民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表は26日、国会内で新党結成に関する確認事項に署名後、共同記者会見に臨んだ。岡田氏は「政治の流れを変える歴史的な日にしたい」と抱負を語った。野合との批判には「野合でなんで悪い」と開き直った。松野氏は「政権交代に向けて第一歩を踏み込むことができた」と述べ、さらなる野党勢力の結集に意欲を示した。会見の詳報は次の通り。
◇
岡田氏「本日を日本の政治の流れを変える歴史的な日にしたい。安倍(晋三)政権の今の政治について疑問や不安を持っている人はたくさんいる。その受け皿にこの新党はなる。民主党も政権時代に残念ながら分裂をしたり、あるいは『第三極』も離合集散を繰り返すなど国民の期待に応えられなかった。今回の新党が最後だと、必ずここで政権交代の政治の受け皿になるという強い決意のもとでこの新党を決めたところだ。25年の政治生活の集大成として、この新党でもう一度参院選を勝ち抜き、政権交代にチャレンジしていきたい」