ハイチで大統領選投票 27人が立候補
【メキシコシティ=丸山修一】カリブ海のハイチで20日、ハリケーン「マシュー」の影響で延期されていた大統領選挙の投票が実施された。27人が立候補した。直前の世論調査では、2015年10月にいったん投票が行われた際に1位だった実業家のジョブネル・モイーズ候補が50%以上の支持を集めており、決選投票を待たずに当選を決める可能性もある。
暫定結果は12月1日にも発表される予定だ。いずれの候補も有効投票数の過半を確保できない場合は、1月に決選投票を実施する。
大統領選は昨年10月に投票が実施されたが、選挙の無効を訴えるデモや暴動が相次ぎ、地元の選挙管理当局は不正を理由に結果を取り消した。今年10月9日に再投票を予定していたものの、ハリケーンの影響で延期された。