小山, 真理
文化女子大学紀要人文・社会科学研究
18
115-129,
2010-01-31
...そのような時代を舞台とした『しろばんば』より死別の場面を取り上げ,主人公の心情と照らしながら見ることによって,少年がどのように死を受け止め,その死生観を育んでいったかを考察した。そして死別による喪失の苦しみを,少年なりのグリーフワークによって現実のものと受容し,成長する姿を追いながら,周囲の大人たちがいかに重大な役割を担っているかを改めて確認するに至った。...
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