コンビニでビール3本を購入、その場で飲んで運転

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10日夕方、埼玉県春日部市内の市道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。これを避けようとした対向車が壁面への接触事故を起こした。逸脱側のクルマは逃走、接触側のクルマがこれを追跡した。警察は後に21歳の男を飲酒運転容疑で逮捕している。

埼玉県警・春日部署によると、事故が起きたのは10日の午後6時20分ごろ。春日部市西金野井付近の市道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走していた乗用車は衝突を避けようと急ハンドルを切り、勢いで壁面に接触した。

逸脱側のクルマは一旦停止したが、現場から逃走。接触した対向車の運転者はこれを約2kmに渡って追跡。最終的には行き止まりとなっている道まで追い詰め、警察に通報した。

クルマを運転していた21歳の男は酒に酔った状態。駆けつけた同署員がアルコール検知を実施した結果、呼気1リットルあたり0.6ミリグラムのアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「暑かったのでコンビニエンスストアで缶ビール3本を購入し、その場で飲んでからクルマを運転した」、「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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