エッジィな男ムッシュかまやつ

サエキけんぞう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845631346
ISBN 10 : 4845631342
フォーマット
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
277p;19

内容詳細

目次 : ■第1章: 生涯いちバンドマンのライフ・イズ・グルーヴ / カントリーからヘヴィ・ファンクまで、その音楽変遷史 / 見過ごされてきた超カッコいい音源 / 「フリフリ」〜カオシーな日本ロックの曙 / ■第2章: ザ・スパイダースのメイン・ソングライター / 「夕陽が泣いている」〜数奇な運命をたどるキー曲 / 「真珠の涙」〜ムッシュとスパイダース進化形 / リアルタイムのスウィンギン・ロンドン / ザ・スパイダースの隠れ名曲ガイド / Column: ザ・スパイダースの外タレ前座時代 / ザ・スパイダースの国際戦略 / ザ・スパイダース幻のラスト・レコーディング曲 / ■第3章: 爆発前夜 / カントリー&ウェスタンの洗礼 / レコード・デビューはしたけれど・・・かまやつヒロシ氷河期 / 短命に終わった幻のバンド、ザ・サンダーバード / グリニッジ・ヴィレッジでビートニクと遭遇 / 亀渕友香に聞く初期ムッシュの実像 / ■第4章: 運命を切り開く人の輪 / 華麗なる音楽DNA・釜萢家と森山家 / 老舗レストラン、キャンティが結んだ縁 / ZUZU(安井かずみ)との69/70 / Column: 自ら選んだレイジー・ライフ / ■第5章: 70年代、充足のミュージック・ライフ / はっぴいえんど、そしてユーミン / ウォッカ・コリンズの軌跡 / 武部聡志、石井ジローに聞く「ロックな」70年代 / 持ち前の反骨精神を見せた「いま、ボブ・ディランは何を考えているか?」 / Column: 和メロはカタキだったのか? / 新しき才能との出会い / ■第6章: いつまでもどこまでも / 1990年代、渋谷系&世界規模の再評価 / 25年の時を経て結実した雷門プロジェクト / 主治医に聞く穏やかな最期の日々 / 「B級ミュージシャンとして生きる」美学を貫き通したその処世術 / Column: 乱入はいつもの合言葉? / Interview: ムッシュかまやつ古希に語る半世紀 / *職業作曲家としてのムッシュ(提供曲リスト) / *ディスコグラフィー

【著者紹介】
サエキけんぞう : アーティスト・作詞家。1980年ハルメンズ『近代体操』でデビュー、86年パール兄弟『未来はパール』で再デビュー、2003年『スシ頭の男』でフランス・デビュー。作詞家として、沢田研二、モーニング娘。、サディスティック・ミカ・バンド、他多数に提供。12年著書『ロックとメディア社会』(新泉社)でミュージックペンクラブ賞受賞

中村俊夫 : 1954年生まれ。音楽企画制作者/音楽著述家。駒澤大学経営学部卒業後、音楽雑誌編集者、レコード・ディレクターを経て、90年代からGS、日本ロック、昭和歌謡等のCD復刻制作監修を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 阿部義彦 さん

    誰からも愛された生涯B級ミュージシャン、ムッシュの多面的な魅力がたっぷりと詰まってます。亀渕友香語録→ムッシュは孤高の人。軽いノリで敵を絶対に作らず、誰とでもニコニコ仲良くするんだけど、実は人と群れないんです。媚びず、迎合せず、確固とした自分を持っている。そのマナーは一生変わらなかった。本当に尊敬すべきミュージシャンです。 大滝詠一語録→大滝詠一にサエキけんぞうが電話で聞いた。「はっぴいえんどの日本の先輩は誰か?」しばらく考えた大瀧は「スパイダースかな?」と答えた。ムッシュには怖い後輩もいたものだ。

  • みやざき しんいち(死ぬまでにあと1,000冊は読みたいんだ) さん

    (45/1000) かまやつが亡くなって半年後で出されたレクイエム本。だけど、かまやつ3代の音楽自伝になっている。かまやつはメジャーに居続けることより、自分の音楽世界を大事にすることを優先した。それが彼の魅力であり、彼の生き様となっていた。あれは亡くなる3ヶ月ほど前だろうか。地元葛飾のシンフォニーヒルズに泉谷しげるとともにコンサートが予定されていたが突然中止となりそのまま帰らぬ人となった。読み返したい一冊。

  • 犬養三千代 さん

    エッジィとは言いえて妙。 16歳からバンド活動をしていて、長く永く活躍した。三人ひろしやスパイダースはあまり知らないが飄々とした中に尖った才能をもっていたとは驚きです。著者のムッシュラブが微笑ましい。巻末で沢山の人に楽曲を提供していたのも初めて知りました。ユーチューブで探して見ようっと!

  • MICK KICHI さん

    日本で根付かなかった黎明期のROCK、思想からファッションまで唯一体現したのがムッシュなんですね。 迎合しないダンディズムを貫いた生き方。リスペクトされる意味が解ります。 他に思い浮かぶのは加藤和彦さんでしょうか。

  • Roko さん

    わたしは「スパイダースのかまやつひろし」からしか知らないのですが、それより前をご存知の方は意外と少ないんじゃないかなぁ?それにしても、ムッシュっていつも今の音楽の端っこに必ずいたんだよなぁって思います。流行の最先端に近いところにはいるけど、決して先頭じゃないところ、いい位置につけていたという気がします。最後までムッシュというイメージを崩さずにいたのが素敵だったなぁと思います。こういう人のことをカッコいい人っていうんですよね!

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