NATO次期事務総長、対ロ交渉の経験に期待
ウクライナ問題で再び注目を浴びつつある北大西洋条約機構(NATO)は28日、次期事務総長にノルウェーのイェンス・ストルテンベルグ前首相(55)を任命した。就任は10月。最重要課題はクリミア半島を編入し、欧州の安全保障上の脅威となっているロシアへの対応だ。
ストルテンベルグ氏は首相時代の2010年4月、ロシアとの最大の懸案だった北極圏のバレンツ海の境界線画定で合意。資源開発技術に関心を示すロシアの...
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