「ケンカじゃない」「教育上よくない」横審が横綱の張り手に苦言

[ 2012年11月26日 20:24 ]

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会の鶴田委員長が白鵬と日馬富士の両横綱が見せる張り手に苦言を呈した。「横綱が張らぬ日は無し、大相撲」と記された投書があったことを紹介。「横綱が張り手というのはよくない。勝てばいいというものではないし、けんかじゃないわけだから。自覚を持ってもらいたい」と述べた。

 白鵬は立ち合いで張ってけん制し、四つ身に持ち込む「張り差し」を多用。日馬富士も流れの中で張り手を繰り出す。闘志の表れとの見方もあるが「下の力士ならよくても、三役以上はどうか。子どもも見ている。教育上よくない」と強い口調で話した。

続きを表示

2012年11月26日のニュース