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いいだもも氏死去/作家、評論家

2011/04/02 12:35

 死去した、いいだもも氏(作家、評論家)
 死去した、いいだもも氏(作家、評論家)

 新左翼の立場から評論、文学、政治活動を展開した作家、評論家のいいだもも(本名飯田桃=いいだ・もも)氏が3月31日午後3時37分、老衰のため神奈川県藤沢市の介護施設で死去した。85歳。東京都出身。自宅は藤沢市片瀬2の7の5。葬儀・告別式は近親者で行い、後日お別れの会を行う。喪主は妻玲子(れいこ)さん。

 学生時代から文筆活動を始め、戦後、茨城県で共産党の地域活動に参加したが、党を離れた。その後、ベトナム反戦運動などの新左翼運動と言論活動に精力的に取り組んだ。市民運動とも積極的に関わり、1979年に創刊した雑誌「季刊クライシス」を中心に、政治、経済から文化、文学まで幅広く論じた。

 著書に、小説「アメリカの英雄」「斥候よ、夜はなお長きや」、評論「エコロジーとマルクス主義」「コミンテルン再考」など。

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