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バンダイビジュアルとランティスが合併。映像+音楽+ライブのバンダイナムコアーツに

 バンダイナムコホールディングスは、BD/DVDなどの映像事業を行なうバンダイビジュアルと、音楽事業のランティスの合併を発表した。バンダイビジュアルを存続会社とし、4月1日付で合併。同日より社名を株式会社バンダイナムコアーツに変更する。

 バンダイビジュアルは、アニメを中心にBD/DVDで多くの作品を手掛けるなど映像事業を担当してきた。一方のランティスは、アニソンを中心に音楽事業を手掛けていた。両社を合併することで、映像、音楽、ライブイベントを一体となり展開を強化。「映像と音楽を融合した新しいエンターテインメントの創出や、映像と音楽がより連携したIP創出に取り組む」としている。また、ライブイベント事業も国内外で強化する。

 ネットワークエンターテインメントユニット(バンダイナムコエンターテインメント)は、家庭用ゲームタイトルのIPなどを活用し、eスポーツビジネスにも着手。ライブイベント事業強化のため、東京渋谷区に複合施設を建設し、バンダイナムコグループならではの場として活用する。

 バンダイナムコグループは2018年5月から、トイホビー、ネットワークエンターテインメント、リアルエンターテインメント、映像音楽プロデュース、IPクリエイションの5つのビジネスユニット体制に変更。バンダイナムコアーツは、この映像音楽プロデュースユニットの主幹会社となる。

2018年4月以降のバンダイナムコグループ ビジネスユニット構成