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検索結果 392 件

  • Hagi bot: LLMを用いた対話状態追跡と人間らしい振る舞いで自然な議論を行うマルチモーダル対話システム

    中野 雄斗, 野末 慎之介, 穀田 一真, 有山 知希, 佐藤 魁, 曾根 周作, 亀井 遼平, 謝 素春, 成田 風香, 守屋 彰二, 赤間 怜奈, 松林 優一郎, 坂口 慶祐 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 99 (0), 102-107, 2023-12-04

    ...<p>本稿では,対話システムライブコンペティション6に提出したシステムについて述べる.本システムは,応答生成機構とアバター制御機構を組み合わせたタスク指向型マルチモーダル対話システムである.応答生成機構では,対話履歴と話し合うべき議題を考慮しつつ,GPT-4を用いて発話内容と感情・動作ラベルを生成する.具体的には,スロットフィリングにより対話状態を監視し,状況に応じてプロンプトを変更し続けることで,...

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  • 日本語音声言語理解タスクに対する日本語SLUモデルの活用

    末次, 拓斗, 須子, 統太 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 421-422, 2023-02-16

    ...モデルの研究が進んでおり,英語以外の言語,特にSLUのデータが不十分な言語で有効な手法だとされている.一方で,日本語や韓国語など一部の言語に対しては多言語モデルの性能は低く,転移学習の効果が相対的に低いことが指摘されている.本論文では,日本語のみで事前学習した日本語ジョイントSLUモデルを開発し,従来の多言語モデルとの性能比較を行う.実験結果により,我々の提案する日本語モデルは,意図分類精度,スロットフィリング...

    情報処理学会

  • 手指と腕の複合トレーニング装置および高齢者向け訓練アプリの開発

    久保田 幹也, 清水 大海, 仁内 はるか, 伊藤 友孝, 鈴木 みずえ, 志村 孚城, 高柳 佳世子, 奥山 恵理子 生体医工学 Annual61 (Abstract), 153_1-153_1, 2023

    ...支援装置が多く開発されている.しかし,実生活においては指先の細かな動きも重要であり,これが衰えると生活の質(QOL)の低下に大きく影響する.そこで本研究では,上肢の大きな動きと指先の細かな動きを複合的に訓練できるシステムの開発を行った.このシステムは訓練アプリ(ゲーム)とそのコントローラであるトレーニング装置で構成されている.このトレーニング装置は入力装置としてだけでなく,操作時の負荷や握った時のフィーリング...

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  • 東南極,セール・ロンダーネ山地産のジルコノライト:京都府産新鉱物「河辺石」との関係

    志村 俊昭, 宮脇 律郎, 門馬 綱一, 亀井 淳志, 束田 和弘, 柚原 雅樹, 大和田 正明 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 394-, 2023

    ...., 1989),SiO<sub>2</sub>に乏しく高温で形成された岩石に産する.地球では希少な鉱物で,苦鉄質~超苦鉄質岩・サフィリングラニュライト・エメリー・スカルンなどに産する.月面では普遍的に産し,アポロ計画・ルナ計画・嫦娥5号による全ての着陸地点の岩石試料から報告されており,玄武岩・斜長岩・インパクトメルト角礫岩などに含まれている.月起源の隕石中からも報告されている.ジルコノライトはUや...

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  • 総合的な学習における教材としてのペーパークラフトの活用

    若林 尚樹, 政倉 祐子, 田邉 里奈 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 272-, 2023

    ...フィーリングサーモメーターとテキストマイニングの手法を用いて、授業に対する生徒の主観的な印象の傾向と、生徒が作品の振り返りとして書いた自由記述の分析を行った。 その結果、各授業における児童の主観的な感想の傾向や、一連の授業を通しての全体の感想の傾向を捉えることが可能であることがわかった。 また、テキストマイニングによる分析の結果、各授業回における工作の感想が反映されていることがわかりました。...

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  • 保育実践のリフレクションの意義に関する一考察 : 保育観の問い直し

    村井, 尚子, 坂田, 哲人 京都女子大学発達教育学部紀要 018 33-43, 2022-03-09

    ...身体化された前理解を明らかにするための工夫として,出来事における保育者と子どものフィーリング(感情)や欲求に焦点を当てるコルトハーヘンの8 つの窓を用いたリフレクションの方法を用いている。本稿では,筆者らが関わっている保育のリフレクションの事例を挙げ,上記の課題について検討を行う。...

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  • 保育現場での実用に向けたテキストベースファシリテーション対話システムの開発

    藤後 英哲, 上垣 貴嗣, 清水 健吾, 菊池 英明 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 3Yin227-3Yin227, 2022

    ...本研究では,開発したシステムを用いることで,会議において次話者が意見を言いやすくなること及び議論を活性化することを目的とした.提案システムにおいてシステムの行動は「話題振り」「確認」「具体例掘り下げ」とし,音声対話システムの前段階としてテキストベースで開発を行った.システムにはBERTを使用した発話行為推定やKeyBERTを使用したキーフレーズ抽出を実装し,スロットフィリングを用いて対話管理を行うように...

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  • 幼児におけるサッカーキッズプログラムの活動量と基本的動作

    廣木 武士, 黒川 優介, 鈴木 宏哉 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 287-, 2022

    ...SKPのプログラム内容は4つの系(体つくり系、鬼ごっこ系、ボールフィーリング系、ゲーム系)に分類されている。JFAはSKPを通じて様々な動作が行えるように1回の活動で4つの系をそれぞれ取り入れることを推奨している。しかしながら、SKPの実施によって実際にどのような動作が現れるのか、客観的に検証した報告はない。...

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  • 『サッカー指導の教科書』を参考に実施した指導プログラムの体力つくりからみた効果

    津田 龍佑 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 118-, 2021

    ...単元は6時間から構成され、その内容は、『サッカー指導の教科書』を参考に、しっぽとり(鬼ごっこ・動きづくり)、ストップボール(ボールフィーリング)、3対3のミニゲーム(ゲーム)から構成した。単元前後に50m走、150m方向変換走(25m×6本、30秒休息)を行わせた。また、授業中の身体活動量をGPSを用いて測定した。さらに、技術・戦術面、体力面、心理面から構成される質問紙調査を単元前後に実施した。...

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  • グラフェンのモアレ超格子構造における超伝導・絶縁体転移

    磯部 大樹 日本物理学会誌 75 (8), 491-495, 2020-08-05

    ...電子のバンド構造やフェルミ面に着目する弱相関極限からの解析と,実空間での格子構造に着目する強相関極限からの解析がある.弱相関側からの解析では,状態密度の発散をもたらすファンホーブ特異性とフェルミ面のネスティングから絶縁体状態と超伝導状態が説明される.この場合の絶縁体状態は電荷密度波またはスピン密度波に由来する.一方で強相関極限からの解析はハバード模型やモット絶縁体,またウィグナー結晶等と関連し,整数フィリング...

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  • 自動車床下空力騒音の伝達メカニズム

    奥津 泰彦, 高阪 文彦, 赤池 祐介, 濱本 直樹, 森永 侑樹 自動車技術会論文集 51 (3), 556-563, 2020

    ...その結果、共振パスと質量則パスの境界が200Hz付近にあり、床下空力騒音としてフィーリングに寄与する中周波数帯域では、質量則による伝達であることが分かった。...

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  • 世界と共に感じる能力

    デ・アントーニ アンドレア 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), C00-, 2020

    ...発表者は各々の領域における民族誌データに基づき、非人間も含む環境と身体との応答によって発生する経験の実存的な基盤として想像力・記憶と情動も感覚も含む「フィーリング」との関係を分析していく。それにより、想像力を分析する新たなアプローチを打ちたてることを目指す。...

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  • 「しぬかも!」

    コーカー ケイトリン 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), C02-, 2020

    ...本発表の目的は、ポール・ダンスの実践に焦点を当てて、エンスキルメントの中でフィーリングと想像力がいかに働くのかを明らかにすることにある。とくに、ポール・ダンスの危険性に着目して論を進める。...

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  • 情報の対話的再構成システムの実現

    磯和 隆道, 小川 浩平, 佐藤 理史, 石黒 浩 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2P4GS1105-2P4GS1105, 2020

    ...不完全な知識を持つ2つのエージェントを用い,互いの知識をすり合わせ,互いが持つ知識を理解しようとする試みを会話として表現することで,情報を対話的に再構成する.2つの知識構造は,1つの完全な知識構造をあえて不完全な2つに分割したものとし,エージェントは,互いの知識をすり合わせることで各々の知識構造を完全なものに近づけることを目指す.もともとの完全な知識構造は,属性を伴った構造にし,APIを用いてフォームフィリング...

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  • 「気」はどのように感じられるのか

    黄 信者 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), C03-, 2020

    気功に関する民族誌では、「気」を感じるのが肝要であるということが語られ、また人々は想像力を駆使して気功の要領を記憶する記述もあるが、「気」を感じとる能力や想像力が、いかに実践によってエンスキルメントされるかについての研究は不足している。本発表は、気功という身体的実践を通じて、「気」が感じられるプロセスに着目し、いかに想像力と記憶が「気を感じる」のために働くのかを明らかにすることを目的とする。

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  • 正体不明な霊でも祓われる

    デ・アントーニ アンドレア 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), C05-, 2020

    ...そのため、儀礼実践によって発生する「フィーリング」と身体化された記憶から発動する想像力によって、受け手は憑依されていたと判断していて、そのことが治癒という結果につながっているといえる。更に、実践上で生じる特定の「フィーリング」を強化、或いは弱体化するエンスキルメントが「治癒した」とされる状態を保つ基盤となっていることを明らかにする。...

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  • 小型計算機におけるサービス指向発話文解析

    徳久 雅人, 木村 周平 自然言語処理 26 (3), 545-578, 2019-09-15

    <p>本稿では,様々なサービスを有する小型計算機に言葉による命令を受理させる手法について述べる.小型計算機における発話文解析では,サービスのための規定の発話文を必ず受理すること,および,ユーザからの発話文を追加的に学習することを低い計算コストで行うことが要求される.そこで,サービスごとに語義やチャンクを正確に区別するため,サービスごとにパージング結果を格納するアレイを設け,強化学習を用いて発話文…

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 感性・イメージ表現療法マルチメディアシステムの開発-緩和ケアへの応用とその成果-

    吉岡, 隆之, 鈴木, 志津枝, 江川, 幸二, 池川, 清子, 内布, 敦子, 北村, 義博, 戸島, 章雄, Yoshioka, Takayuki, Suzuki, Shizue, Egawa, Koji, Ikegawa, Kiyoko, Uchinuno, Atsuko, Kitamura, Yoshihiro, Toshima, Akio 奈良学園大学紀要 10 155-162, 2019-03-10

    ...「フィーリングアーツ」は、絵画と光彩と音楽を融合させた体感型の統合芸術である。これまでの「フィーリングアーツ」の公演やワークショップにおいて、医療専門職の方々から、「フィーリングアーツ」を臨床、特に緩和ケアにおける看護技術として活用したいという要望がしばしば寄せられていた。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 自動車用自動変速機の変速制御時に現れる時系列データの分類

    森川 祐介, 石原 靖弘, 井手 貴範, 森山 英二, 秋田 拓, 田部井 靖生, 宇津呂 武仁, 中川 裕志 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 3Q4J1303-3Q4J1303, 2019

    ...<p>自動変速機はユーザのアクセル/ブレーキ操作,自動車の車速などに応じて最適なギヤ段を決定し,自動的に変速を行う変速機である.自動変速機の変速の質(変速フィーリング)は自動車の乗り心地に大きな影響を与えており,開発現場では変速フィーリングを改善するために制御プログラムのパラメータ調整を行っている.この調整作業を適合と呼ぶ.適合の中に,変速フィーリングが悪い場合に時系列データに発生している現象を特定...

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  • 言語モデルによる文の最適分割に基づく音声言語理解

    若林 啓, 竹内 誉羽, 平松 淳, 中野 幹生 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 1N3J903-1N3J903, 2019

    ...<p>本論文では,音声言語理解の代表的な形式であるスロットフィリングタスクを,入力文の最適分割を求める問題として定式化するアプローチを提案する.この定式化を用いることで,系列ラベリングとして定式化して深層学習を適用する従来の手法に比べ,小さい計算資源で実行可能な言語モデルの学習に基づいた手法を導くことができる.提案手法は,モデルの学習をワンパスアルゴリズムによって高速に行い,最も確率の高い解釈の推定...

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  • 漬物を使ったパンの開発

    取替 恵, 佐藤 生一 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 189-, 2019

    ...またカレーフィリングにはたくあんを使用し,16%加えることとした。対象者は,本学学生栄養士専攻24名,製菓専攻9名,教職員11名とした。漬物の摂取頻度,居住形態,好きな漬物については,自記式質問紙を用いて調査した。カレーパンの味と見た目の官能評価については,良いと思った順に1位,2位,3位と順位をつけ,順位和を基に分析を行った。...

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  • 新型MAZDA3のブレーキフィールの開発

    池見 清, 加村 孝信, 開原 真一, 丹羽 正浩 マツダ技報 36 (0), 107-112, 2019

    ...新型MAZDA3のブレーキは,シーンに応じて必要な減速度までスムーズに立ち上げ,かつ緩めることが直観的にでき,渋滞の中や駐車場でも扱いやすく,同乗者にも優しいブレーキフィーリングを達成した。...

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  • 光で制御する超伝導~光応答性電気二重層トランジスタ~

    山本 浩史, 須田 理行 日本物理学会誌 73 (3), 143-147, 2018-03-05

    ...の時に絶縁体になる.そのためモット絶縁体を金属化する「モット転移」では,電子の運動エネルギー(バンド幅)を制御するやり方に加えて,整合性(フィリング)を制御する方法が存在する(図参照).しかし,この二つのモット転移がどのように接続するのか,転移は一次なのか,二次なのか,超伝導が起きる付近には量子臨界点(線)が隠れているのか,といった疑問はまだ十分理解されずに残されている....

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  • MoS2 FET へのTCNQ ドーピング効果

    鷲田 一樹, 高岡 毅, グエン タットル, イフェクハルル アラム, 塚本 一平, 和泉 廣樹, 米田 忠弘 日本物理学会講演概要集 73.2 (0), 1310-1310, 2018

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  • ベーン型圧縮機における起動時のトルクとその伝達特性

    福田 充宏, 林 佑樹, 竹内 柊之, 本澤 政明, 山田 竜介, 山村 聡史 日本冷凍空調学会論文集 34 (3), 296-, 2017-09-30

    ...<p><tt>ベーン型圧縮機はカーエアコン用圧縮機として幅広く使われており,電磁クラッチを介してエンジンにより駆動されるタイプの圧縮機では,起動時に大きなトルクピークを生じ,この現象はドライブフィーリングの悪化や騒音の発生につながっている.そのため,起動時のトルクピークの発生原因や,駆動側に伝達されるトルク挙動を明らかにする必要がある.本研究では,ベーン型圧縮機の起動トルク解析モデルを構築し,起動時...

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  • 有機導体κ-(ET)<sub>4</sub>Hg<sub>2.89</sub>Br<sub>8</sub>の熱起電力

    鈴木 悠司, 藤井 武則, 宮川 和也, 谷口 弘三, 鹿野田 一司 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1866-1866, 2017

    <p>擬二次元系三角格子有機伝導体!LaTeX$\kappa$-(ET)_4_Hg_2.89_Br_8_はモット絶縁体に11%ホールドープした系とみなせる。この物質は圧力により電子相関を制御することで、低圧側の非フェルミ液体的性質から高圧側のフェルミ液体的性質にクロスオーバーし、その境となる0.5GPa付近で超伝導転移温度が最大となることが知られている。我々は常圧下および静水圧下においてこの物質…

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  • ヨウ素ドープCOFの電子物性

    浅田 瑞枝, 中村 敏和, 金 恩泉, 王 ピン, 江 東林 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1873-1873, 2017

    <p>最近,芳香族をイミンやシアノ基で結合した新しいタイプの共有結合性有機構造体(COF)が開発された.この系は2次元的な多孔質構造をもつ.一方で,芳香族環は垂直方向に積層し,カラム構造を為している.この系は閉殻であるが,ヨウ素をドープする事により電子スピンをもつ.我々はこの系に対してESRならびにSQUID測定を行った.ヨウ素ドープ共有結合性有機構造体の電子物性電子状態について議論する.</p>

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  • 無機基板上のκ型ET塩FETにおける歪み印加電子状態制御

    川口 玄太, 須田 理行, 山本 浩史 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1848-1848, 2017

    <p>!LaTeX${\kappa}$型ET塩は、モット絶縁体や超伝導など多彩な電子状態を示す強相関物質群であり、種々のパラメータを用いて幅広く研究されている。特に我々は!LaTeX${\kappa}$型ET塩の薄膜単結晶を用いたFETを作製し、電界効果について研究を行ってきた。今回、我々は硬い無機基板を曲げられるプローブを開発し、キャリア注入と歪み効果の両方から!LaTeX${\kappa}$…

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  • 分子性導体κ型ET塩を用いたMott-FETにおける非指数関数的緩和

    佐藤 慶明, 川椙 義高, 山本 浩史, 加藤 礼三 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1847-1847, 2017

    ...<p>我々のグループでは、低温まで精密なドープ密度制御が可能であるFETの利点を活かし、擬2次元Mott絶縁体$\kappa$-Cl単結晶FET上におけるフィリング制御型金属絶縁体近傍の電子物性について調べている。今回、低温にて観測された、dc電気伝導度の非指数関数的な緩和挙動について報告する。...

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  • 金属錯体を用いたドーピングによる高キャリア密度下における導電性高分子のバンド伝導特性

    藤本 亮, 山下 侑, 鶴見 淳人, 熊谷 翔平, 渡邉 峻一郎, 竹谷 純一 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1842-1842, 2017

    <p>分子インプランテーション法は、パイ共役高分子にドーパントをインターカレートさせることで、ドーピングを行う手法である。本講演では、アクセプター性ドーパント金属錯体Mo(tfd-COCF3)3の分散液を用いて分子インプランテーションを行い、典型的なパイ共役高分子において高い伝導度を達成した。この高いキャリア密度下でのホール効果、弱局在による負の磁気抵抗効果などの解析を中心に導電性高分子内でのバ…

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  • 導電性高分子におけるゼーベック係数とホール係数の同時計測

    大野 雅央, 藤本 亮, 渡邉 峻一郎, 竹谷 純一 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1845-1845, 2017

    <p>導電性高分子は、低熱伝導率から熱電変換素子への応用が期待されている。熱電機能指数を決めるゼーベック係数及び電気伝導度は、キャリア密度に依存するものの、単一素子においてキャリア密度を系統的に変化させながら両パラメータを同定することは困難であった。本講演では、オンチップサーモメータ構造を用いて、導電性高分子の熱電物性を幅広い温度領域で行い、その電導機構や熱電変換効率について議論する。</p>

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  • K<sub>x</sub>piceneの相と物性

    小林 本忠, 平郡 諭 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1816-1816, 2017

    <p>我々はこれまでに、様々な組成xを持つK_x_piceneを作製し、そのESRとSQUIDの結果から金属相が存在しないことを明らかにし、既報の超伝導は含まれる強磁性不純物による信号の見誤りであろうことを報告した。今回X線回折とRamanスペクトルの結果を併せてKxpiceneの相の同定を試みた。その結果、K飽和相はx=6であり、その他相としてx=2,3及び5が示唆された。全ての相でPauli…

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  • 電子ドープされた芳香族化合物のバンド幅制御

    平郡 諭, Quynh Phan Thi Nu, 及川 新平, 松田 祐貴, 谷垣 勝己 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1817-1817, 2017

    <p>我々はこれまでに電子ドープした芳香族化合物の物性について詳細に調べてきた。今回我々は物理的、及び化学的圧力を用いたバンド幅制御により反強磁性相互作用、及びモットギャップを連続的に変化された相について報告する。</p>

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  • κ-(ET)<sub>2</sub>Ag<sub>2</sub>(CN)<sub>3</sub>の圧力下超伝導転移に対するイオン液体ゲート効果

    江浦 悠介, 佐藤 奎斗, 伊東 裕, 竹延 大志, 平松 孝章, 吉田 幸大, 齋藤 軍治 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1867-1867, 2017

    ...本研究は同物質のフィリング制御による超伝導転移を目指して、圧力とフィリングを同時に制御できる圧力下イオン液体ゲートトランジスタを作製した。イオン液体を圧力媒体として静水圧を印加し、超伝導転移を観測した。この超伝導状態に対して電界効果によるキャリア注入によって超伝導転移温度の変調を観測した。</p>...

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  • κ型ET塩に対する電気二重層を用いたキャリアドーピングV

    川椙 義高, 関 和弘, 枝川 祐介, 佐藤 慶明, 蒲 江, 竹延 大志, 柚木 清司, 山本 浩史, 加藤 礼三 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1846-1846, 2017

    <p>我々のグループでは、電気二重層トランジスタの原理を利用してκ型ET塩にキャリアドーピングを行い、モット絶縁体におけるキャリア数制御の効果を調べている。これまでホール効果測定やクラスター摂動論による計算から、ドープするキャリアの種類によって異なるフェルミ面が存在することを報告してきた。しかし実験からフェルミ面の存在が示唆されていても、必ずしも金属的な電気伝導は見られていなかった。今回、ドーピ…

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  • 導電性高分子におけるスピン軌道相互作用の電気的検出

    渡邉 峻一郎, 藤本 亮, 三津井 親彦, 竹谷 純一 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1841-1841, 2017

    <p>スピン軌道相互作用は電子スピンと軌道角運動量の相互作用であり、スピン機能性を開拓する上で最も重要な相互作用である。その強さは原子番号の4乗に比例し、軽元素で構成される有機材料では圧倒的に弱いとされてきた。本講演では、導電性高分子のスピン軌道相互作用の電気的検出、および化学合成を駆使したスピン軌道相互作用の制御について報告する。</p>

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  • α´´-(BEDT-TTF)<sub>2</sub>RbCo(SCN)<sub>4</sub>における金属-絶縁体転移近傍の赤外分光

    井口 敏, 小林 亮太, 米山 直樹, 佐々木 孝彦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1832-1832, 2017

    ...Rbのサイト占有率が100%でないためET分子の電子フィリングは0.5からずれている。低温絶縁体相の構造はRbの乱れに起因すると思われるツイン構造のため、詳細には分かっていないが、電荷秩序やCDWであろうと推測される。これまでに伝導、磁気特性を発表してきたが、今回は赤外分光測定を行ったのでその報告をする。</p>...

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  • 電界効果によるカルコゲナイド層状物質の電子状態の研究

    上杉 英里, 後藤 秀徳, Miao Xiao, He Tong, 太田 弘道, 上野 哲平, 小林 夏野, 秋光 純, 久保園 芳博 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1834-1834, 2017

    <p>MoSe2などの遷移金属カルコゲナイドやBi2Se3などのトポロジカル絶縁体の電子状態を電界効果トランジスタ構造における伝導測定から明らかにする。MoSe1-xTexおよびBi2-xSbxTe3-ySeyの試料を作成し、元素置換によるフェルミエネルギーの変化を考察する。さらに、イオン液体の電気二重層をゲートに用いて高濃度のキャリア蓄積を行うことで、超伝導転移の可能性と元素置換の効果を調べる…

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  • T(Se<sub>1-x</sub>Te<sub>x</sub>)<sub>2</sub>(T:transition metal)の電界効果トランジスタ特性

    上杉 英里, Miao Xiao, 寺尾 貴博, 太田 弘道, 後藤 秀徳, 久保園 芳博 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2198-2198, 2016

    <p>二次元層状物質のMoS2において電界誘起超伝導が観測されて以来、遷移金属ダイカルコゲナイド系の化合物への電界効果キャリア注入が注目されている。本研究では、SeとTeの濃度を変えた薄い単結晶を用いた電界効果トランジスタを作製し、カルコゲンの種類とその濃度が電界効果トランジスタ動作に与える影響について考察する。また、イオン液体による電気二重層を用いて電界効果キャリアドーピングを行い、新規な超伝…

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  • 金属および半導体単層カーボンナノチューブの熱電効果

    清水 直, 飯塚 貴彦, 金橋 魁利, 蒲 江, 柳 和宏, 竹延 大志, 岩佐 義宏 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2196-2196, 2016

    <p>近年、薄膜や超格子構造、またナノワイヤーなど、低次元電子系の熱電特性が非常に注目を集めている。我々は、電気二重層トランジスタの方法を用いて、金属および半導体単層カーボンナノチューブのフェルミレベルをn型からp型まで連続的に制御し、熱電特性を系統的に調べた。本講演では、フェルミレベルやバンド構造によるゼーベック効果の変化を議論した上で、パワーファクターの最適化について報告したい。</p>

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  • 黒リンの常圧における単結晶育成とその物性評価

    高橋 敬成, 並木 宏允, 笹川 崇男 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1640-1640, 2016

    <p>黒リンはゼロギャップであるグラフェンと異なり直接遷移型バンドギャップを持つ次世代電子材料として期待されている。また圧力下で半導体―金属転移が起こり、バンド反転によるトポロジカルな電子状態の発現も予測され基礎物性も興味深い。これまで黒リンは高圧合成が主流であったが、我々は超高圧発生装置を必要としない合成報告に着目した。本研究では、常圧下における結晶育成法の最適化と得た単結晶の物性評価を行った…

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  • β'-(ET)<sub>3</sub>(CoCl<sub>4</sub>)<sub>2-x</sub>(GaCl<sub>4</sub>)<sub>x</sub>におけるゼーベック係数の測定と計算

    清田 泰裕, 川本 正, 森 初果, 森 健彦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1591-1591, 2016

    ...LaTeX$beta$'-(ET)_3_(CoCl_4_)_2-x_(GaCl_4_)_x_は2価のCoCl_4_と1価のGaCl_4_を持つ分子性導体であり、前回の第71回年次大会でこの物質の異なるバンドフィリングにおけるゼーベック係数の振る舞いを議論した。本講演では強結合近似に基づいた理論計算によってゼーベック係数の温度依存性を再現し、バンド構造を実験結果と比較、検討した結果を報告する。...

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  • 有機超伝導体κ-(ET)<sub>4</sub>Hg<sub>2.89</sub>Br<sub>8</sub>のネルンスト効果

    鈴木 悠司, 藤井 武則, 宮川 和也, 谷口 弘三, 鹿野田 一司 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1676-1676, 2016

    <p>擬二次元系三角格子有機伝導体!LaTeX$\kappa$-(ET)_4_Hg_2.89_Br_8_はモット絶縁体に11%ホールドープした系とみなせる。この物質は圧力下で超伝導を示すが、その転移温度は圧力に対して0.5GPa付近で最大となるドーム構造を持つことが特徴である。また、0.5GPaよりも低圧側では高圧側に比べて超伝導の上部臨界磁場が非常に大きいことがわかっている。本講演では圧力下で…

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  • κ型ET塩に対する電気二重層を用いたキャリアドーピングIV

    川椙 義高, 関 和弘, 枝川 祐介, 佐藤 慶明, 蒲 江, 竹延 大志, 柚木 清司, 山本 浩史, 加藤 礼三 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1712-1712, 2016

    <p>我々のグループでは、電気二重層トランジスタの原理を利用して$\kappa$型ET塩にキャリアドーピングを行い、有機モット絶縁体における電子-正孔ドーピング対称性を調べている。前回までにホール係数およびクラスター摂動理論から導かれるドーピング非対称性について報告した。今回は、電気伝導率の異方性とゼーベック係数の電子-正孔ドーピング対称性について発表する。</p>

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  • 金属型単層カーボンナノチューブにおける高ゼーベック・低抵抗状態での光熱電変換現象

    一ノ瀬 遥太, 中村 昌稔, 河合 英輝, 真庭 豊, 蓬田 陽平, 柳 和宏 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2197-2197, 2016

    <p>これまで我々は電気二重層キャリア注入によりフェルミレベルをシフトさせることにより単層カーボンナノチューブの熱電物性制御できることを見い出してきた。特に、金属型SWCNTでは高ゼーベック・低抵抗状態の形成が可能であり、これは光励起に伴う温度上昇を熱電能を通して電気へと変換する熱電変換の高効率化に繋がると期待された。本研究では、同手法により金属型SWCNT薄膜において高ゼーベック・低抵抗状態を…

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  • K<sub>x</sub>piceneに金属相はない

    小林 本忠, 平郡 諭 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1641-1641, 2016

    <p>我々はこれまでに、既報のK_x_picene(x~3)の超伝導は含まれる強磁性不純物の振る舞いである可能性が高いことを報告した。決着には前提となる金属相の存在・非存在を調べる必要がある。この為、piceneとK金属の様々な定比化合物試料、piceneと過剰のK金属の断続的加熱試料につき、ESR及びSQUIDのK組成依存性、反応時間依存性及び低温までの温度依存性を調べた。全ての試料でPaul…

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  • (DMe-DCNQI)<sub>2</sub>Xにおけるスピン電荷分離の変分モンテカルロ法による検証

    岡村 優希, 倉本 將伍, 寺井 章 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1608-1608, 2016

    <p>一次元1/4充填強相関電子格子系である(DMe-DCNQI)_2_Xにおいて、スピン電荷分離が起こるかを変分モンテカルロ法を用いて調べた。モデルとして拡張Peierls-Hubbard Modelを採用し、(DMe-DCNQI)_2_X上に一つの電子をドープした際、スピン電荷分離がどのように起こるかを数値計算で検証した。</p>

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  • 強相関分子性導体κ型ET塩を用いたMott-FETにおける金属絶縁体転移点近傍の弱局在効果

    佐藤 慶明, 川椙 義高, 山本 浩史, 加藤 礼三 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1623-1623, 2016

    ...<p>擬ニ次元分子性導体κ型ET塩では、FETの構造を利用した単結晶表面へのキャリアドープにより、フィリング制御型Mott金属絶縁体(MI)転移をはじめとする様々な強相関現象が観測される。FETの利点として、不純物ドープを伴わず表面選択的なキャリア注入を行えるため、電子相関および乱れの双方が強く影響するMI転移点近傍でのキャリア輸送特性を2次元モデルに基づき定量的に評価できると期待される。...

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  • 2次元ハバードモデルのハーフフィリングでのU-T相図について

    田中 新 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1887-1887, 2016

    ...<p>ハーフフィリングでの2次元ハバードモデルのU-T相図についてデュアルフェルミオン法を用いて議論する。特にUが小さい領域での磁気揺らぎによる擬ギャッブ相から、Uが大きい領域でのMott-Habbard絶縁体相への転移の詳細について議論する。また、クラスター動的平均場理論およびクラスター摂動理論の結果とも比較を行う。</p>...

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  • 強いスピン軌道相互作用を持つモット転移系で見られる磁壁の金属性(最近の研究から)

    藤岡 淳, 上田 健太郎, 十倉 好紀 日本物理学会誌 70 (6), 441-445, 2015-06-05

    ...う電子がクーロン相互作用によって局在化するモット転移は,磁性,超伝導,光物性などの物性物理学の主要な課題とも深く関連して多くの研究者の関心を集めてきた.モット転移を駆動する基本的なパラメータは電子の局在性を強めるクーロン相互作用と波動関数の広がりを決める運動エネルギーである.遷移金属酸化物はモット転移を研究する恰好の材料群の一つであり,物性を担うd電子の運動エネルギーを決める一電子バンド幅やバンドフィリング...

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  • 炭素繊維強化組物円筒パイプの研磨による曲げ強度への影響

    齋藤 毅, 大谷 章夫, 仲井 朝美 Studies in Science and Technology 4 (2), 149-154, 2015

    ...組物複合材料のゴルフシャフトは3次元構造を持つことにより、独特のフィーリングを得ることができる。しかし、組物複合材料のゴルフシャフトは繊維束が厚さ方向に交差しているために凹凸が生じているため、寸法精度を出すために研磨するため、ゴルフシャフトで一般的な製法であるシートワインディング製法の研磨量よりも倍以上多いという欠点がある。よって、研磨量の曲げ強度への影響は非常に重要な問題である。...

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  • 九州中西部地域の変成岩類:黒瀬川構造帯・肥後変成帯・木山変成岩

    小山内 康人, 中野 伸彦, 吉本 紋, 亀井 淳志 地質学雑誌 120 (Supplement), S79-S100, 2014-08-31

    ...メランジュ中にブロックとして産する高圧変成岩類(カンブリア紀の海洋地殻起源とみなされる青色片岩,ヒスイ輝石-藍閃石変ハンレイ岩など)と高温変成岩類(オルドビス紀の活動的大陸縁における火山弧火成活動に由来するザクロ石-単斜輝石グラニュライト,ザクロ石角閃岩など)を見学する.緑色片岩相からグラニュライト相にいたる一連の地殻断面を示す肥後変成帯では,部分溶融現象を伴う泥質グラニュライトや過アルミナ質のサフィリングラニュライト...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献40件

  • 電動車両の走行フィーリングを考慮した発電制御法

    大室 朗, 堂園 一保, 末冨 隆雅 自動車技術会論文集 45 (1), 83-88, 2014

    ...電動車両の発電制御では,高効率で発電することと電力収支をバランスすること,走行フィーリングを低下させないことの3点を同時に満足する制御法が望まれている.その要求に対して,必要な発電量と走行フィーリング関数とを評価関数とする逐次最適制御法を提案し,車両に実装して効果を検証した....

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  • 異なる表面構造を持つセメントレスソケットの比較

    進 悟史, 神宮司 誠也, 河野 勤, 大森 康宏, 糸満 盛憲 整形外科と災害外科 63 (1), 115-119, 2014

    【目的】異なる表面構造や形態の異なる2種類のセメントレスソケットの術後固定性について主に単純X線写真所見で比較検討を行なった.【対象と方法】2010年1月から2011年12月に行った初回人工股関節全置換術症例を対象.時期によりKyocera社Perfix(以下HATi)とZimmer社Trabecular …

    DOI 医中誌

  • シリコンワンチップ型燃料電池の開発

    水野 宏俊, 鈴木 崇弘, 山口 猛央, 早瀬 仁則 精密工学会学術講演会講演論文集 2014A (0), 331-332, 2014

    開発を進めているシリコンワンチップ型燃料電池において,電解質層が性能に大きく影響する.孔径が約数十nmの縦穴構造を持つ貫通した多孔質シリコン部の電解質化を目指しており,電解質ポリマーの充填や孔壁の化学修飾を試みてきた.最近では,スルホ基を持つモノマー溶液を浸透させた後に重合させることで,多孔質シリコン層の電解質化を試みている.本研究では,ポリマー形成の最適化および電解質層としての性能評価を進めた.

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  • シリコンワンチップ型燃料電池の開発

    水野 宏俊, 鈴木 崇弘, 山口 猛夫, 早瀬 仁則 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 357-358, 2014

    開発を進めているシリコンワンチップ型燃料電池において,重合による電解質層の形成手法を検討した.従来の研究では,孔径が約数十nmの縦穴構造を持つ多孔質シリコンに,電解質ポリマーの充填や孔壁の化学修飾を試みてきた.しかしながら,これらの方法では,多孔質層を密に充填することが出来ていない.本報では,多孔質にスルホ基を持つモノマー溶液を浸透させた後に重合させることで,多孔質シリコン層の電解質化を試みた.

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  • 小笠原・乾性低木林樹種の乾燥ストレス耐性とC利用戦略のトレードオフ -生理と樹形構造をつなぐ-

    奥野 匡哉, 才木 真太朗, 吉村 謙一, 中野 隆志, 矢崎 健一, 石田 厚 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 322-, 2014

    高い材密度をもつ種は、通水の失敗(=キャビテーション)を起こしにくいため、乾燥ストレス耐性が強いといわれている。しかし劇的な乾燥下において、高い材密度をもつ種が低い材密度をもつ種よりもキャビテーションを起こしやく、枝をよく落とすという現象も報告された。強い乾燥がかかる小笠原の乾性低木林に優占する5樹種において、乾燥ストレス耐性を調べた結果、材密度は必ずしも乾燥耐性とは関係せず、1) …

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  • 燃料電池用細孔フィリング膜の開発

    宮西 将史, 山口 猛央 膜 38 (6), 267-273, 2014

    This article presents an overview of recent research about pore filling membranes applied to fuel cells. Polymer electrolyte fuel cell is a promising energy conversion devise with high efficiency …

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  • ヒ素の化学を利用した鉄系超伝導体の新物質開発(最近の研究から)

    野原 実, 工藤 一貴 日本物理学会誌 68 (4), 226-231, 2013-04-05

    ...銅酸化物ではCu 3d軌道とO 2p軌道のエネルギー的な拮抗が,電荷移動型絶縁体という高温超伝導の舞台を作った.鉄系超伝導体でもFe 3d軌道とAs 4p軌道の拮抗が重要である.その一例が,鉄3dバンドのフィリングに応じたAs-As結合の形成・切断で,CaFe_2As_2では「面間」のAs-As結合を切断すると電子系が二次元化し,超伝導が現れる.Ca_<10>(Pt_4As_8)(Fe_<2-x>Pt_xAs...

    DOI Web Site 参考文献40件

  • 放射光XPSを用いたGe(100)-2×1表面の室温酸化物の時分割観察

    吉越 章隆, 岡田 隆太, 寺岡 有殿, 岩井 優太郎, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 33 (0), 114-, 2013

    ...Siより移動度で優れたGeは次世代電子デバイス材料として注目されており,その単結晶表面酸化の研究は重要となっている.本研究では,室温でGe(100)-2×1表面にバックフィリングあるいは超音速酸素分子線(並進エネルギー:2.2 eV)によって生成する酸化物を飽和酸化に至るまで放射光XPSによって時分割観察した。...

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  • 高アスペクト比ビアにおけるCuめっきの初期成長に関する微量Sn添加の影響評価

    赤澤 美雪, 齋藤 美紀子, 藤本 興治, 鈴木 浩助, 倉持 悟 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 27 (0), 415-416, 2013

    高アスペクト比TSVをボトムアップ方式でめっき充填するには長時間のめっきが必要となる、そこでSnによる初期の核成長促進効果を期待しSn配合のCuめっき液の評価を行っている。電気化学測定(LSV)によりSnの促進効果を確認した。また有機添加剤を用いた一般的なCuめっき液との充填めっき性の比較評価を行った。

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  • 自車前方コース曲率の時間変化に応じた加減速モデルの検討

    高橋 絢也, 山門 誠, 齋藤 真二郎 自動車技術会論文集 43 (1), 7-14, 2012

    ...カーブ前自動減速制御に対するフィーリング向上のため,G-Vectoringを応用したカーブ前減速モデルを検討し,ドライバの減速操作と比較した.結果,自車両前方のカーブ曲率の時間変化を用いた新たなカーブ前減速モデルを開発し,本モデルにより,ドライバ操作に近い減速開始位置,減速度変化を実現できる見通しを得た....

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  • Ge(100)-2×1表面の超音速酸素分子線による室温酸化促進

    吉越 章隆, 岡田 隆太, 寺岡 有殿, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 神農 宗徹 表面科学学術講演会要旨集 32 (0), 27-, 2012

    ...本研究では、代表的な低指数面であるGe(100)-2×1表面の超音速酸素分子線(2.2eV)とバックフィリングによる室温酸化を放射光XPSで比較した。分子線による吸着曲線の変化、吸着酸素量の増加と関連する吸着サイトの違いを明らかにしたので報告する。...

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  • 硫酸銅めっきを用いたフィリングめっき成長過程観察方法

    和久田 陽平, 杉本 将治, 渡辺 充広, 山下 嗣人, 本間 英夫 エレクトロニクス実装学会誌 14 (1), 63-68, 2011

    ...多層めっきやパルスめっきにより,ホール上部ではめっき析出が抑制,底部では促進され,ビアフィリングのめっき成長過程を観察することができた。無電解ニッケルめっき層を挿入する方法では,フィリング性に変化が出てしまうのに対して,短時間のパルスめっきを挿入する方法では,フィリング性や結晶成長に大きな影響を与えることなくめっき成長の途中経過を観察できた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献35件

  • Tantalum porous臼蓋コンポーネントを用いたTHAの中期成績

    金沢 正幸, 中島 康晴, 山本 卓明, 馬渡 太郎, 本村 悟朗, 岩本 幸英 整形外科と災害外科 60 (1), 1-4, 2011

    目的:Tantalum porousはタンタルを母材とした新しい多孔質金属であり,その良好な生体親和性から人工股関節(THA)の表面加工に応用された.今回その臼蓋コンポーネント(TPC)を用いたTHAの成績を報告する.方法:対象は2004.1~2005.1までのTMCを用いた初回THA例35例のうち死亡例3例,追跡不能例1例をのぞいた31例32関節(男性7例,女性24例).手術時年齢は60.8歳…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 硫酸銅めっきにおけるビアフィリングの添加剤挙動の検討

    和久田 陽平, 杉本 将治, 渡辺 充広, 山下 嗣人, 本間 英夫 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 25 (0), 299-300, 2011

    ...プリント配線板や3次元実装の内部における層間接続には、ビアフィリングする技術が用いられている。これは、硫酸銅めっき浴に各種添加剤を添加して行なわれ達成しているが、そのフィリングメカニズムが明確にされていない。そこで、めっき成長や電析時における電位の挙動、添加剤の吸着挙動に関し調査を行った。その結果、ビアホールの各部位において、電析挙動に変化があることを確認した。...

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  • 下腿骨骨折後のシニアトーナメントプロゴルファーのスイング動作改善における一考察

    篠原 智行, 朝倉 智之, 岩本 紘樹, 平石 武士 関東甲信越ブロック理学療法士学会 29 (0), 14-14, 2010

    ...使用クラブは1番ウッド、数回の練習後に5回測定し、本人のフィーリングが最も良好であった1回を分析対象データとした。スイング速度はBall Impact(BI)直前の右手関節マーカーの速度により評価した。また、骨盤の安定性を評価するため、両上前腸骨棘マーカーおよび両上後腸骨棘の中点マーカーの3点の中心を骨盤中心とし、BI前後における垂直方向の最大幅を算出した。...

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  • 硫酸銅めっき浴を用いたスルーホールフィリング

    小林 正樹, 丸山 貴昭, 杉本 将治, 香西 博明, 本間 英夫 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 24 (0), 82-83, 2010

    ...そこで、本研究室ではスルーホールに対して電気銅めっきにて、金属銅を充填するスルーホールフィリングに成功している。しかしながら、多工程と長いめっき時間となっている。そこで、硫酸銅めっき浴を用いてスホールフィリングのめっき時間の短縮化の検討を目的として研究を行なった結果を報告する。...

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  • 熱型赤外線センサ封止用ZnS窓材へのCu充填貫通配線

    福本 貴文, 岡本 尚樹, 太田 最実, 福山 康弘, 廣田 正樹, 近藤 和夫 電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌) 130 (9), 437-442, 2010

    The through-hole electrode for the wafer level package (WLP) was formed with the aim of lowering the cost of infrared sensors. It has been difficult to plate a ZnS substrate for use as the window …

    DOI Web Site Web Site 参考文献20件

  • Oligodendrogliomaと1p/19q欠失─ グリオーマの分子診断の幕開け ─

    植木 敬介 Neuro-Oncologyの進歩 19 (1), 66-70, 2010

    ...最近では、glioblastoma におけるMGMT のメチル化とtemozolomide 感受性の相関が示されたり、遺伝子発現プロフィーリングによるglioblastoma の分類が示されたりと、グリオーマの分類、診断、理解において遺伝子情報はほとんど必須になってきました。グリオーマの分子診断の時代が現実になりつつあるわけですが、私たちの仕事はその幕開けを告げるものであったかもしれません。...

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  • ビアフィリングのめっき成長メカニズム

    和久田 陽平, 杉本 将治, 渡辺 充広, 本間 英夫 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 24 (0), 80-81, 2010

    ...ビアフィリング技術が広く用いられているが、ビアホールの埋め込み性に関しては、幾何学説、拡散説、記憶説などが言われているが、どのようにビアホール内部の銅めっきが成長しているのか確認されていない。そこで、ビアホールの埋め込みメカニズムに関して、どのようにめっきが成長するのか調査した。...

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  • フィルドビア銅めっきにおけるジアリル系アミン添加剤の効果

    久利 英之, 岡本 尚樹, 齊藤 丈靖, 近藤 和夫, 文屋 勝, 竹内 実 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 24 (0), 78-79, 2010

    電気銅めっきによる穴埋めは、近年小型化・高性能化が進んでいる電子機器の配線形成に不可欠な技術である。本研究では、めっき浴にレベラーとしてジアリル系アミン添加剤を加え、ビアへ穴埋めめっきを行った。断面形態・表面形態の観察や電気化学測定により、上記添加剤の特性・メカニズムを検討した。

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  • PRパルス電解硫酸銅めっき用添加剤の効果

    岩本 由香, 西城 信吾, 松浪 卓史 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 24 (0), 88-89, 2010

    ...面内均一性とビアフィリング、スルーホールフィリングめっきが同時に満足できる添加剤を検討した。筆者等は、PRパルス電解に着目し、検討を行ったが、PRパルス電源は直流電源よりもコストが高いこと、電解条件の見極めが難しいこと、リバース条件(電流、時間)を強くすると、めっき外観や皮膜物性が低下するという問題点がある。...

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  • ダイレクトメタライゼーション法を利用したポリイミド基板上への銅ダマシン回路形成

    榎本 靖, 松村 康史, 赤松 謙祐, 縄舟 秀美 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 23 (0), 33-34, 2009

    ...本報告では、インプリントリソグラフィーにより形成したトレンチ形状のポリイミド前駆体表面にダイレクトメタライゼーション法を用いてNi皮膜を形成し、トレンチフィリング電解Cuめっきと過剰Cu層の研削を行うことによるCuダマシン回路形成について検討した。...

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