なでしこリーグ、来季から3部制に移行
日本女子サッカーリーグは17日、来季からなでしこリーグを1部10チーム、2部10チームに再編成し、東西各6チームに分かれた下部のチャレンジリーグと合わせた3部制に移行するリーグ改革を発表した。日本の女子サッカーの発展に向け、ことしから3年間で各クラブの運営力や選手のプレー環境の向上を図る構想の一環。
2部は1部入りを目指すチームだけで構成し、強化を目的にこれまでリーグに参加していた大学や高校などはチャレンジリーグに回る見通し。昇降格や入れ替えの詳細は後日発表する。
各リーグの参加条件をまとめたガイドラインは来季から施行。1部のチームには普及を含めてサッカー活動に専念できる選手が3人以上いることを義務づけ、試合や練習時のけがの治療費をチームが負担し、15歳以下のアカデミーチームを保有することなどを項目に設けている。〔共同〕