京成電鉄、次期社長に三枝副社長 花田社長は会長に
京成電鉄は28日、三枝紀生副社長(62)が社長に昇格する人事を固めた。花田力社長(67)は代表権のある会長に就任する。6月下旬の株主総会後の取締役会で正式に就任する。一大事業だった東京都内と成田国際空港を結ぶ成田新高速鉄道(成田スカイアクセス)が昨年7月に開業、経営が一定の軌道に乗りトップ交代の好機と判断した。
三枝副社長は人事部を経て鉄道事業をまとめる鉄道本部長などを務め、成田スカイアクセスの開業にも携わった。
三枝 紀生氏(さいぐさ・のりお)71年(昭46年)中大経卒、京成電鉄入社。04年取締役。10年副社長。
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