373-I_378, 2022

    <p> 土砂災害危険情報サービスにおける土砂災害雨量指数(XRAIN実況雨量による土壌雨量指数第1タンクと60分累加雨量の積算値)は,その閾値を超過すると土砂災害が発生する可能性がある.その捕捉率は約80%である.ある地域の土砂災害雨量指数が閾値を超過する回数が多いと言うことは土砂災害の発生確率も高いと想定される.本検討では,閾値を超過する回数を長期間累積した結果が,その地域のリスク評価指標とし…

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  • リスク社会に対応した算数・数学科における授業実践

    柗元 新一郎, 高山 新悟 日本科学教育学会年会論文集 46 (0), 503-506, 2022

    <p>本研究の目的は,リスク社会における数学教育の貢献のあり方について,授業実践を通して検討することである.そこで,児童・生徒が自分事となるリスクを既習の算数・数学を用いて検討して評価する授業として,小5の児童を対象とした「安全に避難できるのはどのルート」という授業を開発した.授業の実際と児童の活動を基に考察を行い,リスクを算数・数学の授業で扱う際の3つの留意点を明らかにした.1) …

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  • 漢方専門施設におけるインシデント・アクシデント事例の実態調査から考える漢方リスクマネージメント

    関根 麻理子, 牧野 利明, 田中 耕一郎, 嶋田 沙織, 四日 順子, 古屋 英治, 地野 充時, 田原 英一 日本東洋医学雑誌 73 (4), 448-462, 2022

    ...本委員会では漢方領域におけるリスクマネージメントとして①漢方方剤の副作用に対する認識不足,②漢方製剤の用量の勘違い,③薬剤名・生薬名の類似性による誤り,④頻用処方への先入観,⑤煎剤への異物混入,⑥加味加減の多い生薬とその用量に関する誤り,⑦病棟での誤りの7つをポイントとして考えた。</p>...

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  • 外的事象に対する原子力発電所の安全対策とリスクマネジメント

    国政 武史, 鈴江 和昌, 西川 武史 日本原子力学会誌ATOMOΣ 64 (5), 265-267, 2022

    <p> 2011年の東北地方太平洋沖地震により発生した過酷事故を踏まえて策定された新規制基準の規定に基づき,外的事象(地震,津波,外部火災,竜巻等)に対しても,さまざまな対策を行ってきた。これらの対策が有事の際,問題なく機能するよう,設備自体の確実な保守管理,策定した手順の実効性を確認すること等を目的とした訓練,各種評価の前提条件に変更がないことの確認について保安規定に定め,定期的な確認や操作員…

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  • 外的事象に対する原子力発電所の安全対策とリスクマネジメント

    宮田 浩一, 糸井 達哉 日本原子力学会誌ATOMOΣ 64 (5), 260-264, 2022

    <p> 福島第一原子力発電所の事故は,地震と設計基準を大幅に超える津波によりもたらされたものであり,この教訓を踏まえ外的事象に対する取組が広く展開されている。しかしながら,外的事象にはさまざまな不確実さがあり,未だ取り組みには改善の余地があるとの問題意識の下,原子力安全部会に「外的事象に対する安全確保の高度化WG」を立ち上げ,外的事象に対する取組の提案を報告書「外的事象に対する原子力発電所の安全…

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  • ニュース記事を用いた脱炭素社会に関するトレンドの特定

    毛利 研, 春日 剛, 成宮 仁, 大場 久永, 関本 和穂 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 1H1GS1101-1H1GS1101, 2022

    ...脱炭素社会の実現への取り組みは,ビジネス継続の最低条件になりつつある.昨今,世界的に注目が高まっている企業の環境などへの取り組みを評価した投資であるESG投資について,気候変動などを念頭においた長期的なリスクマネジメントや企業の脱炭素社会の実現に向けた新たな収益創出の機会を評価するベンチマークに関する評価手法の研究が活発化している.このESG投資の活発化により,脱炭素に関する情報開示が市場からの信頼...

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  • 新人看護師の夜勤独り立ち時期と夜勤独り立ちにおける看護実践能力および新人指導体制との関連

    宮坂 佐和子, 金子 さゆり 日本看護管理学会誌 26 (1), 201-211, 2022

    ...指標とプロセス指標について,夜勤独り立ち時期の早期群と晩期群の2群間でMann-WhitneyのU検定,χ<sup>2</sup>検定を行った.結果,急性期病院の新人看護師の夜勤独り立ち時期は,6月から見られ始め多くが9~10月であり,夜勤業務に必要な看護実践能力を獲得したうえで,夜勤独り立ちの判断がなされていた.夜勤独り立ちに必要な看護実践能力としては,6つのコンピテンス(基本的責務,倫理的実践,リスクマネジメント...

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  • 降雨流出応答特性を考慮した洪水予測のための粒子フィルタ適用手法の検討

    柿沼 太貴, 沼田 慎吾, 望月 貴文, 久保田 啓二朗, 中村 要介, 小池 俊雄, 池内 幸司 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_403-I_408, 2022

    <p> 流域の特性上,急激な水位上昇が起こりやすい中小河川におけるリアルタイム水位予測システムの構築に向け,表面流・中間流・河道流のような時定数が異なる流出過程を表現する降雨流出モデルに粒子フィルタを適用した際の応答特性について検討した.その結果,水位上昇時において粒子フィルタによる斜面水深に対する負の補正が働いた場合,流出の時間遅れによって予測水位が低下することが分かった.また,粒子フィルタの…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 人工物工学の設計論に基づく地盤構造物の設計概念の再構築

    栗原 則夫, 末岡 徹, 石井 裕泰 土木学会論文集F4(建設マネジメント) 78 (1), 81-98, 2022

    ...変遷についてレビューし,より一般化された人工物工学の設計の定義に基づいて,地盤構造物およびその設計を新たに定義することを提案する.筆者らは,本提案は,地質・地盤リスクマネジメントを推進していく上での基礎的な考え方として有効であると考えている....

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  • 外的事象に対する原子力発電所の安全対策とリスクマネジメント

    村上 健太, 山本 章夫 日本原子力学会誌ATOMOΣ 64 (5), 272-274, 2022

    <p> フォローアップセミナーでは,企画セッションで抽出された2つの論点について,講演者に2名のパネリストを加えて議論した。リスク評価を含む知見の不確かさを踏まえながら迅速な意思決定を行うという論点では,ハザード評価の確からしさに関する認識の相違が更に浮き彫りになると共に,得られた知見に対して「規制基準に照らして判断する」という議論と,不確かさを有することを前提に対策を決めることの違いが指摘され…

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  • 125河川の水位予測システムを構築する中で生じた問題に関する考察

    沼田 慎吾, 柿沼 太貴, 望月 貴文, 久保田 啓二朗, 小池 俊雄, 池内 幸司 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_397-I_402, 2022

    <p> 中小河川の水位予測システム構築時において,生じる問題の解決策を類型化するため,全国125河川の水位予測システムを構築した.構築する中で,(1)解析雨量の仕様の影響により小流域の水位波形の再現性が低い,(2)降雨プロダクトの精度が原因となり水収支が一致しない,(3)HQ式の精度低下により低水の再現性が低い,といった問題が生じていた.これらの問題の解決策として,(1)時間解像度のより細かい降…

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  • 渇水によるパナマ運河水位低下の緩和対策に関する基礎研究

    筒井 浩行, Rasmy Mohamed, 小池 俊雄 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_745-I_750, 2022

    <p> パナマ運河では,渇水に伴う水位低下が発生し,通航料金の増額が日本商船隊の負担増をもたらすなど,日本にとっても深刻な問題となっている.本研究では,2015年の渇水を対象に,パナマ運河に水・エネルギー収支-降雨・流出・氾濫モデルを構築して渇水緩和対策を検討したが,ダム新設を仮定した場合であっても,39cmであった渇水年の2015年と前年との水位差を30cmまでにしか緩和できず,緩和効果が小さ…

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  • フィリピン共和国の2020年台風Ulysses災害を事例にした早期被災者把握における衛星活用の課題検討

    会田 健太郎, 大原 美保, 南雲 直子, Patricia Ann JARANILLA-SANCHEZ, 久保田 啓二朗, 新屋 孝文 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_985-I_990, 2022

    <p> 本研究は2020年11月にフィリピン共和国ルソン島を通過した台風Ulyssesによる洪水災害を事例にし,衛星画像で把握できた浸水域に基づいて推定した潜在被災者数が,どの程度実際の避難者数と整合するかを分析することで衛星データ活用のメリットと課題について検討した.この事例では,台風通過翌日の午前中にはSentinel-2によって対象流域の大部分をカバーする光学衛星画像が取得され,対象流域の…

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