タタ・サンズとシンガポール航空の子会社であるVistara航空が、設立わずが2か月にして、インドの航空会社の海外運航のルール変更に合わせて海外ネットワーク拡大に意欲を見せているとエコノミックタイムスが伝えた。
『Plan B』と呼ばれるこの計画では、国内の航空会社が国際線を就航するにあたって設立から5年以上であることと、20機以上の旅客機を保有していることという条件を政府が廃止次第、アメリカ合衆国とヨーロッパ各国への就航開始を狙っている。
同社のGiam Ming Toh氏はTOIに対し、「インドからの海外路線の70%は欧米行きである。アメリカの中でも特にニューヨークやワシントンは興味深い都市であり、またヨーロッパの多くの都市も同様である」と語った。
また欧米路線に利用する大型機運航の編成には飛行許可が下りてから12か月~18か月かかるとしている。