この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。
Windows VistaではHD DVDドライブを標準でサポートしている。現時点では書き込み可能なHD DVDドライブは単体販売されていないが、HD DVD-ROMドライブはすでに販売されていて、問題なく利用できる。
Vistaが標準でサポートしているおかげで、PCにHD DVDドライブを接続するだけで、ドライバーソフトのインストールなど必要なくHD DVDの読み込みができるようになる。
記録型HD DVDなら、片面1層で15GB、片面2層で30GBものデータを記録できる。とはいえ、今のところ記録型HD DVDドライブは(株)東芝のノートPCにしか搭載されていない。試しに、同社のHD DVDドライブ搭載ノート「Qosmio F40」の記録型HD DVDドライブで作成したHD DVD-Rを、別のVista搭載パソコンに接続したHD DVD-ROMドライブで読み込んでみたところ、問題なく認識できた。
市販のHD DVDビデオソフトも当然読み込み可能だが、再生には専用ソフトが必要になる(HDCP対応ディスプレーおよび対応グラフィックスカードも必要)。この点では、Windows XPでのDVD対応と似た状況(読み出しは標準対応、再生にはコーデックが必要)と言えよう。
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