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建設再開めど立たず
7月に再燃した南スーダンの戦闘によって国際協力機構(JICA)のインフラ支援が中断した。南スーダン政府は物流と発展を支える「生命線」である架橋の建設再開を求めているが、国外に退避したJICA関係者が戻れず、支援再開のめどは立っていない。12月中旬、首都ジュバにあるナイル川架橋の建設現場を訪れると、警備員3人が所在なげに座っていた。周囲はフェンスで閉ざされていたが、日本企業のロゴ入りの重機や資材が屋外に放置されていた。【ジュバで小泉大士】
工事関係者によると、日本側の専門家と連絡を取り、重機のメンテナンスなどをしている。「中断から5カ月。日本人スタッフはいつ戻ってくるのか」と不安げな表情をみせた。2018年6月に完工予定だったが、ずれこむ可能性が高いという。
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