【総合小売業】セブン-イレブン、イトーヨーカ堂など傘下に持つ。
ファミリーマートは8日、チケット販売大手のぴあと「ファミリーマート」ブランドのコンビニエンスストアにぴあのチケット販売サービス「チケットぴあ」を導入することで合意したと発表した。サービスの開始時期や内容は今後詰める。
ファミマは過去にも、ぴあと1998年から提携。2009年に競合するセブン&アイ・ホールディングスがぴあと資本業務提携したため、10年に提携を解消していた。セブン&アイはぴあに約2割出資し、持ち分法適用会社としている。ファミマとぴあの復縁後も、コンビニ「セブンイレブン」ではチケットぴあの提供を続けていく。
9月に発足したユニー・ファミリーマートホールディングス傘下でファミマはコンビニ事業会社となった。統合した旧サークルKサンクスのブランド「サークルK」「サンクス」の約6000店ではチケットぴあを導入している。今後、旧ファミリーマートの約1万2000店にもぴあのサービスを導入する。
現在、「ファミリーマート」はイープラス(東京・渋谷)などのチケット販売サービスを提供している。チケットぴあの導入後もこれらのサービスは続ける見通しだ。
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