A.B.C-Zの橋本良亮(22)河合郁人(28)が、男性同士の情熱的なキスを披露した。

 12日、東京・マンダリンオリエンタルで行われた舞台「コインロッカー・ベイビーズ」(6月4~19日、東京・赤坂ACTシアターなど)の制作発表会に出席した。

 同作にダブル主演し、幼児のころコインロッカーに捨てられ、生き残った2人を演じる。

 初のキスシーンに挑戦する河合は、「不安です。これまで、ワハハ本舗の梅垣さんとラップ越しにしたぐらいなので。めちゃくちゃ緊張しています」。相手役の昆夏美(24)の隣に座って会見に臨み、「なんで隣にしたのかなって感じです。目を合わせられない」とどきまぎしていた。

 すると、先月サッカー日本代表MF柏木陽介(28)と結婚した司会のTBS佐藤渚アナウンサー(28)から、「キスシーンの予行演習をしてみてはいかがでしょうか」と提案された。河合は「え、マジで? え?」と混乱。キャストやスタッフで話し合った結果、結局、同性愛者を演じる橋本とキスすることになった。河合は「うわ~マジでか。これ、完全ハメられたわ」と納得がいかない様子だったが、キスをする前にリップクリームを塗り、覚悟を決めた。橋本の首を抱え、5秒間キスをした。

 キスの後、河合は「吹っ切れました」とすがすがしい表情。「橋本の唇って、柔らかいんですね。ぷるん、としてました。食べ物に例えると? ナマコですかね」と満足げだった。一方の橋本は「Sexy Zoneとかだったら分かるんですけど、(A.B.C-Zの)メンバーとやるのは…」と戸惑っていたが、河合の唇の感触を聞かれ「大人の唇でした」と笑った。

 河合は、「これ、絶対に新聞にでっかく載せてくださいよ!」とアピール。「今日吹っ切れたので、本番のキスシーンはもっと強くいっちゃうかもしれません。よろしくお願いします」と話した。

 共演のシルビア・グラブ、脚本・演出を手掛ける木村信司氏も出席した。