Masaco Diary

小回りの効く日記帳!
ホームページから切り離したMasacoの日記メモです♪

わたしのおじいちゃん

2011年06月26日 | Radio
私の祖父は今年で50回忌を迎えます
明石市出身の陶芸家・小倉千尋です
今はその窯をおじが継いでいます
ということで、私が生まれるずっと前に
おじいちゃんは亡くなり、その生き様は
おばあちゃんからよく聞いていました

人に対しての思いやりや陶芸に対する一途の情熱は
残された作品が物語っているなぁって最近強く感じます・・・
50回忌にあわせて、その小倉千尋の展覧会が
明石市立文化博物館で7月3日まで行われています

私も先日帰ったときに、出かけました!
おじいちゃんの魂が作品の中で生き続けていました
勢いがあり静ではなく動なんです!
展示スペースの入り口に
おじいちゃんの写真と共に随筆文の一節が掲げられていました
私にとって、ずっと心に残る言葉があります

「今後ひたすら願うことは、心を込めて、
ただ淡々とした態度の中にも、
作品への激しい意欲を燃やして
人生後半の仕事を続けたい」

音楽の道にも通じる重み・・・
時代は変わっても、
人の道は変わらないなぁ
作品の波動を感じながら、
ゆっくりおじいちゃんと
対話できた時間でした

お近くのみなさん!
よかったらぜひのぞいてくださいね♪

「釉彩陶芸の美 小倉千尋展」
明石市立文化博物館 7月3日まで(月曜休館)

★陶芸のこと、詳しくわからないので
下記、神戸新聞等を引用します

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
釉薬を使った斬新な表現で昭和前半の陶芸界に
新風を吹き込んだ陶芸家小倉千尋1900~1962
その50回忌にあわせ、「釉彩陶芸の美 小倉千尋展」が
明石市立文化博物館 で開かれている
ほぼ10年ぶりの本格的な回顧展で約70点
代々やきものを生業とした魚住町中尾の西海家に生まれた
幼少より作陶を志し大正9年、20歳のときに
旧満州、満鉄窯業試験場に入社。
中国各地を遍歴し中国古陶芸を研究
帰国後は京都でも修行をつみ、
「陶工千尋」と号し作陶をはじめる
昭和5年千尋窯を築き以後、帝展入選
昭和17年には国から
芸術保存資格者(通称「丸芸」)の認定を受ける
昭和25年に、文陶社を創立し陶芸の普及に貢献
同年、兵庫県文化功労者表彰をうける
自ら研究を重ねながら明石焼きの特徴の一つである
釉薬を用いた作品を制作し釉薬の流れをたくみに計算した
図案的な効果を表現する方法が千尋焼の特徴
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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凄いね♪ (ヤッピ~)
2011-06-26 12:13:36
お疲れ様♪

おじいさんはすごい人だったんですね!
へぇ~♫ (マック)
2011-06-27 01:02:28
お疲れ様です~^^

すごい人がおじいさんなんですね!
会ったことはなくても、時間の壁を越えて
こうして同じ時間の中にいることができる
というのは、なんともすばらしいことですね。

思いが馳せるかんじですね^^
Unknown (m2)
2012-01-23 20:28:08
小倉千尋先生の製作過程を記録した16mmフィルム(昭和30年頃)があるのをご存知ですか?

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