30年以上も大相撲を支援し続けていた救心製薬が、名古屋場所の広告を中止することが6月30日、分かった。同社広告部の担当者が明かしたもので、呼び出しの着物広告をはじめ、一切の広告を見合わせるという。担当者は「広告中止は初めて。9月の秋場所で再開するかどうかは、推移を見守って検討したい」と説明した。また、富士ゼロックスはこの日、名古屋場所の懸賞金を中止すると発表。「社会的な影響の大きさを考慮した」(広報担当者)。複合機のイメージキャラクターに白鵬を起用したのをきっかけに、今年の初場所から1場所あたり9本(計54万円)の懸賞金を出していた。