6月1日、スペースシャトル・ディスカバリーが打ち上げられます。国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」建設などが行われるんですが、その際になんと、ロッテのチューインガム「キシリトールネオ<ライムミント>ファミリーボトル」が積まれていくのだそうです。
え? 宇宙飛行士がメジャーリーガーよろしく、ガムを噛みながら仕事するということでしょうか? ロッテによれば、今回の「ロッテ キシリトールミッション」を通じて「地上でも宇宙でも大切な歯の健康」をPRしていくんだとか。将来的には、キシリトールガムで「宇宙生活での咀嚼力の維持」「歯磨きの代用」「カルシウム消失による歯を健康に保つ」などの研究開発に努めていくそうで。
このプロジェクトにあたっては、ロッテから宇宙航空研究開発機構(JAXA)にお金が支払われます。これはJAXAが公募した「きぼう」の有償利用テーマに、民間企業の商品第1号としてキシリトールガムが選定されたことによります。JAXAいわく、「きぼう」利用者に成果が帰属する枠組を構築して、「きぼう」の更なる利用を促進するというのが目的なんだとか。いくら払われるのかは非公開のようですが、うーん、気になります。
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