乾電池で飛ぶ飛行機の世界記録を目指したパナソニックエボルタチャレンジは、2016年11月6日6時40分に滋賀県彦根市を離陸した。

しかし、目標の10kmには到達せず、飛行距離3,531mで着水。ギネスブック認定はならなかった。パイロットの鷹栖啓将さんに怪我はなかった。

着水したエボルタチャレンジ機。撮影船は飛行記録達成の瞬間を見るために10km沖で待機していたが、残念ながら着水地点に戻って機体を見届けることとなった。(写真: 角谷杏季氏)

途中着水の理由は、主翼の変形による失速と説明されたが、その原因が機体側にあるのか、強風などの環境によるものかは現時点では不明。

機体の製作からフライトまでを担当した東海大学人力飛行機チームのリーダー、東海林聡史さんとパナソニックの代表者は「今回のチャレンジはこれで終了するものの、乾電池による飛行記録達成の夢は終わらせず、何らかの形で再チャレンジしたい」と語った。

またギネス公式認定員として立ち会った小池真理子さんは「素晴らしいチャレンジを見せて頂いた。諦めずに再チャレンジしてほしい」と語った。

パナソニックでは今後の予定を明らかにしていないが、来年以降のエボルタチャレンジとして、時期や場所を変更して企画する可能性もありそうだ。

離陸の模様や機体の詳しいレポートは、後日掲載する。

滋賀県彦根市の彦根港から琵琶湖へと離陸するエボルタチャレンジ機

着水後、仲間に支えられるパイロットの鷹栖さん。機体の製作とパイロットは東海大学人力飛行チームが担当した。