雄星 初回コケても8回11Kで11勝目「勢い加速させたい」

[ 2017年8月3日 21:58 ]

パ・リーグ   西武8―1楽天 ( 2017年8月3日    メットライフD )

<西・楽>12連勝ポーズを決める山川(左)と菊池
Photo By スポニチ

 これがエースの投球だ。西武の先発・菊池が8回を3安打1失点11奪三振の好投。チームを26年ぶりとなる12連勝に導いた。

 初回、先頭の茂木の一ゴロでベースカバーに入った際に右足をひねって転倒するアクシデントも、わずか5球で3者凡退。その裏、味方に3点の援護をもらうと、「初回に3点取ってもらえたので、のびのび投げることが出来ました」と投球はさらに冴えた。

 5回先頭のウィーラーの6球目には自己の持つ日本人左腕最速を1キロ更新する158キロをマークし「気持ち良かったです」。速球だけでなく、カーブ、スライダーの制球もよく、6回に細川にソロを浴びて1点を失ったものの、四球は8回に代打・アマダーに与えた1つだけ。辻監督も「頼もしいピッチングでした」と絶賛する安定した投球だった。

 自身4連勝でリーグトップの11勝目。チームは12連勝で上位2強を射程にとらた。「(連勝は)チーム一丸となって戦えている証拠。この勢いを加速させていきたい」と4日の首位ソフトバンク戦に視線を向けた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年8月3日のニュース