お笑いコンビ・タカアンドトシがMCを務めたテレビ朝日系バラエティー『もしものシミュレーションバラエティー　お試しかっ！』（2008年4月〜15年1月放送）で、番組の代名詞ともなった名物企画「帰れま10」が、1年4ヶ月ぶりに復活。『帰ってきた帰れま10　つるとんたん編』が4月6日（後11：15〜深0：15※一部地域を除く）に放送されることが明らかになった。

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　居酒屋、ファミレス、カラオケ、スーパーの惣菜など、全メニューの中から人気の上位10品を予想しながら注文し完食する、「食」と「推理」と芸人たちの「爆笑トーク」がまとめて楽しめるコーナーとして人気を博した「帰れま10」。最高視聴率20.1％の記録（12年1月9日放送、ビデオリサーチ調べ、関東地区）を誇る伝説の企画だ。

　ノーミスで10品すべてを当てることができれば賞金100万円を獲得できるが、途中で外せば賞金は没収となり、その後はなんのご褒美もないまますべて当てるまで帰れないという、まさに過酷を極めた芸人泣かせの企画として恐れられていた。

　今回、復活の舞台を仕切るのは、もちろんタカアンドトシ。そして、永野、とにかく明るい安村、トレンディエンジェル、小宮浩信（三四郎）、ゆいP（おかずクラブ）、横澤夏子ら、メンバー全員が初参戦というフレッシュな顔ぶれで臨む。

　今回の参戦メンバーは、「帰れま10」をテレビでしか見たことのない世代。最多品数42品、最長収録11時間15分（いずれも09年11月23日放送の『ビッグエコー』）のワースト記録を聞いても、「本当はヒントとかカンペが出てるんでしょ？」となめてかかる。

　安村は「テレビで見てましたけど簡単そうだったんで、目標は1時間。終電までに終わらせます」と言えば、小宮は「早く終わって尺が足りなかったら、相方呼んでネタ見せしますよ」と、コンビの売り込みに利用しようとするなど、余裕しゃくしゃく。ゆいPは「みんな仲のいいメンバー。こうやってそろうことはめったにないので食事会のつもりで楽しみます！」と笑顔。

　そんな中、斎藤司（トレンディエンジェル）は、「『帰れま10』にオリエンタルラジオとか同期芸人が出ているのを見て、なんで俺たちには声がかからないんだと思っていたので、今回、念願がかないました」と感無量な様子。ただし、「もう歳なんであんまり食べられない。いかにほかの人に食べさせるかを考えたい」と続けると、相方のたかしが「僕食べます！」と無邪気に応じ、絶妙なコンビワークを見せていた。

　復活の舞台は芸能人御用達の人気うどん店『つるとんたん』。トシによるタイトルコール「帰ってきた帰れま10〜！」でスタートし、トップバッターには“正解率ナンバーワン男”の異名をもつタカが名乗り出る。「地獄の企画ということを、お前ら分かってない！」と、帰れま10の本当の恐さを知らない後輩芸人たちを引き締めつつも、幸先いいスタートを切りたいタカが最初に選ぶ一品とは？

　はたして、旬芸人のパワーでまさかの一発パーフェクトとなるのか？　それとも、タカトシが再三味わってきた地獄を見ることになるのか？