WBC1次リーグA組(イスラエル2-1韓国=延長十回、6日、韓国・ソウル)韓国が開幕戦で黒星を喫した。1-1の延長十回、元ヤクルトの右腕・林昌勇(イム・チャンヨン)を登板させたが、二死一、三塁からS・バーチャムに二塁適時内野安打を浴び、1点を勝ち越された。
その裏の攻撃では二死を迎え、最後は李大浩(イ・デホ)が三振。イスラエルナインはマウンド付近で喜びを爆発された。
ホームで厳しい戦いを強いられた韓国。先発左腕のチャン・ウォンジュンが二回に乱調。8番打者のT・クリーガーに押し出し四球を与え、1点を先制された。
打線は五回に2番のソ・ゴンチャンが同点打。六回も一死一、二塁の好機を作ったが、勝ち越せなかった。
韓国は八回に二死満塁のピンチを迎えたが、リリーフした呉昇桓(オ・スンファン、現カージナルス)が、S・バーチャムを外角低めのストレートで見逃し三振で抑えるなど踏ん張ったが、よもやの黒星発進となった。