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『VOGUE JAPAN』8月号に登場したSHINeeの誌面未公開写真とインタビューの続きをチェック!

今年3月に初の東京ドーム単独公演を成功させたSHINeeが、7月5日と6日には事務所最大級の音楽フェス「SMTOWN LIVE WORLD VI in JAPAN Special Edition」で再び東京ドームのステージに立つ。そんな彼らの『VOGUE JAPAN』8月号未公開の写真とインタビューの答えをここで紹介します。
成長と進化を続けるSHINeeの魅力。

<左から>ONEW、JONGHYUN、TAEMIN、MINHO、KEY

SHINeeはオンユ、ジョンヒョン、テミン、ミンホ、キーの5人組ダンス・ヴォーカル・グループ。韓国で2008年に東方神起と同じ事務所からデビューし、その圧倒的な歌唱力とダンス力で世界中のファンを魅了した。『VOGUE JAPAN』8月号に登場した際も、アジアはもちろん、欧米、中東、そして南米からも熱狂的なファンたちがSNSを通じて誌面やムービーを拡散。公開中のムービーを見た読者は知っているかもしれないが、こちらの写真の撮影中、メンバーたちは常に別々の動きをしながら、しゃべったり、笑ったりしていた。が、いざシャッターを切る瞬間になると、それぞれが一番かっこいいポーズを見せてくれる。そんな SHINeeは、「光を浴びて輝いている人」を意味するように、常にスポットライトが似合う5人だ。

個性と才能がそれぞれ違う5人。

日本では2011年に「Replay 〜君は僕のeverything〜」でシングルデビュー。日本オリジナル3rd アルバム『I'm Your Boy』はオリコン1位に。今年3月14日と15日にデビューの時から大きな目標としてかかげていた東京ドーム公演を成功させた。その感動は7月1日発売のLIVE DVD & Blu-ray 『SHINee WORLD 2014 〜I'm Your Boy〜Special Edition in TOKYO DOME』で再び味わうこともできる。実はSHINeeが初めて『VOGUE JAPAN』に登場したのは2011年の10月号だ。当時のインタビューでは、全国ツアー前とあって、日本各地の食べ物が楽しみだ、という話で盛り上がった。「イカ焼き」「水炊き」「櫃まぶし」とメンバーたちが連呼するなか、なぜか「お好み焼き」が飛行機の「エコノミー」席と響きが似ていることから、「エコのみ焼き」「ビジネスクラス焼き」と話がどんどん別の方向にそれて行ってしまった。しかし、今回は一人ずつじっくりと話を聞くことができたので、それぞれの性格や趣味の違いが、前よりは少しだけ、わかったような気がした。

「何事も楽しくやろう!」と真面目に語る、リーダーのオンユ。

ジャケット¥72,000、パンツ¥28,000/共にJOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)シャツ¥43,000/CARVEN(ブルーベル・ジャパン)

──大人になったと感じるときは?

うーん、大人になったというよりは、少しずつ大人になったような気がします。反対にファンのみなさまに成長した姿を見ていただきたいので、練習はもちろん、筋トレとか、もっとやらなければと思っています。ただ、強いて言えば、健康には昔よりも気をつけています。食べないものとかはないですが、お水をたくさん飲むようになったと思います。

──ファッションではまっているものは?

一時、帽子にハマっていましたが、最近はないですね。いつも居心地のいいものや着やすそうなものが好きです。

──SHINeeの魅力は個性の違う5人が集まって調和しているところだと言っていましたが、オンユさんが個性的だと思うところは?

声かな?あと、よく笑うことかな。笑うのが好きです。いつも笑っているわけではないですけど、状況によって(笑)。

──人で寂しいときは何をします?

寝ます。

──座右の名は?

何事も楽しくやろう!

──リーダーとして気をつけていることは?

みんなしっかりやっているので気をつけなくても大丈夫なのですが、ちょっと雰囲気がまとまらないと思ったときや、疲れているときに、ムードメーカーになれるようにしています。

「いろいろな人のスタイルを見るのが何よりも好き」と語るファッション好きなキー。

シャツ(参考商品)、パンツ¥65,000/共にTOGA(トーガ 原宿店)ハット¥29,000/SOULLAND(デューン)

──大人になったと感じるときは?

大人になったというか、デビュー当時に比べて、仕事をするときは内容をもっと理解してできるようになったかな。なので、昔よりは余裕が持てるようになりました。

──日本語もすごく上手になりましたね。

日本語も頑張っています!

──これからもっと成長したいと思うところは?

デビューの時からずっと成長してきたところはそのまま続けていたいし、東京ドームが終わったら、次のステージにも行きたいですし。あと、まだ日本国内で行ったことがないところには行ってみたいです。去年、ホールツアーをやってすごく楽しかったので、もう一度、やってみたいと思います。

──年齢を重ねて気をつけていることとかありますか?

健康ですね。(目の前にある容器の中にカットされたリンゴを食べながら)今、めっちゃリンゴ食べていますけど(笑)。

──そのリンゴ、わざわざ今日の撮影のために持ってきたのですか?

はい、そうです。スナックとして(笑)

──やっぱり食事は気をつけているのですか?

気をつけていますね。食事は最近、外で食べるのも我慢して、自分でなるべく自然なものを作っています。味もそのままを楽しんで、野菜や肉にもソースをかけないで。塩分をあまりとらないようにしたいので自分で作ります。

──例えばどんなものを?

僕は野菜が好きなので、サラダにビネガーと柚子胡椒を混ぜると美味しいんですよ。

──野菜中心ですか?

いえ、今日肉と魚を食べたら、明日はキノコと野菜だけで何かを作ったり。健康と太らないために(笑)。

──ファッション好きで有名ですが、最近ハマっているものは?

ヘアバンド。あと、スーツにスニーカーを履いたり。今日もスーツを着てナイキのヘアバドをしていました。

──一人で寂しいときは何をする?

何でもするタイプです。仕事が午後2時スタートだったら、その前にカフェに行ったり。早く終わったら、マッサージに行ったり、友達とコーヒーを飲んだり。体が必要と思うことをやります。

──座右の銘は?

いつも考えていることは「幸せになろう」ということ。あと、「今必要なことはその場で解決しよう」と。

──最後に、ファッションのインスピレーション源は何ですか?憧れのアイコンはいますか?

僕はいつも、誰かに憧れていては、レベルアップできないという気持ちがあるので、常にいろいろな人たちのスタイルをチェックするようにしています。それはモデルさんだったり、他のアーティストさんだったり、スタッフだったり。特にインスタグラムで#dailylookなどをチェックしながら勉強します。自分が今まで想像したことのないファッションを見せてくれる人が多いので、そういう方々のスタイルをチェックするのがインスピレーションになります。

「いつも謙虚でいよう」と自分に言い聞かせる俳優としても活躍するミンホ。

ジャケット¥95,000、パンツ¥58,000/共にCARVEN(ブルーベル・ジャパン)シャツ¥75,000/Neil Barrett(ニール・バレット・ジャパン)

──前回の取材から大人になったな、と思うポイントは?

いろいろな経験をさせていただいたので、その経験の違いは大きいです。特にステージの上では。

──これからもっと成長したいと思うところは?

すべての面でまだまだ未熟ですので、もっと学んで、吸収して、パフォーマンスをもっと完璧なものに近づけていたら、と思います。

──日々の生活で特に気をつけているところは?

体力管理と睡眠には気をつけています。昔は睡眠時間なんかチェックすることはなかったけど、最近は何時間寝たかが気になります(笑)。

──何時間取っています?

その都度違いますし、取れないときもあるのですが、5時間取れたらいいですね。

──ファッションでハマっているものはありますか?

ハマっているものはなく、僕はクラシックでシンプルな物が好きなので、ポイントになる靴下やシャツ、そして靴などに注目しています。

──一人で寂しいときは何をする?

運動をします。時間が遅いとジムに行きますが、早い時間だったらバスケやサッカーをします。

──座右の銘は?

いつも謙虚でいよう。

──俳優業と音楽業の両立で、何が一番難しいですか?

集中力を保つのが難しいです。表現をすることは同じであっても、俳優はキャラクターに入っていかないといけないので、歌手とは違う集中力が必要で。その集中力を撮影期間中ずっと保ち続けるのがまだとても難しいです。

「ずっと、音楽をやり続けたいです」。ソロデビューも経験したジョンヒョン。

ジャケット¥63,000、パンツ¥30,000、ネクタイ¥7,000/全てAMéLIE(リステア) シャツ(参考商品)/TOGA(トーガ 原宿店)

──大人っぽくなったと言われますけれど、自分で感じるところは?

「大人になった」とよく言われますが、自分ではあまり感じていない。24歳になったけど、大人になったと実感したことはないです。

──では大人になりたいと思ったことは?

それもないですね。大人になりたいとは全然考えていないです(笑)。

──でも、デビュー時に比べて日本語がすごく上手になりましたね。

ありがとうでござる! (笑)

──けっこう勉強したのですか?

アニメとか映画とかを観る。それぐらいです。あとは、日本にいる時はスタッフのみなさんと日本語で話します。この間、韓国で(映画の)『るろうに剣心』の第1作と第2作を観たので、主人公が「ござる」と言っていて、どんなイントネーションで言うんだろう?と思ったので(スタッフに)聞きました。

──ファッションで最近ハマっているものは?

最近はシューズ。僕は運動はあまりしないのですが、バスケットシューズはナイキのジョーダンが好きで、よく履いています。

──一人で寂しい時は何をします?

何もしません。(何もしないで)寂しい気持ちを感じます。

──座右の銘は?

理解よりも認めること。つまり、理解できないことでも、それを受け入れれば、気持ちは楽になる。

──これからチャレンジしたいことは?

僕は先のことを考えて大きな目標を立てるタイプではありません。それよりも、長い間ずっと、音楽をやり続けたいです。

──韓国でソロアルバムも出されていますが、ソロ活動で気づいたことは?

一人は寂しい。一人はもっと難しい、一人はもっと重い、気持ちも重い。

──メンバーのありがたみを感じた?

そういう気持ちはないですけど(笑)。とにかく一人ではちょっと難しいでござる!

「東方神起先輩の言葉がずっしりと響きました」と語る最年少のテミン。

ライダース¥190,000、シャツ¥33,000/共にTOGA(トーガ 原宿店)パンツ¥38,000/JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)ネックレス¥78,000/INDIAN JEWELRY 70S’(スーパー A マーケット

──大人っぽくなりましたね。(注:前回の取材のときはまだ高校生!)

そうですね、顔のラインとか、大人になったかも(笑)。でも、前より心配が増えました。昔は怖くなかったことが少しずつ怖くなったり。

──ステージの上で?

そうです。昔はただ単にあまり考えていなかったからかもしれないですけど(笑)。特に曲の振り付けや表情には気をつけるようにしています。SHINeeの魅力はやはりパフォーマンスなので。

──一人で寂しい時は何をしていますか?

寂しいとき?ずっとみんなと一緒だからそういう時はないです。けど、もしもそういう時があったら、僕は練習室に行って練習をして、悪いこととか、寂しいことを忘れてしまうと思う。

──座右の銘は?

人事を尽くして天命を待つ。

──これからチャレンジしたいことは?

SHINeeが今まで見せていないところを見せたいです。まだ決めていませんが、みなさんに新しいところを見せたいです。

──東方神起先輩の言葉があったから東京ドームまで頑張れたと話していましたが。(注:『VOGUE JAPAN』8月号掲載)

僕たちよりも先にその道を歩んできた先輩たちなので、その言葉には信頼感がありますし、ずっしりと響きました。

Photo: Cedric Diradourian Stylist: Keiko Hitotsuyama (SLITS), Yusuke Okai Hair & Makeup: Lim JungHo, Kim JuHee Digital: Ryo Shimura (VITA) Editor: Mihoko Iida