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浄水場で太陽光発電/温暖化防止策で東京都

2005/04/01 06:07

 東京都の朝霞浄水場に設置された太陽電池パネル=埼玉県朝霞市
 東京都の朝霞浄水場に設置された太陽電池パネル=埼玉県朝霞市

 東京都水道局は1日、浄水場3カ所で太陽光発電を始めた。うち朝霞浄水場(埼玉県朝霞市)の発電規模は国内最大の1200キロワット。石油などを利用した電力供給を減らして二酸化炭素(CO2)の発生を抑え、地球温暖化防止に役立てるのが狙いだ。

 都水道局によると、処理した水をろ過する「ろ過池」のふたに、太陽電池パネルを設置した。朝霞浄水場は、縦120センチ、横99センチのパネルが6902枚で、設備費は約17億2900万円に上る。

 3カ所の年間発電量は156万キロワット時。浄水場では使用量の一部にすぎないが、一般家庭では440世帯分に相当する。電力会社がこの分、石油や石炭などの化石燃料を使って発電しなければ、CO2を年約750トン削減できるという。

 浄水場での太陽光発電について、都水道局は既に1カ所で実施。2006年度末までには、さらに4カ所で設備を整える予定だ。

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