ワンダーコーポ、子会社の新星堂を吸収合併 コスト削減狙う
ゲームや音楽ソフト販売のワンダーコーポレーションは3日、子会社の新星堂を2016年2月23日付で吸収合併すると発表した。重複する業務の統合などでコストを削減し、インターネットによる音楽配信の普及で苦戦が続く新星堂を立て直す。合併後も新星堂の店舗名は変えない。
3日に合併契約を締結した。ワンダーコーポを存続会社として吸収合併する。新星堂株1株に対しワンダーコーポ株0.15株を割り当てる。ジャスダック上場の新星堂は来年2月18日で上場廃止になる予定だ。
両社は12年に資本・業務提携を発表し、現在はワンダーコーポが新星堂に51%を出資している。新星堂は11月末時点で、音楽・映像ソフトなどを扱う127店舗を展開するが、音楽のネット配信の普及などで苦戦が続いている。