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「狛猫」や「猫神様」など、話題の“猫がいる神社”をご紹介します

神社の社頭や社殿の前などに祀られている2つの像といえば、「狛犬」を想像する人がほとんどでしょう。しかし、中には「狛猫」を祀っている神社があるのをご存知でしょうか。今回は、「狛猫」のいる「南部神社」と、“猫神様”と呼ばれる「お松大権現」について、インスタグラムの投稿とともにご紹介します!

「狛猫」のいる神社、新潟県「南部神社」とは?

@keita__abe__
新潟県長岡市森上にある「南部神社」は、「猫又権現」と呼ばれ、地域の人々はもちろん、“狛猫のいる神社”として、猫好きのあいだで注目を集めています。

「南部神社」に「狛猫」が祀られている理由とは?

@nekotigurakoubou.gen
「南部神社」のある地域は山々に囲まれていて、風が弱く湿度が高いことから、養蚕(ようさん)に適した場所でした。そのため「栃尾紬(とちおつむぎ)」などの絹織物が有名で、高度成長期には“織物の産地”として発展してきました。

しかし次第に、蚕や絹織物をかじるネズミが出現するように…。そこで大活躍したのが、「猫
」だといわれています。猫のこのような“功績”が称えられ、「大切な蚕をかじるネズミよけの神様」として「狛猫」が祀られるようになったそうです。
養蚕が盛んな地域ならではの生活に根差した信仰といえますね。

全国的にも珍しい“狛猫のいる神社”に参拝するには?

@nekotigurakoubou.gen
「南部神社」を参拝するには、この長い階段を上る必要があります。そこでようやく、この地域を守る「狛猫」にお目にかかることができるのです。「狛猫」を祀っている神社は、全国的にもかなり珍しいといわれているので、気になる方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

栃尾観光協会「南部神社」公式サイト

猫であふれた 徳島県「お松大権現」とは?

@mew_kohaku
「お松大権現」は“猫神様”と呼ばれ、とにかく猫の像や招き猫で溢れかえっている、猫好きにはたまらない神社です。これらの猫の像は、神社側が祀っているものと、奉納されたものがあるといいます。ではなぜ、「お松大権現」にたくさんの猫が祀られるようになったのでしょうか。

“猫神様”の由来は「阿波の化け猫伝説」?

江戸時代、この地域の奉行による一方的な裁きによって、残酷にも命を落とした「お松」という女性がいました。そのお松の愛猫が妖怪変化となり、奉行の家を代々崇り続けて仇を討ったとの伝説が残されてるといいます。

このように、「お松大権現」は、有馬や鍋島と共に「日本三大怪猫伝」の1つとして名高い神社。現在もお松の墓所と、お松の愛猫を祀る猫塚があります。

「お松大権現」のご利益は?

@mika49is
「お松大権現」は、仇討ちを見事に果たした猫にあやかり、勝負事・願い事の神様といわれ、受験シーズンなどは合格祈願の参拝者でにぎわうそうです。こちらの写真は、参拝者から奉納された招き猫です。境内にはなんと約1万体の招き猫が奉納されているようですよ。

「お松大権現」公式サイト

今回は、“猫が祀られている”神社をご紹介しました。「猫が祀られている」と聞くと、行ってみたい気分になりますが、そこは神社です。参拝者としてのマナーやルールを守って参拝するようにしてくださいね。
参照/Instagram
文/HONTAKA

★Instagram、Twitterで「#いぬのきもち#ねこのきもち」でご投稿いただいた素敵な写真・動画を紹介しています。
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