Kスタ宮城の復旧工事開始 完了まで約5週間

[ 2011年3月22日 11:47 ]

復旧工事が始まったKスタ宮城

 プロ野球楽天は22日、東日本大震災で損傷した仙台市にある本拠地、日本製紙クリネックススタジアムの復旧工事を開始した。6機ある照明灯には作業員が足場を造り始め、球団職員も約50人が出勤して球団事務所の整理にあたった。

 損傷部分は全部で47あり、そのうち照明灯など七つの被害が大きいことが判明した。グラウンドレベルでは一部にへこみが見られる程度だが、工事完了まで約5週間の見込み。工事中に新たな損傷が見つかれば、終了時期がずれ込む可能性があるという。

 楽天の島田亨球団オーナーは21日のパ・リーグ臨時オーナー会議に出席した際に、4月29日からの本拠地開催を目指す目標を掲げた。

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2011年3月22日のニュース