米国がワイン消費量トップに、フランスを追い抜く

米国がワイン消費量トップに、フランスを追い抜く
 5月13日、葡萄・ワイン国際機構は2013年のワイン消費量に関する統計を発表し、国別では米国がフランスを抑えて1位となった。写真はミュンヘンで昨年3月撮影(2014年 ロイター/Michaela Rehle)
[パリ 13日 ロイター] - 葡萄・ワイン国際機構(OIV)は13日、2013年のワイン消費量に関する統計を発表し、国別では米国がフランスを抑えて1位となった。米国がトップに立つのは初めて。
13年の米国のワイン消費量は、前年比0.5%増の2910万ヘクトリットル。一方、フランスは同約7%減の2810万ヘクトリットルだった。
ただ、2011年からのデータによると、1人当たりのワイン消費量については、フランス人が週に1.2本消費しており、これは米国人の約6倍だという。
OIVのジャンマリ・オラン事務局長は、「フランスやイタリア、スペインなどでは、かつてワインが大量に飲まれていたが、飲酒習慣が変化している」と指摘。「一方、米国の消費量は増加傾向にあり、消費人口も多い」と述べた。

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